台湾における西洋クラシック音楽への歴史人類学的アプローチ

台湾西方古典音乐的历史人类学方法

基本信息

批准号：
20K20734
负责人：
木名瀬高嗣
金额：
$ 1.16万
依托单位：
Tokyo University of Science
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Challenging Research (Exploratory)
财政年份：
2020
资助国家：
日本
起止时间：
2020-07-30 至 2024-03-31
项目状态：
已结题

项目摘要

本研究は、近・現代台湾における（広義の）西洋クラシック音楽の受容と社会構造、そしてそれらと人々のアイデンティティとの関係について、とくに２つのテーマ（①台湾社会における「多様性」と「表演芸術」、②〈芸術〉と〈大衆文化〉との接触領域）を焦点として文化人類学と歴史研究の両面からアプローチすることを目的に掲げている。これまで新型コロナウイルス感染症の拡大防止措置にともなう地域間移動の制限が研究遂行を阻んできたが、2022年度にはようやく現地調査を行うことができた。台湾入境時にビザ取得と隔離措置が必須であった９月には、国家交響楽団の招聘により同楽団の活動を取材し『音楽の友』誌に執筆、さらにこの滞在を利用して現地の研究協力者とともに現地調査（台湾吹奏楽史に関するフィールドワークと資料調査［彰化縣・台中市］、親愛愛楽音楽芸術実験学校と親愛国民小学の訪問・聞き取り［南投市、南投縣］）を行った。その後10月から入境制限が段階的に緩和され、12月には日台両地域の国立劇場間における本格的な協働によって実現した《魔笛》公演（台中国家歌劇院）について、さらにこの滞在を利用して嘉義市国際管楽節について調査を行った（前者については同劇場の招聘を受けて取材、『モーストリー・クラシック』誌に執筆）。また３月には「クラシック音楽と台湾社会」と題し、中央大学人文科学研究所公開研究会で口頭発表した。このほか、本研究の射程を広域的な比較研究へと拡張するための研究活動の一環として、本研究テーマに関連した日本国内における現地調査も実施し、とくに５月小千谷闘牛場で行われた《カルメン》公演については『音楽の友』誌上で報告した。また沖縄では、南大東島出身のオペラ演出家・粟国安彦の活動と沖縄でのオペラ上演史を回顧するシンポジウム（一般社団法人沖縄オペラアカデミー主催）にコーディネーターとして参画し、研究成果の一部を発表した。

本研究聚焦西方古典音乐（广义）在现当代台湾的接受与社会结构，以及它们与人们身份的关系，特别关注两个主题：（1）“多样性”与“表演艺术” ”，②“艺术”与“大众文化”的接触领域）是本研究的重点，旨在从文化人类学和历史研究两方面进行探讨。到目前为止，由于防止新型冠状病毒感染传播的措施，研究一直受到地区间流动限制的阻碍，但在 2022 年，他们终于能够进行现场研究。 9月份，在入境台湾需要办理签证和检疫措施时，我受国家交响乐团的邀请，到《音乐之友》杂志上报道其活动并撰文，也用过这次留下来在该国进行研究。我们还进行了田野调查（台湾管乐器历史的田野调查和文献研究[台中市彰化县]，并在中华爱乐音乐艺术实验学校和中华爱国民小学[南投市南投市]进行参观和采访）县]）。此后，从10月开始逐渐放宽入境限制，12月我们进一步了解了日本与台湾国立剧场全面合作的《魔笛》（台中国家歌剧院）的演出。（对于前者，我受剧院邀请进行研究，并在《Mostly Classic》杂志上撰文。） 3月，在中央大学人文研究院公共研究小组发表题为“古典音乐与台湾社会”的口头报告。此外，作为将研究范围扩大到广域比较研究的研究活动的一部分，我们还在日本进行了与该研究主题相关的实地调查“卡门”的表现在《》中进行了报道。《音乐之友》杂志。另外，在冲绳，我作为协调员参加了一个研讨会（由冲绳歌剧学院主办），该研讨会回顾了南大东岛歌剧导演阿国康彦的活动和冲绳歌剧表演的历史，并提出了我的一些看法研究成果。