ゾミア的空間の地球史にむけたプレリサーチ：非人間中心主義的転回への人類学的応答

佐米亚空间地球历史预研究：人类学对非人类中心主义转向的回应

基本信息

批准号：
20K20728
负责人：
内藤直樹
金额：
$ 4.08万
依托单位：
The University of Tokushima
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Challenging Research (Exploratory)
财政年份：
2020
资助国家：
日本
起止时间：
2020-07-30 至 2024-03-31
项目状态：
已结题

项目摘要

本研究の目的は、地球上のさまざまな地域における領域国家への包摂／排除に関わる動きを、多様な人間と非人間による意図的・非意図的な相互作用よる「世界制作プロジェクト」の一種として捉え、そのダイナミクスを比較考察すること（「ゾミア的空間の地球史」）にむけた視点と方法論を構築することにある。そのためのプレリサーチとして、近現代の東南アジア（タイ・山地、マレーシア・島嶼部）と東アジア（日本・山地）を対象に、人間と非人間による非意図的な相互作用の結果をある種の公共空間（ゾミア的空間）の創発として捉えなおす民族誌／史的な共同調査研究をおこなう。研究成果の公開にむけた研究活動をおこなった。まず、科研メンバーと建築学・造園学・土木学・地球科学（地質学）の研究者らで、日本文化人類学会第56回研究大会分科会D「ゾミアの地球環境学：四国山地の地質・生態・歴史」を実施した。この分科会での発表内容をもとにした原著論文を、『文化人類学』に投稿中である。さらに、四国山地の地質・発酵茶・森林・遺産保全に関連する研究者による『ゾミアの地球環境学：四国山地の地質・生態・歴史』を準備している。

这项研究的目的是通过不同人类和非人类之间有意和无意的互动，考察与世界各地领土国家的包容/排斥有关的运动，作为一种“世界生产项目”。理解和比较研究其动态的视角和方法（“佐米安空间的地球历史”）。作为为此目的的预研究，我们将重点放在现代东南亚（泰国，山脉，马来西亚，岛屿）和东亚（日本，山脉），我们将进行联合民族志/历史研究，重新考虑太空的出现（Zomia-）。像空间）。开展旨在发表研究成果的研究活动。首先，化研会员以及来自建筑学、景观学、土木工程和地球科学（地质学）的研究人员举办了第56届日本学会研究会议D小组委员会题为“Zomia的全球环境研究：四国山脉的地质学”的研讨会开展了“生态与历史”的文化人类学研究。基于该小组委员会演讲的原始论文目前正在提交给文化人类学。此外，与四国山地的地质、发酵茶、森林和遗产保护相关的研究人员正在编写一本名为《佐米亚的全球环境研究：四国山地的地质、生态和历史》的书。