自律と道徳的強制に関わる倫理学的研究―実質的構想とカント実践哲学を手掛かりとして
自主与道德强制的伦理学研究:基于实体观念与康德实践哲学
基本信息
- 批准号:20K12777
- 负责人:
- 金额:$ 2.58万
- 依托单位:
- 依托单位国家:日本
- 项目类别:Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
- 财政年份:2020
- 资助国家:日本
- 起止时间:2020-04-01 至 2024-03-31
- 项目状态:已结题
- 来源:
- 关键词:
项目摘要
本研究課題3年目に当たる2022年度には、オリヴァー・ゼンセン「人権の根拠としての自律」とライナー・フォアスト「人権の意味と基礎」の邦訳を公刊した(どちらも『カントと人権』(法政大学出版局)所収)。本研究には、カント実践哲学における自律を現代の自律研究のなかで活かすという内容が含まれる。ゼンセンの論文では、人権論という文脈の中で、現代哲学における自律とカント哲学における自律は異なるという認識のもと、カント的自律が現代においてどのような有益な視点をもたらしうるかが論じられている。本研究もまた、現代哲学における自律とカント的自律の差異についての認識をゼンセンの論文と共有し、そのうえで現代の自律理論の中でカント的自律を活かす方法を探るものである。したがって、ゼンセンの論文の邦訳は、本研究にとって同趣旨の先行研究として有用である。ゼンセンは、現在のカント研究において、とくにその尊厳論が注目を集めている研究者である。この邦訳は、ゼンセンの文献の初邦訳であるゆえに、ゼンセンの仕事を日本語圏の哲学研究者に紹介するという意味をももつ。本研究には、自律を中心としたフォアストの人権論の批判的検討が内容として含まれている。フォアストの論文の邦訳では、人権がどのように理解されるべきかについての主張がフォアスト哲学の中心概念である「正当化への基礎的権利」との関連で明確になされており、さらに、この人権のフォアスト的構想がどのように自律と結びついているかも説明されている。したがって、この邦訳は本研究におけるフォアスト人権論の批判的検討にとっての重要な基礎的資料となる。フォアストは現在世界的に注目を集める哲学者であるが、邦訳された文献はまだ少ない(本邦訳以外には2本の論文の翻訳のみが出版されている)ゆえに、本邦訳はフォアスト研究に資するという点でも有益である。
2022 年,即该研究项目的第三年,我们出版了 Oliver Zensen 的《自治作为人权的基础》和 Rainer Forst 的《人权的意义和基础》的日文译本(均发表于《康德与人权》(法政大学出版局)。本研究包括康德实践哲学中的自主性在现代自主性研究中的运用。在人权理论的背景下,岑森的文章认识到现代哲学中的自治与康德哲学中的自治是不同的,并讨论了康德哲学中的自治可以给现代世界带来什么样的有益视角。本研究也与曾森的论文一样,承认了现代哲学中的自主性与康德式的自主性之间的差异,进而探讨了如何在现代自主性理论中运用康德式的自主性。因此,Zensen 论文的日文翻译对于本研究来说是有用的,作为相同目的的先前研究。曾森是当今康德研究中备受关注的尊严理论研究者。由于此日文译本是曾生文学的第一本日文翻译,因此它也有助于向日语世界的哲学研究者介绍曾生的著作。这项研究包括对福斯特以自治为中心的人权理论的批判性检验。在福斯特论文的日文译本中,关于如何理解人权的论证,与福斯特哲学的核心概念“正当理由的基本权利”相关,并进一步解释了人权如何被理解。福尔斯的人权概念与自治联系在一起。因此,这部日文译本将作为本研究批判性审视福斯特人权理论的重要基础资料。虽然福斯特是目前举世瞩目的哲学家,但日文翻译著作还很少(除了这篇日文译本外,他的文章只发表了两篇译本),所以这篇日文译文将对福斯特的研究有所贡献。在这方面也很有用。
项目成果
期刊论文数量(3)
专著数量(0)
科研奖励数量(0)
会议论文数量(0)
专利数量(0)
Substantive Conceptions of Autonomy: An Approach Based on Shared Characteristics
自治的实质概念:基于共同特征的方法
- DOI:10.34405/00019926
- 发表时间:2022
- 期刊:
- 影响因子:0
- 作者:田原 彰太郎
- 通讯作者:田原 彰太郎
【書評】秋元康隆著『意志の倫理学――カントに学ぶ善への勇気――』
【书评】秋元康隆《意志的伦理:向康德学习向善的勇气》
- DOI:
- 发表时间:2021
- 期刊:
- 影响因子:0
- 作者:田原 彰太郎
- 通讯作者:田原 彰太郎
【書評】秋元康隆著『意志の倫理学――カントに学ぶ善への勇気――』
【书评】秋元康隆《意志的伦理:向康德学习向善的勇气》
- DOI:
- 发表时间:2021
- 期刊:
- 影响因子:0
- 作者:田原 彰太郎
- 通讯作者:田原 彰太郎
Substantive Conceptions of Autonomy: An Approach Based on Shared Characteristics
自主的实质概念:基于共同特征的方法
- DOI:10.34405/00019926
- 发表时间:2022
- 期刊:
- 影响因子:0
- 作者:田原 彰太郎
- 通讯作者:田原 彰太郎
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田原 彰太郎其他文献
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{{ truncateString('田原 彰太郎', 18)}}的其他基金
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- 批准号:
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- 资助金额:
$ 2.58万 - 项目类别:
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