祭礼存続のストラテジーに関する都市社会地理学的研究

节日生存策略的城市社会地理学研究

基本信息

批准号：
20K13273
负责人：
佐藤弘隆
金额：
$ 2.41万
依托单位：
Aichi University (2022)Ritsumeikan University (2020-2021)
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
财政年份：
2020
资助国家：
日本
起止时间：
2020-04-01 至 2024-03-31
项目状态：
已结题

项目摘要

本研究課題は、近現代都市における山・鉾・屋台などを出す祭礼の存立基盤の再構築のプロセスを、社会空間概念を用いて地理学的に明らかにし、得られた複数の事例を「祭礼存続のストラテジー」として提示していくものである。2022年度は、前年度までの調査成果から「近代移行期の京都における祇園祭の山鉾行事の存続要因」を明らかにした論文を完成させ、地理学評論の論説として公表した。また新型コロナウイルスによる中断から復活（一部復活）した京都府や東海地方の祭礼の運営に関する調査を行った。そしてコロナ渦前後の京都祇園祭の船鉾の運営に関する講演や亀岡祭の調査報告書の執筆・公表などを行い、研究成果のアウトリーチに努めた。京都祇園祭に関しては、山鉾とは異なる神輿渡御に関わる町内の調査・研究を本格的に開始した。「祇園祭デジタル・ミュージアム」のコンテンツの一つに加えている弓矢町を対象に、デジタル・アーカイブ資料を活用した歴史地理学的研究を開始し、昭和49年を最後に中絶状態にある武者行列の再開に向け、様々な取り組みを弓矢町町内会と共に進めている。また、犬山祭に関しては、犬山祭保存会の役員会に毎回参加し、2023年4月の本格的な再開に向けての保存会の意思決定プロセスを調査した。この他に関係者への聞き取り調査や城下町のまち並み調査、資料収集などを行い、城下町の変化に伴う犬山祭の運営基盤の再構築過程を明らかにしつつある。

该研究项目的目的是在地理上阐明利用社会空间概念重建现代城市中以山、hokos、花车和其他花车为特色的节日基础的过程，这将作为一种生存策略。 2022年，我根据前一年的研究成果，完成了一篇论文，阐明了“向现代性过渡期间京都只园祭山驮事件的生存因素”，并将其作为社论发表在《地理评论》上。我们还对京都府和东海地区的祭典运作情况进行了调查，这些祭典在因新型冠状病毒而暂停后已恢复（或部分恢复）。他还在新冠疫情前后的京都祗园祭上就船驮子的管理进行了讲座，并撰写并发表了龟冈祭的研究报告，努力传播他的研究成果。关于京都祗园祭，我们已经开始对与山驮不同的神轿登行有关的城镇进行全面的调查和研究。我们已经开始利用 Yumiya 镇的数字档案资料进行历史和地理研究，这些资料已包含在只园祭数字博物馆的内容中。我们正在与 Yumiya 镇自治协会合作开展各种重新开放的举措。另外，关于犬山祭，我参加了犬山祭保存协会的历届理事会，调查了犬山祭保存协会的决策过程，为2023年4月的全面重新开放做准备。此外，我们正在对相关人员进行采访，调查城下町的街景并收集材料，并开始明确根据城下町的变化重建犬山祭的运营基础设施的过程。