注意配分の認知スタイルにおける長期滞在者の文化変容

长期居民对注意力分配认知风格的适应

基本信息

批准号：
21K02969
负责人：
山崎瑞紀
金额：
$ 2.08万
依托单位：
Tokyo City University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份：
2021
资助国家：
日本
起止时间：
2021-04-01 至 2024-03-31
项目状态：
已结题

项目摘要

本研究の目的は、異文化移行による個人レベルでの文化変容(acculturation)の過程を文化心理学や社会的認知における知見や手法を用いて明らかにすることである。日本での長期滞在が、背景情報への注視や他者の行動の原因帰属（状況要因の重視）といった東アジア人に特徴的とされる認知スタイルや文化的自己観における変容をもたらすかについて、欧米（英語圏）出身者を対象とした横断的研究により検討する。研究の流れとしては、まず、日本在住の日本人、北米在住の北米人を対象に、注意の向け方の認知スタイルに関する課題（a.表情判断課題、b.原因帰属課題、c.枠の中の線課題、など）や文化的自己観、顕在的自尊心を測る心理尺度や心理テストを実施し、先行研究と同様に有意な文化差が見られることを確認する。その後、短～中期滞在、長期滞在の欧米（英語圏）出身者に同様の課題を実施し、4群間比較を行うことにより、①initial enculturation 仮説、②self-selection 仮説、③acculturation仮説のうち、どの仮説が支持されるかを検討する。さらに滞在者の集団内分析を行い、文化変容の個人差に影響を与える要因について検討する。日本在住の日本人大学生68名、北米在住の北米人大学生66名への調査は既に終了しており、分析の結果、文化差が明確に見られた課題及び尺度（表情判断課題、原因帰属課題など）を用いて、2021年度～2022年度の2年かけて、日本に滞在する欧米（英語圏）出身者（a. 滞在6年以上の長期滞在者50名、b.短～中期滞在者50名の計100名）を対象に調査を実施する計画を立てていた。今年度は79名に対面で調査を行った。昨年度分を合わせると計128名（その内、6年以上の長期滞在者は76名）に実施した。

本研究的目的是利用文化心理学和社会认知的知识和方法，阐明跨文化转型过程中个体层面的文化适应过程。我们将研究在日本的长期居留是否会带来东亚人特有的认知方式和文化自我观的变化，例如关注背景信息和归因他人行为的原因（强调情境因素）。将通过针对欧洲和美洲（英语国家）人群的横断面研究进行审查。至于研究流程，首先，居住在日本的日本人和居住在北美的北美人被要求执行与如何引导注意力的认知方式相关的任务（a.面部表情判断任务，b.原因归因）任务，c.框架内任务）。我们将进行心理量表和测试来衡量文化自我观、文化自我观和外显自尊，并确认存在与以前的研究类似的显着文化差异。随后，我们对欧美（英语国家）短期、中期和长期停留的人群进行了类似的任务，并在四个群体之间进行了比较，考虑是否支持。此外，我们将对居民进行群体内分析，并研究影响文化适应的个体差异的因素。对居住在日本的 68 名日本大学生和居住在北美的 66 名北美大学生进行的调查已经完成，分析结果显示，任务和量表（面部表情判断任务、因果归因任务）中存在明显的文化差异。任务）等）将在 2021 年至 2022 年的两年期间用于来自欧洲和美洲（英语国家）的人员（a.他们计划对总共100人（居住6年以上的长期居住者50人，中短期居住者50人）进行调查。今年，我们对79人进行了面对面的调查。包括去年的培训在内，共有128人参加了该项目（其中76人是6年或以上的长期居民）。