帝国日本から戦後国民政府へ－学校教育の接収と再編－

从日本帝国到战后国民政府 - 学校教育的征用与重组 -

基本信息

批准号：
21K02199
负责人：
山本一生
金额：
$ 2.66万
依托单位：
National Institute of Fitness and Sports in Kanoya
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份：
2021
资助国家：
日本
起止时间：
2021-04-01 至 2026-03-31
项目状态：
未结题

来源：
https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-21K02199/
关键词：
教育史対日協力政権山東省青島帝国日本国民教育制度

项目摘要

2年目の本年度は、初年度と同様にコロナ禍にあったため、新規の史料収集はできなかった。そのため、収集済みの資料を整理し、研究を進めた。「華北占領期青島の小中学生日本語作文に見る日本語教育」（『新世紀人文学論究』7号、2023年2月）では、華北占領期青島における日本語教育の実態について、主に『青島教育半月刊』所収の日本語作文を通じて明らかにしてきた。その結果、以下の知見を得た。第1に、青島における日本語教科書と教授法を明らかにした。第2に、中等学校生徒の作文には、日本側のスローガンを多用することで日本側に「忖度」し、「望まれた」姿を描写する「優等生」的な作文があったが、直接式教授法による教育実践が失敗した事例もあったことを明らかにした。「日中戦争期青島で実施された記念式典-中華民国臨時政府と華北政務委員会の記念日を中心に」（『アジア教育史研究』32号、2023年3月）では、華北政務委員会管轄下の青島を事例に、教育の側面からその特徴を探った。その結果、2点を明らかにした。第1に、記念日は華北政務委員会は中華民国国民政府としての正統性をアピールするねらいがあった。第2に、祝賀行事は、現地の中国人、特に生徒たちに日本への「感謝」を強要するイベントとして機能した。他に、「帝国日本の修身教育－「対日協力政権」の「愛国」をめぐって－」（『道徳教育の地図を描く理論・制度・歴史から方法・実践まで』教育評論社、2022年）では、中華民国臨時政府という帝国日本の教育を取り上げ、「愛国」の観点からナショナリティを通じて「道徳的価値」について考えた。

今年，第二年，和第一年一样，由于新冠疫情，我们无法收集到新的史料。为此，我们整理了收集到的资料并进行了研究。《华北沦陷时期青岛中小学生日语作文中的日语教育》（新世纪人文评论，2023年2月第7期）主要探讨了沦陷时期青岛日语教育的实际状况。青岛教育半月刊中的日本文章已经澄清了这一点。结果，我们获得了以下知识。首先，我们明确了青岛的日语教材和教学方法。其次，一些初中生的作文属于“优等生”体，经常使用日方的口号，向日方表示“居高临下”，描绘出一个被“渴望”的人。据透露，正规教学方法的教育实践存在失败的情况。在《抗日战争时期青岛举行的纪念仪式——以中华民国临时政府及华北政务委员会周年纪念日为中心》（亚洲教育史研究，2023年3月第32期）中，华北政委以辖区青岛市为例，从教育角度探讨其特色。结果，有两点变得清晰起来。首先，华北政务委员会在周年纪念之际，旨在强调其作为中华民国国民政府的合法性。其次，庆祝活动成为迫使当地华人特别是学生表达对日本感激之情的活动。另外，在《日本天皇的个人教育——论“日本协力行政当局”的“爱国主义”》中（《绘制德育地图：从理论、制度、历史到方法与实践》》，《教育孝论社》，2022），我关注日本帝国、中华民国临时政府的教育，并从“爱国主义”的角度思考通过民族的“道德价值观”。