外国人児童のための日本語学習支援システムの構築

构建外国人儿童日语学习支援体系

基本信息

批准号：
21K00635
负责人：
山本裕子
金额：
$ 2.66万
依托单位：
Aichi Shukutoku University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份：
2021
资助国家：
日本
起止时间：
2021-04-01 至 2024-03-31
项目状态：
已结题

项目摘要

本研究は、外国人児童の日本語学習に役立つ支援環境をweb上に構築し、教科学習につながる日本語学習支援環境を構築することを目指している。2022年度は、前年度までに抽出した、社会科の教科書語彙について、学年を超えた共通部分や、学年ごとの相違について分析を行い、関連する学会で発表した（山本・川村・鷲見2022他）。分析作業としては、まず、社会科について1年生から6年生までの教科書語彙を取り出す作業を通して確立した手法を用いて、理科と算数の教科書語彙を抽出する作業を行った。また、MeCab-Unidicを用いた形態素解析で語のリストを作成してきたが、いわゆる短単位を切り出すだけでは、語の広がり、相互の関係が見えない。そこで、教科書本文のデータをコーパス分析システムCo-Chuに取り込み、Co-Chuを使って複合語を抽出し、リストに複合語情報を加えることとした。現在、社会、理科、算数について複合語の抽出を進めている。さらに教科によって異なる語彙の特徴を明確にするため、教科間の共通語、教科ごとの専門語を取り出し、まず社会と理科についてそれぞれの語彙の特徴の分析をした。この成果を関連する学会で発表した（山本・川村・鷲見2023）。基本語は各教科に共通して用いられるが、コロケーション等に違いがある。そのため、語をリストするだけでなく、文の中での使われ方を示す必要があることも指摘した（山本・川村2023）。このように分析作業を通して、学習支援に必要な情報を明確にすることができた。

本研究的目的是在网络上创建一个对外国儿童的日语学习有用的支持环境，并创建一个有助于学科学习的日语学习支持环境。 2022年，我们分析了截至上一年提取的社会研究教科书中的词汇，寻找跨年级的共同部分和年级之间的差异，并在相关学术会议上展示了结果（Yamamoto、Kawamura、Sumi 2022等）。分析的第一步是使用通过提取一年级至六年级学生社会研究教科书词汇而建立的方法从科学和算术教科书中提取词汇。此外，使用MeCab-Unidic进行词法分析创建了单词列表，但仅通过删除所谓的短单元，无法看到单词的传播及其相互关系。因此，我们决定将教材文本的数据导入到语料分析系统Co-Chu中，利用Co-Chu提取复合词，并将复合词信息添加到列表中。目前，我们正在致力于提取社会研究、科学和算术中的复合词。此外，为了明确不同学科词汇的特征，我们提取了学科之间的通用词和各学科的专业词，首先分析了社会学和科学领域的各词汇的特征。结果在相关学术会议上公布（Yamamoto、Kawamura 和 Sumi 2023）。基本单词在各个科目中都是通用的，但在搭配等方面却存在差异。因此，他们指出，不仅需要列出单词，还需要显示它们在句子中的使用方式（Yamamoto and Kawamura 2023）。通过这项分析工作，我们能够澄清学习支持所需的信息。