転換期における三都の好色本・浮世草子と初代・二代目西村市郎右衛門の「西村本」研究
对浮世杂事、过渡时期三都淫书、西村一郎右卫门的《西村书》的研究。
基本信息
- 批准号:21K00267
- 负责人:
- 金额:$ 2.66万
- 依托单位:
- 依托单位国家:日本
- 项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
- 财政年份:2021
- 资助国家:日本
- 起止时间:2021-04-01 至 2024-03-31
- 项目状态:已结题
- 来源:
- 关键词:
项目摘要
本年度は「西村本」の「浮世草子」について、初代西村市郎右衛門未達を引き継いだ二代目市郎右衛門の誕生とその出版活動を中心に調査・研究を行った。初代市郎右衛門は元禄九年に没するが、二代目がいつ頃、どのような形で誕生したのかについては、これまで十分には検討されて来なかった。本研究において、そうした不明瞭であった点について以下のことが明らかとなった。①元禄八年三月に登場した京の西村九左衛門が一時期江戸の半兵衛の下で修業を積み、同九年二月までに帰京、同月京・手洗水町にて半兵衛の後援を受けつつ『増補枝葉訓解』を出版し、九左衛門としての本格的な独立を果たす。その後、初代没後の元禄九、十年中、遅くとも翌十一年の正月には『延喜太神宮式』を刊行するとともに、二代目市郎右衛門渠営を襲名した。②二代目市郎右衛門は宝永期(1704~11)に入って初めて浮世草子の出版に着手するが、それは「其磧・一風競争期」における反八文字屋勢力の動向と連携する活動と位置付けられる。二代目は作品コンセプトとしての「風流」「御前」を前面に打ち出すが、それは西沢一風の作品に追随するものであった。また宝永四年八月刊の『初音物語』を嚆矢として『新玉櫛笥』(宝永六年八月刊)、『吉日鎧曽我』(同七年三月刊)と浮世草子を出版するが、それらの作者はいずれも青木鷺水であり、二代目は鷺水に特化した浮世草子戦略を実行する。鷺水は北条団水と密接な関係が確認できるが、団水は一風と連携した反八文字屋勢力のフィクサー的存在であり、二代目による鷺水の要員化には団水の関与が予想される。以上の研究成果は、学術論文として令和五年九月に『國語と國文学』(東京大学国語国文学会編)誌上で公刊予定である。
今年,我们对西村本浮世藏志进行了调查研究,重点关注继承第一代西村一郎右卫门光达的第二代一郎右卫门的诞生和出版活动。第一代一郎右卫门于元禄九年去世,但至今对于第二代的诞生时间和形式还没有足够的研究。在本研究中,针对这些不清楚的点,澄清了以下几点。 ①1998年3月出现的京都西村久左卫门,曾在江户接受半兵卫一段时间的训练,并于1998年2月返回京都,同月在京都寺水町接受半兵卫的支持,发表了《他实现了正式的独立》出版《枝叶群海》,作为九左卫门。此后,在第一代去世后的元禄九年和元禄十年,或者最迟在十一年新年期间,他出版了《延田神宫式》,并采用了第二代的名字,久生一郎右卫门。 ②第二代一郎右卫门在丰永时代(1704-11)首次开始出版《浮世杂志》,但这是与“吉备一风竞赛时期”的反八门寺势力运动有关的活动。 。第二代继承了西泽一风的作品,提出了“优雅”和“御前”的概念。另外,从1996年8月出版的《初音物语》开始,他出版了《新玉串珠》(1996年8月出版)、《曾我吉比一》(1996年3月出版)、《浮世杂志》,作者均为青木鹭水。 ,而第二代则实行专攻鹭水的浮世杂志策略。可以确认鹭水与北条耽水的关系密切,但耽水是与一风勾结的反八门寺势力的掮客,耽水作为参谋参与二代征募鹭水的事已被确认。上述研究成果预计将于2020年9月作为学术论文发表在《日本语言文学》杂志(东京大学日本语言文学会主编)上。
项目成果
期刊论文数量(4)
专著数量(0)
科研奖励数量(0)
会议论文数量(0)
专利数量(0)
上方版浮世草子『好色つや男』(巻二) ー翻刻と解題ー
上方版浮世草“Lousting Tsuyao”(第2卷) – 再现和解释 –
- DOI:
- 发表时间:2021
- 期刊:
- 影响因子:0
- 作者:藤原英城
- 通讯作者:藤原英城
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藤原 英城其他文献
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