アジアの家族と村落コミュニティの比較歴史社会学：日本とインドネシアを中心に

亚洲家庭和乡村社区的比较历史社会学：以日本和印度尼西亚为中心

• 批准号: 21K01910
• 负责人: 永野 由紀子
• 金额: $ 2.08万
• 依托单位: Senshu University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
• 财政年份: 2021
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2021-04-01 至 2025-03-31
• 项目状态: 未结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-21K01910/
• 关键词: インドネシア; バリ島; 社会学; 家族; 村落; ヒンドゥー; 親族; 農村; 屋敷地; アジア

本年度は、研究の中間年として、日本とインドネシア・バリ島の家族と農村コミュニティに関する統計資料や文献の収集を継続すると同時に、日本の農村の現地調査を実施し、以下のことが明らかにされた。１．バリ島の村落について（１）バリ・ヒンドゥーの身近で重要な近隣集団は、村(デサ）と部落（バンジャール）である。村と部落は、行政と慣習の二元性をもつ。（２）慣習村と慣習部落の機能は、(ⅰ)農業生産組織（水利組合）の機能から区別され、(ⅱ)地方行政機構の末端組織である行政村や行政部落の機能からも区別されて、(ⅲ)慣習的・宗教的・文化的機能に特化している。（３）近年は、慣習部落の相互扶助は葬送儀礼に限られ、それ以外の通過儀礼は家族や近親者だけが準備作業をする。（４）村内に居住し、日常的に奉仕活動に参加できる活動的メンバーよりも、村外居住の非活動的メンバーのほうが今日では多い。村外メンバーは、すべての行事に参加することは難しいが、村外に持ち家があり、親が村内に住んでいない場合でも、大きな祭礼や儀礼の際には帰省し、メンバーとしての義務を履行していた。（５）バリ・ヒンドゥー村落のコミュニティの紐帯として、農業生産的機能や行政的機能よりも、葬送儀礼の相互扶助の機能が重要であることが明らかになった。２．日本の村落について（１）水田単作地帯の集落のなかで農家は今日では少数である。（２）集落営農組織や大規模経営の個別農家が、非農家の土地を受託して経営している。（３）農事組合法人の構成員は、農業雇用労働者というより農家であり、この意味で集落営農組織は企業的な農業団体というより農家連合・集落連合である。（４）農村の非農家も、農地を所有する元農家であり、都市の混住地帯とは異なる。（５）非農家が多数を占め、農業生産的な相互扶助の機能がほぼ喪失している今日の農村コミュニティをどのようにとらえるかが、今後の課題である。

今年，作为研究的中间年，我们继续收集日本和印度尼西亚巴厘岛的家庭和农村社区的统计数据和文献，同时对日本农村地区进行了实地调查，得出以下结论：澄清。 1.关于巴厘岛的村庄 (1) 巴厘岛印度教徒最熟悉和最重要的社区群体是村庄（desa）和小村庄（banjars）。村庄和部落具有行政和海关的双重性质。 （二）习惯村、习惯村的职能（一）区别于农业生产组织（用水户协会）的职能，（二）也区别于行政村、行政村的末端组织功能(iii) 专门负责习俗、宗教和文化职能的​​地方行政组织。 （3）近年来，部落民传统社区中的互助仅限于葬礼，其他成年仪式则只有家庭成员和近亲参与准备。 （4）如今，居住在村外的非活跃会员数量多于居住在村内且能够参与日常服务活动的活跃会员数量。非村民很难参加所有活动，但即使他们在外有房子，父母不住在村里，但在重大节日和仪式时，他们仍然会回到家乡，履行自己的职责。我正在做。 (5)在巴厘岛印度教村落中，丧葬仪式的互助功能作为社区纽带，其重要性已明显高于农业生产功能或行政功能。 2.关于日本的村庄 (1) 如今，在稻田单一种植的地区，村庄里只有少数农民。 （二）社区农业组织和规模化个体农户委托经营非农土地。 (3)农业合作社的成员是农民而不是农业就业人员，从这个意义上说，社区农业组织更像是农民联合会或村联合会，而不是企业化农业组织。 （4）农村非农也是指拥有耕地的农民，这与城市混居区不同。 （5）未来的挑战是如何认识今天的农村社区，非农人口占大多数，农业生产互助的功能几乎完全消失。

项目成果

バリ・ヒンドゥー村落の家族・親族関係・近隣組織―ジャティルイ村の2つのバンジャール（部落）の事例

巴厘岛印度教村庄的家庭、亲属关系和邻里组织：以 Jatilui 村的两个 banjars（村庄）为例

• 发表时间: 2021
• 作者: Haolan Zheng;Letian Zhang;横山寿世理・金瑛・柳田洋夫;田中重好;永野由紀子;Haolan Zheng;永野由紀子
• 通讯作者: 永野由紀子

バリ・ヒンドゥー村落における家族と屋敷地共住結合―タバナン県ジャティルイ村グヌンサリ慣習村の2つの部落（バンジャール）の事例

巴厘岛印度教村庄的家庭与宅基地共居结合：塔巴南省 Jatilui 村 Gunungsari 习俗村的两个村庄（Banjar）的案例研究

• 发表时间: 2022
• 期刊: 比較家族史研究
• 作者: Haolan Zheng;Letian Zhang;横山寿世理・金瑛・柳田洋夫;田中重好;永野由紀子
• 通讯作者: 永野由紀子

ガネーシア教育大学/ウダヤナ大学(インドネシア)

加内什教育大学/乌达亚纳大学（印度尼西亚）

「バリ・ヒンドゥー村落の近隣集団―タバナン県グヌンサリ慣習村の2つのバンジャール（部落）の事例―

“巴厘岛印度教村庄的邻里群体：塔巴南摄政区 Gunung Sari 习俗村的两个 Banjar（部落）案例”

• 发表时间: 2021
• 作者: 横山 寿世理;金 瑛;柳田 洋夫;鄭浩瀾;永野由紀子
• 通讯作者: 永野由紀子

バリ・ヒンドゥー村落の近隣集団―タバナン県グヌンサリ慣習村の2つの部落（バンジャール）の事例―

巴厘岛印度教村庄的邻里群体：塔巴南省 Gunungsari 传统村庄的两个村庄 (banjars) 的案例研究。

• 发表时间: 2023
• 期刊: 人間科学論集
• 作者: 永野由紀子