日本の特需・援助と冷戦期東アジア

日本特殊采购与援助与冷战东亚

• 批准号: 21K01619
• 负责人: 浅井 良夫
• 金额: $ 1.25万
• 依托单位: Seijo University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
• 财政年份: 2021
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2021-04-01 至 2025-03-31
• 项目状态: 未结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-21K01619/
• 关键词: 特需; 援助; 東アジア; 冷戦; 開発; 日韓関係; 貿易; 脱植民地化; 経済成長; 工業化; 環太平洋経済圏

当該研究の第2年度である令和4（2022）年度は、1950年代の東アジア経済史との関連を中心に、日本の特需・援助の歴史を検討した。令和3（2021）年度に行った研究サーベイを通じて、東アジアを地域として一体で見る視角の重要性が明らかになってきた。それは、本計画の企画の時から念頭にあり、申請書でも強調した点である。しかし、改めて当初計画を吟味すると、近年の東アジア経済史、グローバル経済史の進展に照らした場合、「一国史」的な枠を脱し切れていなかったことを痛感する。当初案では、東アジア各国・各地域とアメリカとの関係の比較考察が主で、東アジア各国・各地域相互間の関係が副次的に扱われていた。この点を修正するために、令和4（2022）年度には、韓国の研究動向をリサーチし、韓国の学界の研究成果を吸収することに努めた。韓国では、1950年代のアメリカの援助、60年代以降の外資導入に関する研究が盛んであるが、日本ではほとんど紹介されていない。研究史のリサーチを通じて、韓国の学界における対外経済関係史研究の推移と現状を把握することができた。とくに、韓国における1990年代以降の研究成果は、日本を研究する際にも、新たな視座を提供してくれると見込まれる。同時に、韓国においても、日本と同様、戦後対外関係史研究は対米関係が中心に進んでおり、日韓関係の研究に空白があることも判明した。戦後脱植民地化の観点も加えた日韓経済関係の検討を行なうことにより、本研究が戦後東アジア経済史に寄与することが可能であると思われる。そこで、令和4（2022）年度には、韓国の研究をサーベイするとともに、1950年代の日韓関係に関する歴史実証作業を開始した。令和5（2023）年度には、それを1960～70年代に延長するとともに、沖縄や台湾も含めた東アジア経済圏のなかで、「特需」と援助を位置づける作業を行なう予定である。

2022年，即本研究的第二年，我们审视了日本特别采购和援助的历史，重点关注与20世纪50年代东亚经济史的关系。通过 2021 年进行的一项研究调查，将东亚视为一个地区的重要性已变得显而易见。自该项目规划以来一直牢记这一点，并在申请中强调了这一点。然而，当我们仔细审视原计划时，我们发现，从东亚经济史和世界经济史的最新发展来看，我们无法脱离“一国历史”的框架。 '原稿主要是对东亚国家和地区与美国关系的比较研究，其次是东亚国家和地区之间的关系。为了纠正这一点，2022年我们研究了韩国的研究动向，努力吸收韩国学术界的研究成果。在韩国，关于20世纪50年代美国援助和1960年代以来引进外资的研究很多，但日本几乎没有引进这种研究。通过对研究史的研究，我掌握了韩国学术界对外经济关系史研究的动向和现状。特别是韩国自20世纪90年代以来的研究成果有望为研究日本提供新的视角。与此同时，韩国与日本一样，战后对外关系史的研究主要集中在与美国的关系上，日韩关系研究的空白已经很明显。通过从战后非殖民化的角度审视日韩经济关系，相信这项研究能够为战后东亚经济史做出贡献。因此，我们在2022年对韩国进行了调查研究，开始了对20世纪50年代日韩关系的历史实证工作。 2023财年，我们计划将这一时期延长至1960年代和1970年代，并努力将援助定位为东亚经济集团（包括冲绳和台湾）内的“特殊采购”。

项目成果

政治経済史の復権

恢复政治经济历史

• 发表时间: 2021
• 期刊: 年報日本現代史
• 作者: 濱下武志;浅井良夫
• 通讯作者: 浅井良夫

1970年代前半の日本の国際収支認識と金融・為替政策

20世纪70年代上半叶日本的国际收支确认和货币/外汇政策

• 发表时间: 2021
• 作者: Doi;K. and Nakamaru;M.;濱下武志;浅井良夫
• 通讯作者: 浅井良夫

世界銀行の先進国に対する借款（下）

世界银行向发达国家提供的贷款（第二部分）

• 发表时间: 2022
• 期刊: 成城大学 経済研究
• 作者: 浅井良夫