肝細胞癌の化学療法におけるP蛋白の発現及び耐性克服についての基礎的・臨床的研究

肝细胞癌化疗中P蛋白表达及克服耐药的基础与临床研究

基本信息

批准号：
08877141
负责人：
石田淳
金额：
$ 0.77万
依托单位：
Shimane Medical University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Exploratory Research
财政年份：
1996
资助国家：
日本
起止时间：
1996 至 1997
项目状态：
已结题

来源：
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-08877141/
关键词：
薬剤耐性 P糖蛋白肝細胞癌 P蛋白動注化学療法

项目摘要

6人の正常肝実質、及び21人の慢性肝障害(肝硬変及び慢性肝炎)に原発性肝癌を合併した患者の切除標本にてP糖蛋白の発現率を検討した。なおP糖蛋白の発現率は抗P糖蛋白モノクローナル抗体を用いたABC法にて免疫染色を施行後P糖蛋白抗原陽性部分の面積の半定量化を検出した。P糖蛋白の局在は正常肝実質及び慢性肝障害肝実質では肝細胞と接合部やグリソン鞘内胆管及び毛細胆管細胞膜上で類洞側の肝細胞膜上には認められなかった。また癌組織でも同様の局在が観察されたが不規則な分布を示しまた偽胆管形成時にはその管腔側細胞膜上にも認められた。P糖蛋白の発現率は慢性肝障害肝組織、正常肝実質、原発性肝癌組織の順に高く原発性肝癌組織と正常肝実質、原発性肝実質と慢性肝障害肝組織の間に有意差を認めた。また原発性肝実質の中では分化度の高い順にP糖蛋白の発現は高かったが明らかな有意差は認めなかった。針生検は18Gのtrue cutting typeの生検針を使用し抗癌剤動注前後で数例行い切除標本と同様にP糖蛋白の免疫染色を行ったがいずれの症例でも染色できなかった。針生検後パラフィン固定までの間の操作に不備があるのかあるいは更に染色の増強作用を持つ物質などを検討する必要があると思われた。また免疫組織学的には証明はされなかったが臨床的に耐性を獲得したと思われる原発性肝癌の症例(リピオドールと抗癌剤を混ぜた薬剤を動注後CTにて早期にリピオドールが腫瘍より消失した例など)にP糖蛋白耐性克服薬とされるカルシウム拮抗剤併用の抗癌剤動注療法の施行についてもカルシウム拮抗薬の血圧低下などの副作用のため行えなかった。

检测6例正常肝实质切除标本和21例慢性肝病（肝硬化、慢性肝炎）合并原发性肝癌患者的P-糖蛋白表达率。 P-糖蛋白的表达率通过使用抗P-糖蛋白单克隆抗体通过ABC法进行免疫染色后，对P-糖蛋白抗原阳性区域的面积进行半定量来确定。在正常肝实质和慢性肝病肝实质中，在与肝细胞的连接处、格里森鞘内胆管和胆小管的细胞膜上以及肝窦侧的肝细胞膜上均未观察到P-糖蛋白。在癌组织中也观察到类似的定位，但分布不规则，并且当假胆管形成时，在管腔细胞膜上也观察到它们。 P-糖蛋白在慢性肝病肝组织、正常肝实质及原发性肝癌组织中表达率最高,原发性肝癌组织与正常肝实质、原发性肝实质与慢性肝病肝组织之间差异有统计学意义。组织。此外，在原代肝实质中，P-糖蛋白的表达按照分化程度的顺序较高，但未观察到明显的显着差异。对数例在动脉内注射抗癌药物前后使用18G真切型活检针进行针刺活检，并按照与切除标本相同的方式进行P-糖蛋白免疫染色，但均无法染色。案例。人们认为针吸活检和石蜡固定之间的程序可能存在缺陷，或者有必要进一步研究增强染色的物质。此外，还有一例原发性肝癌，虽然没有通过免疫组织学证实，但在临床上明显获得了耐药性（在动脉内注射含有碘化油和抗癌药物的药物后，碘化油早期从肿瘤中消失）。抗癌药物动脉输注联合钙通道阻滞剂治疗被认为是克服P-糖蛋白耐受的药物，但由于钙通道阻滞剂的副作用（例如降低血压）而无法进行。