住民主体の災害時防災行動のための持続可能な協働体制の構築

建立居民主导的防灾行动可持续协作体系

基本信息

批准号：
22K04661
负责人：
酒井美月
金额：
$ 2.5万
依托单位：
Nagano National College of Technology
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份：
2022
资助国家：
日本
起止时间：
2022-04-01 至 2025-03-31
项目状态：
未结题

来源：
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-22K04661/
关键词：
防災行動ハザードマップマイタイムライン協働体制構築

项目摘要

近年多発する激甚な水害に対し，命を守る行動のためのソフト対策の実施が喫緊の課題であり，その根幹は住民への水害リスクの周知である．本研究ではこのリスク周知をより効果的に行うため，「水害を対象とした提供情報として詳細で，かつ簡易な氾濫シミュレーション」と，「ハザードマップの高度化かつ利用容易性増加による地域に即した防災情報の提供」を行政と協働で実施する．実際の情報提供と，それを用いた住民主体の訓練の実施，防災行動に資する情報のフィードバックによる改善までを行う．これにより，公助・共助・自助の機能を有効に発揮可能な【学・官・民による地域の防災に資する継続可能な協働体制】を構築する.計画は以下の3系統に大別される。①既存のハザードマップの記載情報を浸水想定区域図のデータ解析・シミュレーションによる氾濫解析により，時系列での提供，個別地点での情報表現など，詳細なものにして行政が提供・解説しやすい資料とする．②既存情報の読み取りやシミュレーション手法など，行政による情報の入手，展開・共有方法を検討し自治体において訓練を実施する．③住民からのフィードバックを反映した計画・再実施からその手法の有効性を検証し，持続的に利用可能な三者の協働体制を構築する．これについて、2022年度に特に①、②の内容に関連する調査、解析を実施し、対象である自治体において水害に関係する河川の氾濫シミュレーションを実施し、また既往のハザードマップの読み取りと①で作成した解析結果の両方を行政の主催する防災講座で活用した。

针对近年来频繁发生的严重洪涝灾害，实施非结构性措施保护生命安全是当务之急，而其基础是让居民意识到洪涝灾害的风险。为了更有效地分散这种风险，本研究旨在提供“详细而简单的洪水模拟作为洪水灾害的信息”，并“通过使灾害地图更加复杂和易于使用来提供适合该地区的信息”。与政府合作“提供防灾信息”。我们将提供实际信息，利用该信息进行居民主导的培训，并通过反馈有助于防灾行动的信息进行改进。通过此，我们将建立一个[学术界、政府和私营部门之间为当地防灾做出贡献的可持续协作体系]，能够有效地发挥公共援助、互助和自救的职能。该计划大致分为以下三个系统。 ① 对现有灾害地图信息进行数据分析和基于模拟的洪水分析，以创建易于政府提供和解释的详细材料，例如按时间顺序提供并表达各个点的信息假设。 ②考虑政府如何获取、部署和共享信息，例如阅读现有信息和模拟方法，并在地方政府中进行培训。 ③通过反映居民反馈的规划和重新实施来验证方法的有效性，构建可持续使用的三方协作体系。为此，2022年度，我们将特别针对①和②的内容进行调查和分析，对目标市町村内与洪水相关的河流进行洪水模拟，并读取现有的灾害地图，并根据①和②的分析来制作。结果被用于政府主办的防灾课程。