家族企業の持続可能な経営の実現に関する国際比較研究：東アジアの共通性と多様性

实现家族企业可持续管理的国际比较研究：东亚地区的共性与多样性

基本信息

批准号：
22K01738
负责人：
竇少杰
金额：
$ 2.58万
依托单位：
Ritsumeikan University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份：
2022
资助国家：
日本
起止时间：
2022-04-01 至 2026-03-31
项目状态：
未结题

项目摘要

2022年度は本研究の最初年度であった。コロナ禍により全世界で「コロナ倒産」が大量発生し、企業の「持続可能な経営」への社会的関心が高まりつつある中、日本に数多く存在する長寿企業が改めて注目を集めるようになっている。長寿企業の最大の強みは、豊富な経験知に裏付けられた危機管理力であり、持続可能な経営に必要不可欠な構成要素でもある。本研究は、日本の長寿企業（主に家族企業）を研究対象の中心に据えるとともに、日本と同じ東アジア文化圏に属する諸社会（具体的には韓国・中国本土・台湾）の家族企業を比較対象とする。経営学・社会学の理論・方法と諸社会の共通性と多様性を踏まえつつ、家族企業の複雑系構造を「企業経営」・「家族経営」・「財産経営」という3つの側面に分解し、危機管理力に焦点を置きながら、日本の長寿家族企業の持続可能な経営の生成メカニズムを、緻密な企業ケーススタディをもとに明らかにすることをめざす。コロナ禍の影響で海外への渡航は難しかったが、日本国内での研究調査は無事にできた。また中国や韓国の水際対策の緩和を受けて、2022年11月に韓国家族企業学会の招待を受けて秋季学術大会に参加でき、韓国企業（トング製薬）の現地訪問も実施でき、さらに2022年末中国本土への渡航し、家族企業（建兵アルミ股分有限公司／山東巨環集団）での現地調査も実施できた。2022年度において、共著を含む著書全3冊、学会発表や講演全6回、中国語論文を含む論文全4本という実績があった。

2022 财年是本研究的第一年。随着新冠疫情在全球范围内造成大量“新冠破产”，社会对企业“可持续经营”的兴趣日益浓厚，日本存在的长寿企业再次受到关注。长寿公司的最大优势是其危机管理能力，这种能力以丰富的经验和知识为后盾，是可持续管理的重要组成部分。本研究重点关注历史悠久的日本企业（主要是家族企业），以及与日本属于同一东亚文化区（特别是韩国、中国大陆和台湾）的社会中的家族企业。有待比较。基于工商管理和社会学的理论和方法，以及各个社会的共性和多样性，我们将家族企业的复杂结构分解为“公司管理”、“家族管理”和“财产管理”三个方面。 “我们重点关注危机管理能力，旨在根据详细的公司案例研究，阐明日本长寿家族企业可持续管理的机制。尽管由于冠状病毒大流行而很难出国旅行，但我还是在日本成功地进行了研究。另外，由于中韩两国边境措施的放松，我得以收到韩国家族企业协会参加2022年11月秋季学术会议的邀请，得以实地考察韩国公司（通药业），而且，到2022年底，我能够前往中国大陆，在我家族的公司（建北铝业有限公司/山东巨环集团）进行实地考察。 2022年，他出版了三本书（包括合著者）、六篇会议演讲和讲座以及四篇论文（其中一篇是中文论文）。