日本近代経済学発展史における北海道経済学界の位置づけ：「早川文庫」を手がかりに

北海道经济在日本近代经济发展史上的地位——以《早川文库》为视角

• 批准号: 22K01418
• 负责人: 宮崎 義久
• 金额: $ 2.75万
• 依托单位: Sendai National College of Technology
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
• 财政年份: 2022
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2022-04-01 至 2027-03-31
• 项目状态: 未结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-22K01418/
• 关键词: 早川三代治; 小樽商科大学; ネットワーク; 北海道; 近代経済学史; 北海道帝国大学（北海道大学）; 小樽高商（小樽商科大学）

本研究は，戦後の小樽商科大学（旧制小樽高等商業学校）で教授を務めた経済学者早川三代治（1895-1962）に関する寄贈資料等を手がかりに，明治から昭和中期の北海道経済学界を対象とし，近代経済学者たちの学術的な交流や研究者ネットワークを明らかにする。今年度は予定した通り，小樽商科大学附属図書館に現存する大学関係資料や講義ノートおよび整理中の研究メモや手紙等に関する新たな資料について，大まかな全体像の把握と整理に努めた。とりわけ，宮﨑・生垣が中心となり，資料全体の優先順位をつけて，本研究において必要かつ重要なもの（早川が作成した講義ノート，研究資料など）とそれ以外とに選別し，今後の研究計画の確認を行った。また，江頭が中心となり，その一部資料（北海道大学時代の受講ノート：森本厚吉講述など）について，デジタル化とデータベース化についての作業を進めることができた。ただし，早川が学生時代の頃から晩年までに作成した資料が幅広く残されている一方，留学中シュンペーターらに師事して何を学んだのか，留学時代および前後の経済学者たちとの深い交流関係など，研究課題と直接結びつく証拠となるような重要な資料が必ずしも残されていないことが事実として明らかになった。これらの成果に基づき，引き続き整理資料のデジタル化作業を進めるとともに，資料の精読とそれを踏まえた北海道経済学界における早川の位置づけを探る作業を進めていく。さらには，早川のみならずその周辺人物に関連する資料などについて，北海道大学文書館などが所収する資料などについて，新たに収集および精読していく予定である。

本研究以明治时代至昭和中期的北海道经济世界为中心，使用了曾任小樽商业大学（前身为小樽高中）教授的经济学家早川美代治（1895-1962）相关的捐赠资料。商业学）揭示了战后现代经济学家的学术交流和研究人员网络。今年，我们按照计划，致力于了解和整理小樽商科大学图书馆现有的大学相关材料和讲义，以及目前正在整理的研究备忘录和信件等新材料。特别是，宫崎和赫奇带头对所有材料进行了优先排序，将其分类为对本研究必要且重要的（早川制作的讲义、研究材料等）和其他，并为今后的研究做好了计划。确认的。此外，在江头的带领下，我们能够对一些资料进行数字化和数据库创建（包括他在北海道大学期间的讲义：森本敦义的讲座）。然而，虽然早川从学生时代到晚年创作的材料非常广泛，但他在留学期间师从熊彼特等人学到了什么，并不清楚作为证据的重要材料。与研究主题直接相关的人不一定会被抛在后面。基于这些结果，我们将继续将整理的资料数字化，并仔细阅读这些资料，并以此为基础，努力探讨早川在北海道经济界的地位。此外，我们计划收集并仔细阅读不仅与早川有关的资料，而且还计划收集并仔细阅读与早川相关的资料，例如北海道大学档案馆保存的资料。