18 世紀トスカーナにおける憲法計画：啓蒙と専制の間で

18世纪托斯卡纳的宪政规划：启蒙与专制之间

基本信息

批准号：
21K13130
负责人：
大西克典
金额：
$ 2.33万
依托单位：
Kawamura Gakuen Woman's University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
财政年份：
2021
资助国家：
日本
起止时间：
2021-04-01 至 2025-03-31
项目状态：
未结题

来源：
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-21K13130/
关键词：
イタリア憲法ハプスブルク啓蒙トスカーナ 18世紀

项目摘要

まず、本年度はイタリアの出版社Edizioni di Storia e Letteraturaからイタリア語で単著を出版した。この本は、憲法計画と同時期に進んでいた土地台帳編纂計画を主題としたものであり、博士課程での研究成果を中心にまとめたものである。一見本研究課題と直接のつながりは薄いように見えるが、両方の計画に共通して参加していた人物も多く存在しており、実際に本研究課題に関連する研究で得られた知見を盛り込むことで、この本では博士論文で取り上げた個別事例をより広い文脈の中で考察することができた。また、前年度までに収集していた史料の中にある覚書の一つを日本語に翻訳し、解題を付けて発表した。この覚書にはフランス革命初期の動向に影響を受けたと思われる箇所が多々あり、レオポルドのフランス革命観や後年に皇帝としてフランス革命に対峙した際の彼の行動を考える際にも示唆的である。加えて内容の面から判断してこの覚書は1789-1790年に書かれたことが推察され、ちょうど同時期に起きていたネーデルラントの反乱に対するレオポルドの対応とトスカーナの憲法計画には相互に関連がある可能性が高いことも合わせて指摘した。すなわちトスカーナの憲法計画の中で練り上げられたレオポルドの統治観が、ネーデルラントの反乱者たちに対する当初の穏健な姿勢へとつながったと考えられるし、またこの宥和政策によってもネーデルラント情勢が沈静化しなかった事実がトスカーナにおける憲法計画の放棄や政策の転換に影響した可能性が高いのである。

首先，今年我出版了意大利出版商 Edizioni di Storia e Letteratura 的意大利语个人作品。本书以与宪法工程同时进行的土地地籍编制项目为重点，是博士生课程研究成果的汇编。乍一看，与该研究主题的直接联系似乎很弱，但有很多人共同参与了这两个项目，我们将整合从与该研究主题实际相关的研究中获得的知识，这使得这一点成为可能。我在本书中在更广泛的背景下考虑了我的博士论文中讨论的个别案例。另外，将截至前一年收集到的历史资料中的一份备忘录翻译成日文并附有说明。这份备忘录的许多部分似乎受到了法国大革命早期趋势的影响，并且在考虑利奥波德对法国大革命的看法以及他后来作为皇帝面对法国大革命时的行动时具有启发性。是。另外，从内容来看，推测这份备忘录写于1789-1790年，利奥波德对同时期发生的低地国家叛乱的反应与托斯卡纳的制宪计划存在相互联系。还指出，可能性很大。换句话说，人们认为利奥波德在托斯卡纳制宪计划中所阐述的政府观导致了他最初对荷兰叛乱分子采取了温和的立场，甚至这种绥靖政策也未能平息荷兰的局势。荷兰这一事实很可能影响了宪法计划的放弃和托斯卡纳政策的变化。