戦後日本における米国フレンズ奉仕団の活動

美国友军服务团在战后日本的活动

基本信息

批准号：
21K12439
负责人：
戸田徹子
金额：
$ 2.58万
依托单位：
Tsuda University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份：
2021
资助国家：
日本
起止时间：
2021-04-01 至 2025-03-31
项目状态：
未结题

项目摘要

日本および日系アメリカ人に関するAFSCの戦中と戦後の活動には明白な連続性があることから研究計画を見直し、2022年度からは米国における日系アメリカ人の強制収容と転住も研究対象に含めることとし、そのために研究分担者が加わった。2022年度もコロナ禍で海外渡航に制限があったため、研究代表者と分担者はAFSC本部資料室での資料調査を断念し、AFSCの定期刊行物や在米中の研究者を通して入手した資料、ならびにハヴァフォード大学クエーカー・コレクションから取り寄せた資料を集中的に解読した。研究代表者は、アメリカのクエーカーたちと内村鑑三、新渡戸稲造との関係について、アメリカの学会で発表した。フィラデルフィア年会ミッション・ボードの議事録に戦時下おけるボードの活動を追いAFSCとの協働関係を確認、さらにAFSC議事録からAFSCが独自に日本復興支援プロジェクト案を用意していた事実を発見し、それぞれ「戦時下のミッション・ボード」、「米国フレンズ奉仕団とララ物資の始まり（１）」として研究会で発表した。その他、 AFSCの職員および協力者として日米両国で活動したエスター・ローズとハーバート・ニコルソンの英語インタビュー音声を入手、文字起し作業に取り組み、英語スクリプトを作成した。研究分担者は、第二次世界大戦中にAFSCが従事した日系アメリカ人の再定住支援活動についてアメリカ文化研究会および移民研究会で発表した。AFSCが日系アメリカ人の収容所を管理していた政府組織「戦時転住局(WRA)」よりも先んじて日系人の再定住計画に着手し、WRAの意向に沿う形をとりながらAFSCの計画を進めていったことついて述べた。また、AFSCの日系人の東部への再定住支援活動についても焦点を当てた。当事者である日系人の日記も史料として活用し、AFSC、WRA、日系人それぞれの視点から再定住支援活動を考察した。

由于 AFSC 在战时和战后有关日本和日裔美国人的活动之间存在明显的连续性，因此我们修改了我们的研究计划，并将从 2022 财年开始将日裔美国人在美国的拘留和搬迁纳入其中。为此，增加了一个研究合作伙伴。。 2022年，由于新冠病毒大流行，海外旅行受到限制，因此首席研究员和他的合作者放弃了在AFSC总部档案馆的研究材料，而是依靠通过AFSC期刊和美国研究人员获得的材料。他深入解读了从哈弗福德大学贵格会收藏中获得的材料。首席研究员在美国学术会议上发表了关于美国贵格会与内村鉴三和新渡户稻造之间关系的演讲。在费城年度使命委员会的会议记录中，我们追溯了该委员会在战争期间的活动，并确认了其与 AFSC 的合作关系。此外，我们从 AFSC 的会议记录中发现，AFSC 已经准备了自己的支持日本复兴项目的提案。分别在学习小组中以“战时宣教委员会”和“美国朋友服务小组和劳拉补给品的起源 (1)”为主题进行介绍。此外，我们还获得了在日本和美国担任 AFSC 员工和合作者的 Esther Rose 和 Herbert Nicholson 的英文采访音频，并致力于将其转录成英文剧本。共同研究员在美国文化研究组和移民研究组做了关于二战期间AFSC对日裔美国人的重新安置支持活动的演讲。 AFSC 在管理日裔美国人拘留营的政府组织战时搬迁管理局（WRA）之前就开始了日裔美国人的重新安置计划，AFSC 的计划是按照 WRA 的意愿进行的。会议还重点讨论了 AFSC 支持日裔美国人重新安置到东部地区的努力。我们以参与其中的日裔美国人的日记为历史材料，从 AFSC、WRA 和日裔美国人各自的角度审视了移民支持活动。