中世東国寺社の研究

中世纪德国寺和神社研究

基本信息

批准号：
15J11252
负责人：
小池勝也
金额：
$ 1.09万
依托单位：
The University of Tokyo
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份：
2015
资助国家：
日本
起止时间：
2015-04-24 至 2017-03-31
项目状态：
已结题

项目摘要

東国寺社の研究を進め、佐藤博信編『中世東国の社会と文化』に発表した、「室町期鶴岡八幡宮寺寺僧組織の基礎的考察－若宮別当と二十五坊供僧を中心に－」では、鶴岡八幡宮の別当・供僧がそれぞれ若宮・本宮を権力基盤としていたことを明らかにした。さらに勝長寿院や下野日光山について、中世社会、国家における位置づけについて検討を試みた。次に京都の顕密寺院については、『鎌倉遺文研究』37号に、「鎌倉末期から南北朝期にかけての聖尊法親王の動向―三宝院流定済方の分裂とその影響―」を発表し、醍醐寺の鎌倉末期から南北朝期にかけての、醍醐寺三宝院流の複雑な内部対立の事情について検討を行い、南北朝末期に三宝院院主が弱体化した要因として、鎌倉末期から南北朝はじめにかけて発生した、三宝院流内での覇権をかけての聖尊と賢俊という二人の僧侶の対立が挙げられることを明らかにした。また、『千葉史学』68号に発表した「南北朝期・室町期における東国醍醐寺領と東国顕密仏教界の展開」においては、醍醐寺僧を題材として、畿内寺院と東国寺院の関係性について検討した。その中で、醍醐寺院主達は、南北朝期中期以降（１４C後半以降）東国に下向しなくなるが、鎌倉後期から南北朝初期にかけて獲得した東国寺社別当職を手放すことはなく、その後も寺領等からあがる権益を保持しようとしたことから、東国の主要寺社の一部で寺院のトップたる別当が現地にいないという事態が発生し、寺院経営のあり方等をめぐって、現地（東国）にいる供僧と、別当職を保持する在京醍醐寺僧との間で対立が生じ、さらにはそれぞれの外護者である鎌倉府と室町幕府の対立をも導いていくことを指摘した。さらに、武家政権を巻き込んで畿内寺院と東国寺院が対立した具体的な事例として、鶴岡八幡宮別当と醍醐寺三宝院院主の間で争われた伊豆山神社密厳院院主職相論の検討も行った。

他对德国寺院和神社进行了研究，在佐藤博信的《室町时代鹤冈八幡宫寺院和僧侣的组织基础研究——以若宫别当和二十五位和尚》为中心发表了《《中世纪东方的社会与文化》中揭示了鹤冈八幡宫的别托和神职人员的权力基础分别是在若宫和本宫。此外，我还试图考察松长寺和下野日光山在中世纪社会和国家中的地位。接下来，关于京都的剑光寺，他在《镰仓异文研究》第 1 期中发表了《从镰仓时代末期到南北町时代的昭尊君的动向——三方院流正财方的划分及其影响》。 37.镰仓时代后期至南北町时代醍醐寺三宝院派的复杂结构。考察南北朝末期三宝院派掌门人的内部矛盾情况，我们发现，之所以导致南北朝末期三宝院派掌门人的衰弱，是因为三宝院派从末期开始就争霸的圣尊和宪舜之间的矛盾。据透露，镰仓时代到南北町时代初期，人们和僧侣之间发生了冲突。另外，在千叶师学第68期刊登的《东国的醍醐寺藩与南北町时代、室町时代的东国剑光佛教的发展》中，我们利用以醍醐寺僧人为题材。其中，醍醐寺主在南北町时代中期（14世纪后期以后）之后停止迁往东国，但并没有放弃从镰仓时代后期到南北町时代初期获得的东国寺神社别东食。，甚至在那之后，他们继续从寺庙领地等迁徙。东方国家的一些主要寺庙和神社被寺院住持别当不在该地区，该地区（东国）的僧侣与持有别当的东京醍醐寺僧侣之间发生了冲突。他指出，这也导致了镰仓县和作为其守护者的室町幕府之间的冲突。此外，作为涉及武士政府的畿内寺院与东国寺院之间冲突的具体例子，我们还研究了鹤冈八幡宫神社宫主之间的伊豆山神社光权院宫主的位置之争。以及醍醐寺三宝院的法师。