２１世紀の植民地主義ーハワイ、ディエゴ・ガルシアを事例にー

21 世纪的殖民主义：夏威夷迪戈加西亚岛的案例

• 批准号: 13J06250
• 负责人: 大城 尚子
• 金额: $ 1.41万
• 依托单位: Osaka University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for JSPS Fellows
• 财政年份: 2013
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2013-04-01 至 2015-03-31
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-13J06250/
• 关键词: 米軍基地問題; 民族自決権; 人間の安全保障; 民主主義; 反基地運動; カナカマオリ; チャゴス人; 植民地主義; ディエゴ・ガルシア; 英米特別な関係; 自己決定(権)

本研究の目的は、国内および国際社会の情勢による自己決定権の制限から21世紀の植民地主義のメカニズムを解明することにある。最終年度である本年度は、ハワイのカナカマオリの自決権の阻害を反基地運動に着目し、既存の研究を調査し、現地調査を行った。カナカマオリの自決権の阻害に関しては、米国に併合された歴史的背景を踏まえ、それが現代の反基地運動にどのように関係するかを検討した。ハワイ州は20.6％が米軍基地となっている。そのうちの56％の土地がハワイ王国の土地であった。ハワイに米軍基地が建設されて以降、いくつかの米軍基地は、カナカマオリの反対運動で閉鎖された。しかし、2001年以降のハワイの米軍基地は、「対テロ戦争」の影響もあり強化されている（主な資料：米国政府のNational Defense StrategyならびにQuadrennial Defense Review Report）。一方で、20世紀後半からカナカマオリの政治家がカナカマオリの権利を保護する目的でアカカ法制定に向けて取り組んできた。しかし、この法律に関しても米国政府が優位となるようなものになり、カナカマオリが主張している権利とかけ離れる恐れが懸念事項にあげられる。また、2014年後半から陸軍基地の縮小が米国政府によって検討され始めているが、ハワイの産業の第2位が米軍基地となっており、多数派である移民はそこから利益を得ているため、米軍基地を容認することに繋がっている。さらに、米国によるハワイ併合や移民受け入れによってカナカマオリの人口は減少している。そのため、手続き的民主主義制度によってカナカマオリが自決権を行使することは難しい状況である。最後に、現地調査を行ったことで国際的にカナカマオリの権利回復を訴える人権活動家兼ハワイ大学講師と共同研究を進めていくことになった。これは、今後の研究へと繋がる実績である。

本研究的目的是从国内和国际环境对自决权的限制的角度来阐明21世纪殖民主义的机制。今年，即该项目的最后一年，我们重点关注反基地运动对夏威夷卡纳卡毛利自决权的阻碍，调查现有研究，并进行实地调查。关于阻碍卡纳卡毛利人的自决权，我们考虑了这与现代反基地运动的关系，并考虑到他们被美国吞并的历史背景。夏威夷20.6%的面积是美军基地。其中 56% 的土地属于夏威夷王国。自夏威夷美军基地建设以来，多个美军基地因卡纳卡毛利抗议活动而被关闭。但自2001年以来，美国在夏威夷的军事基地因“反恐战争”的影响而得到加强（主要来源：美国政府的国防战略和四年一度的防务审查报告）。另一方面，自20世纪末以来，卡纳卡毛利人政治家一直致力于制定《阿卡卡法案》，以保护卡纳卡毛利人的权利。然而，有人担心这项法律会让美国政府占上风，并可能偏离卡纳卡毛利人主张的权利。此外，美国政府自2014年底开始考虑削减军事基地，但夏威夷的第二大产业是美军基地，而占多数的移民从中受益，这导致了夏威夷的接受。美军基地。此外，由于夏威夷被美国吞并和接纳移民，卡纳卡毛利人的人口正在减少。因此，卡纳卡毛利人很难通过程序性民主制度行使其自决权。最后，根据实地研究的结果，我们决定与一位人权活动家和夏威夷大学讲师进行联合研究，他在国际上倡导恢复卡纳卡毛利人的权利。这是一项将引领未来研究的成就。

项目成果

A Beautiful Masochistic Alliance: Confronting a Different Position between US-Japan Security Alliance and Human Security in Japan

美丽的受虐联盟：美日安全同盟与日本人类安全的不同立场

• 发表时间: 2015
• 期刊: Lusiada Journal of International Politics and Security
• 作者: Ito M;Takahashi A;Watanabe Y;Kuwae T;Takai N;伊藤元裕・高橋晃周・渡辺佑基・高井則之・桑江朝比呂;藤本裕;藤本裕;藤本 裕;藤本 裕;藤本 裕;藤本 裕;藤本 裕;Shoko Oshiro
• 通讯作者: Shoko Oshiro

米軍普天間基地「移設」問題に関する「安全保障」を利用したプロパガンダ ―プロパガンダ手法のカードスタッキングを手掛かりに―

关于美军普天间基地搬迁问题的“安全”宣传——以叠牌宣传方式为线索——

• 发表时间: 2015
• 期刊: 北東アジアの平和構築 ― 緊張緩和と信頼構築のロードマップ ―
• 作者: Ito M;Takahashi A;Watanabe Y;Kuwae T;Takai N;伊藤元裕・高橋晃周・渡辺佑基・高井則之・桑江朝比呂;藤本裕;藤本裕;藤本 裕;藤本 裕;藤本 裕;藤本 裕;藤本 裕;Shoko Oshiro;大城尚子
• 通讯作者: 大城尚子

大城尚子HP

大城直子 HP

Shoko Oshiro

大城翔子

21世紀の植民地主義―ディエゴ・ガルシアの土地返還要求運動を事例に―

21世纪的殖民主义：迪戈加西亚岛归还土地运动的案例研究

• 发表时间: 2013
• 作者: Ito M;Takahashi A;Watanabe Y;Kuwae T;Takai N;伊藤元裕・高橋晃周・渡辺佑基・高井則之・桑江朝比呂;藤本裕;藤本裕;藤本 裕;藤本 裕;藤本 裕;藤本 裕;藤本 裕;Shoko Oshiro;大城尚子;大城尚子;Shoko Oshiro;大城尚子;大城尚子
• 通讯作者: 大城尚子