東南アジア・アブラヤシ生産地域におけるポリティカル・エコロジー研究

东南亚油棕产区政治生态研究

• 批准号: 13J08921
• 负责人: 寺内 大左
• 金额: $ 2.76万
• 依托单位: The University of Tokyo
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for JSPS Fellows
• 财政年份: 2013
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2013-04-01 至 2016-03-31
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-13J08921/
• 关键词: アブラヤシ; インドネシア; 生計戦略; 地域住民; ポリティカル・エコロジー; 東カリマンタン; リアウ; スマトラ

本研究はアブラヤシ生産先進地域であるインドネシア・東カリマンタン州パセール県とリアウ州シアク県で、１）地域住民の生計戦略・論理の変遷をマクロな政治・経済の動向と関連させながら明らかにし、２）その成果に基づき、これからアブラヤシ農園開発を導入する地域に対して政策的含意を抽出することを目的とした。1990年代後半以前までは、PIR方式を指針として企業がアブラヤシ農園開発を主導した。PIR方式では、企業が地域住民のアブラヤシ農園（プラスマ農園）を造成する。プラスマ農家は協同組合を組織し、共同でアブラヤシを生産する。生産物は契約搾油工場に出荷され、プラスマ農家は収入を獲得し、借入金を返済する計画になっていた。地域住民の企業への依存構造が問題とされていた。調査の結果、1990年代後半以降、パーム油価格の高騰によって、次のような変化が生じた。１）PIR方式に参加せずに、地域住民が独自にアブラヤシ農園を造成しはじめた、２）民営搾油工場が増加し、仲買企業も出現した。３）仲買企業の出現によって、地域住民はゴム生産と同じように必要時にアブラヤシ果房を収穫・出荷できるようになった、４）プラスマ農園の借入金返済が終了したことで、協同組合を通して契約搾油工場に出荷するのではなく、自由に生産・出荷するようになった、５）これにより、ほとんどの協同組合は崩壊した。以上のように1990年代後半以降のアブラヤシ生産構造は変容し、地域住民は特定企業に依存したり、協同組合に頼ることなく、個々の生計戦略に基づいてアブラヤシ生産を実践していることを明らかにした。パセール県の地域住民はアブラヤシ生産の高い「労働に対する収益性」を評価していた。しかし、それには道路建設と土地の整地が前提条件となっており、この前提条件が整わない地域では地域住民独自のアブラヤシ生産はゴム生産よりも魅力的でない可能性があることを指摘した。

本研究重点关注印度尼西亚东加里曼丹省的巴塞尔县和廖内省的西亚克县，这两个地区是先进的油棕生产区（1）阐明当地居民的生计策略和逻辑的变化与宏观政治和经济趋势的关系；根据结果​​，目的是提取对未来将引入油棕种植园开发的地区的政策影响。直到 20 世纪 90 年代末，公司以 PIR 方法为指导主导油棕种植园的开发。根据 PIR 方法，公司为当地居民创建油棕农场（血浆农场）。等离子农民组成合作社，共同生产油棕。该计划是将产品运往合同油厂，血浆农民将在那里赚取收入并偿​​还贷款。当地居民对公司的依赖结构被认为是一个问题。调查结果显示，自20世纪90年代末以来，由于棕榈油价格上涨，出现了以下变化。 1）当地居民开始在不参与PIR系统的情况下自行创建油棕种植园，2）私人采油工厂增加，经纪公司也出现。 3）随着中介公司的出现，当地居民现在可以在需要时收获并运输油棕果串，就像橡胶生产一样。 4）随着等离子种植园贷款偿还的完成，现在可以通过合同采油。人们开始自由生产和运输产品，而不是运送到工厂。5) 结果，大多数合作社倒闭了。如上所述，自 90 年代末以来，油棕生产结构发生了变化，很明显，当地居民现在根据个人生计策略进行油棕生产，而不依赖于特定的公司或合作社。帕塞尔省的当地居民看重油棕生产的高“劳动回报”。然而，这需要道路建设和土地清理，他指出，在这些先决条件不具备的地区，当地居民的油棕生产可能不如橡胶生产有吸引力。

项目成果

大規模アブラヤシ農園開発に対する焼畑民の反応―インドネシア・東カリマンタン州のダヤック人の事例―

刀耕火种农民对大规模油棕种植园发展的反应：以印度尼西亚东加里曼丹达雅克人为例

• 发表时间: 2013
• 作者: 寺内大左;井上真;三原朋樹;寺内大左;寺内大左
• 通讯作者: 寺内大左

石炭開発に対する焼畑民の認識と対応－インドネシア・東カリマンタン州のベシ村を事例として

刀耕火种农民对煤炭开发的认知与应对——以印度尼西亚东加里曼丹贝西村为例

• 发表时间: 2016
• 期刊: 林業経済研究
• 作者: ASATO;Wako;寺内大左
• 通讯作者: 寺内大左

石炭開発と地域住民の対応－東カリマンタン州西クタイ県の事例

煤炭开发和当地居民的反应——以东加里曼丹省西库台县为例

• 发表时间: 2014
• 作者: 河野宏光;田村勝;隅山健太;太田邦史;城石俊彦;Daisuke Terauchi;三原朋樹;寺内大左
• 通讯作者: 寺内大左

Livelihood strategies of local people and REDD+

当地人的生计策略和REDD

• 发表时间: 2014
• 作者: Hiromitsu Kono;Masaru Tamura;Naoki Osada;Kunihiro Ohta and Toshihiko Shiroishi;三原朋樹;Daisuke Terauchi
• 通讯作者: Daisuke Terauchi

東カリマンタンの生業史とアブラヤシ栽培の展開―焼畑と商品作物(ラタン・ゴム)生産地域を事例に―

东加里曼丹油棕种植的生计和发展历史 - 刀耕火种和经济作物（藤条和橡胶）生产区案例研究 -

• 发表时间: 2013
• 作者: 寺内大左;井上真;三原朋樹;寺内大左
• 通讯作者: 寺内大左