フンボルトの人間形成・陶冶の政治理論の再構成

洪堡人的形成与修养政治理论的重构

• 批准号: 22KJ1810
• 负责人: 柳田 和哉
• 金额: $ 1.02万
• 依托单位: Kyoto University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for JSPS Fellows
• 财政年份: 2023
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2023-03-08 至 2024-03-31
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-22KJ1810/
• 关键词: フンボルト; 教育哲学; 政治理論; 市民性教育; 公教育; リベラリズム; 卓越主義; 人間形成

本研究は、初期フンボルトの政治理論を再構成し、その教育理論上の意義を明らかにすることを目的としている。本年度は、第一に、初期のフンボルトの代表的著作『国家活動の限界』において「市民」の陶冶・教育がいかなる位置付けを与えられているかに焦点を当て、テキスト分析を実施した。その結果、国家活動の最小化を志向するフンボルトの政治理論が、つとに指摘されるように非政治的な資質に基づくものではなく、政治的な確信によって裏付けられたものであること、および、フンボルトの政治理論の核心が、市民的な美徳の涵養を実現する方途を示すことにあることが明らかにされた。また、『国家活動の限界』が執筆された1792年の前後10年程度の間に執筆された断片的な論考群を分析対象とし、政治理論の背景を構成するフンボルトの人間形成論が、道徳哲学的にいかなる基礎づけを与えられているかを検討した。フンボルトの教育理論の鍵概念とされる人間形成（Bildung）の概念が、善き生に関する社会的な見解に基づいていること、および、人間形成の規範的・道徳的な基盤が、人間本性に求められていることを、「人間形成の理論」「宗教について」等の初期の論考群の検討によって明らかにした。本年度は、以上の研究成果を国際ワークショップ等で報告した。また、以上の研究成果に基づいた学術論文を、来年度に国内外の査読つきの学術雑誌に投稿を行う予定である。

本研究的目的是重构洪堡早期政治理论并阐明其教育理论意义。今年，我们首先对洪堡早期代表作《国家活动的限度》中对“公民”的培养和教育的定位进行了考证。由此可见，洪堡以尽量减少国家活动为目标的政治理论并非如津所指出的那样以非政治性为基础，而是以政治信念为支撑，并且显而易见，洪堡政治理论的核心是展示如何培养公民道德。此外，通过分析1792年写下《国家活动的限度》前后十年间所写的零碎论文集，分析了构成政治理论背景的洪堡的人类形成理论。它已从哲学上被赋予了基础。洪堡教育理论中的人的发展观（Bildung）是建立在关于美好生活的社会观的基础上的，人的发展的规范和道德基础是建立在人性的要求之上的。通过对《人类形成理论》和《论宗教》等早期论文的考察得到了澄清。今年，我们在国际研讨会和其他活动中报告了上述研究成果。我们还计划明年向日本和海外的同行评审学术期刊提交基于上述研究成果的学术论文。

项目成果

Competence-Based Education and Liberal Aims of Higher Education

基于能力的教育和高等教育的自由目标

• 发表时间: 2023
• 作者: 山置佑大、Omar Eradl;近藤敬子、阪本知樹、永田崇、片平正人;Kazuya Yanagida
• 通讯作者: Kazuya Yanagida