近代ロシアにおける海運業の発達とユーラシアの経済

现代俄罗斯航运业与欧亚经济的发展

基本信息

批准号：
12J02787
负责人：
左近幸村
金额：
$ 0.9万
依托单位：
Waseda University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份：
2012
资助国家：
日本
起止时间：
2012 至 2014-03-31
项目状态：
已结题

项目摘要

4月10～13日にアメリカのコロラド州デンバーで開催されたWestern Social Science Association 55^<th> Annual Conferenceに出席して、"Russian Transatlantic Liners after the Russo-Japanese War : Pssport Issues of Jewish Immigrants"と題する報告を行った。また6月1日に東京大学本郷キャンパスで開催された社会経済史学会第82回全国大会において、「ロシア東亜汽船社と義勇艦隊―20世紀初頭のユダヤ人移民問題との関連から」と題する報告を行った。これら国内外での報告を通じて、ユダヤ人移民問題との関連からロシア海運史研究の意義を広くアピールするとともに、多様な専門分野の研究者から今後の研究方針についての具体的なアドバイスを得ることができた。平成25年度は、9月15日と16日に早稲田大学で行われた社会経済史学会の次世代研究者育成ワークショップの開催に、受入教官である矢後和彦教授とともに尽力し、その中で自身も「帝政期ロシア極東における移民と民族問題」と題する報告を行った。本ワークショップを通じて、自身の研究課題の改善点を見出すとともに、組織者としての能力に磨きをかけ、さまざまな先生方や同世代の研究者たちと交流を深めることができた。出版物としては、拙稿「帝政期のロシア極東における『自由港』の意味」が掲載された『東アジア近代史』16号が刊行された。その末尾で示した20世紀初頭の東アジアとバルカンの東西比較の問題は、今後取り組むべき大きな課題である。現地調査は、8月20日～30日にウラジオストクの国立極東歴史文書館で行い、ロシア極東の海運に関する公文書を閲覧した。閲覧した史料は、上記9月のワークショップの報告で用いたほか、今後の研究発表に活かしていく。

4月10日至13日，我参加了在美国科罗拉多州丹佛市举行的西方社会科学协会第55届年会，并做了题为“日俄战争后的俄罗斯跨大西洋邮轮：犹太移民的体育运动问题”的报告。我们做了一份题为“.此外，在莫斯科召开的第82届全国社会经济史学会会议上，还提出了题为《俄罗斯东亚汽船公司与志愿舰队：与20世纪初犹太移民问题有关》的报告。 6月1日在东京大学本乡校区。通过这些国内和国际报告，我们能够广泛宣传俄罗斯航海史研究对犹太移民问题的重要性，并从各个专业领域的研究人员那里获得有关未来研究政策的具体建议。做吧。 2013财年，我与主持教授矢子和彦教授共同组织了社会经济史学会下一代研究员培训研讨会，于9月15日至16日在早稻田大学举行，并发表了题为《社会经济史学会下一代研究员培训研讨会》的报告。 “帝国时期俄罗斯远东地区的移民和种族问题。”通过这次研讨会，我找到了自己研究项目中需要改进的地方，磨练了自己作为组织者的能力，并加深了与同代教授和研究人员的互动。出版物方面，《东亚近代史》第16期出版，其中就有我的文章《帝国时代俄罗斯远东“自由港”的意义》。 20世纪初东亚与巴尔干地区的东西方比较问题，如本文末尾所示，是未来必须解决的重大问题。此次实地考察于8月20日至30日在符拉迪沃斯托克国家远东历史档案馆进行，查阅了与俄罗斯远东地区航运相关的官方文件。所查看的历史资料已用于上述九月份研讨会的报告中，并将在未来的研究报告中使用。