抗原性を消失させたユニバーサルヒト骨格筋芽細胞のセルバンキングの構築に関する研究

消除抗原性通用型人骨骼肌成肌细胞库构建研究

• 批准号: 22K08755
• 负责人: 丸屋 安広
• 金额: $ 2.66万
• 依托单位: Nagasaki University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
• 财政年份: 2022
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2022-04-01 至 2025-03-31
• 项目状态: 未结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-22K08755/
• 关键词: 筋芽細胞シート; 十二指腸ESD後穿孔; 再生医療等製品; ユニバーサル骨格筋芽細胞シート; 免疫原性; 骨格筋芽細胞; 他家移植; 再生医療; セルバンキング; 免疫回避

【背景/目的】我々はこれまで消化器外科領域への骨格筋芽細胞シートを用いた研究を基礎研究から臨床応用に至るまで進めてきた。ブタ十二指腸ESDモデルを確立（DigestiveEndosco,2020）、更に上記モデルを用いて自家筋芽細胞シートが十二指腸ESD術後穿孔を予防することを報告した（Cell Transplant, 2020）。また細胞シートを腹腔内に腹腔鏡で移植するためのデバイスの開発を行ってきた（Surg Endsco, 2021）。これらの知見を基盤として、表在性非乳頭部十二指腸腫瘍を対象に「ESD及び腹腔鏡下自家骨格筋芽細胞シート移植」による再生医療の探索的な医師主導治験を2021年4月~2023年3月まで3例実施した。しかしながら自家細胞を用いる再生医療を消化器外科領域に応用する場合、細胞ソース採取から培養までの準備期間を考慮すると対象疾患を悪性度が低い腫瘍に限定され汎用性が低いという問題点がある。この問題を解決するために、免疫拒絶のリスクを低減できる他家筋芽細胞シート移植にの技術開発を行う。【骨格筋芽細胞の免疫原性ならびに免疫寛容試験】市販のヒト骨格筋由来筋芽細胞株を用いて、免疫原性に関与する表面抗原の発現を調べた。また、MHCクラスI分子の構成要素であるβ2-ミクログロブリンのノックダウンやヒト末梢血由来CD8+細胞との共培養による増殖刺激試験を行い、CD8+細胞の分裂回数や分泌されたIFN-γの濃度を測定し、免疫原性や免疫寛容に関する解析を試みた。これらの実験によりヒト骨格筋由来筋芽細胞はヒト線維芽細胞に比べ細胞性免疫への刺激が低い可能性が示唆される結果を得た。なおノックダウン後にヒト骨格筋由来筋芽細胞の増殖能の低下がみられたためプロトコールの改変や結果の再現性に関し、更なる研究が必要である。

[背景/目的]我们一直在胃肠外科领域开展骨骼肌成肌细胞片从基础研究到临床应用的研究。我们建立了猪十二指肠 ESD 模型 (DigestiveEndosco, 2020)，并进一步报道使用上述模型，自体成肌细胞片可防止十二指肠 ESD 后穿孔 (Cell Transplant, 2020)。我们还开发了一种用于通过腹腔镜将细胞片移植到腹膜腔中的装置（Surg Endsco，2021）。基于这些发现，我们将于2021年4月至2023年开展一项由研究者发起的探索性再生医学临床试验，采用“ESD和腹腔镜自体骨骼肌成肌细胞片移植”治疗浅表非乳头状十二指肠肿瘤。截至3月，共进行了3例。然而，当使用自体细胞的再生医学应用于胃肠外科领域时，考虑到从细胞源采集到培养的准备周期，存在目标疾病仅限于恶性程度较低的肿瘤，其通用性较低的问题。为了解决这个问题，我们将开发一种异体成肌细胞片移植技术，可以降低免疫排斥的风险。 [骨骼肌成肌细胞的免疫原性和免疫耐受性测试] 使用市售的人骨骼肌来源的成肌细胞系，研究了与免疫原性有关的表面抗原的表达。此外，我们通过敲低β2-微球蛋白（MHC I 类分子的组成部分）并与人外周血来源的 CD8+ 细胞共培养来进行增殖刺激试验，尝试测量免疫原性和免疫耐受性。这些实验的结果表明，人类骨骼肌来源的成肌细胞对细胞介导的免疫的刺激可能比人类成纤维细胞少。此外，由于在敲低后观察到人类骨骼肌来源的成肌细胞的增殖能力下降，因此需要对方案的修改和结果的再现性进行进一步的研究。