新規皮膚指向性ウイルスの感染状況の解明と疾患との関連性の探索

阐明新型皮肤亲和性病毒的感染状况并探索与疾病的关系

基本信息

批准号：
22K08434
负责人：
橋田裕美子
金额：
$ 2.66万
依托单位：
Kochi University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份：
2022
资助国家：
日本
起止时间：
2022-04-01 至 2025-03-31
项目状态：
未结题

来源：
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-22K08434/
关键词：
ウイルス皮膚微生物ポリオーマウイルス

项目摘要

昨今、次世代シークエンス技術の急速な進化によりウイルスメタゲノミクスが進み、新規皮膚指向性ウイルスが相次いで発見されている。その一方で、ウイルス知見の充足は後進性が目立ち、その感染状況や疾患との関連性については不明な点が多い現状である。本研究では、健常者および様々な皮膚疾患患者における新規皮膚指向性ウイルス群の感染状況を、遺伝子型にも着目して詳細に解析する。これにより、新規皮膚ウイルスが各種疾患の発生や病態形成に関与するのか、また特定のウイルス遺伝子型による疾患への影響を検討する。本年度は、新規皮膚指向性ウイルスとしてクタウイルスに着目した。クタウイルスは、パルボウイルスの一種であり、2016年に原因不明の小児下痢糞便から発見された。その後皮膚T細胞リンパ腫からも検出されたことから、その関連が論じられているが、未だ詳細は不明である。そこでまず、定量リアルタイムPCRによるクタウイルスDNAの検出系を構築した。次に、疾患との関連性を検討する前に、健常者の皮膚での感染状況を明らかにすることとし、様々な年代の日本人健常者から皮膚スワブを採取した。皮膚スワブからDNAを抽出し、これを用いて定量リアルタイムPCRによりクタウイルスDNAの検出状況を解析した。その結果、健常者の健常皮膚スワブからもクタウイルスDNAは検出されることが明らかとなった。特に60歳以上の高齢者では、60歳未満の年代群と比較してウイルスDNA検出率とウイルスDNA量が有意に高くなることが示された。また、ウイルスDNA量は男女間でも差があることが認められた。

近年来，由于新一代测序技术的快速发展，病毒宏基因组学取得了进展，新的亲皮肤病毒不断被发现。另一方面，人们对这种病毒的认识明显缺乏，目前对其感染状况及其与疾病的关系还有很多未知数。在本研究中，我们将详细分析新型亲皮肤病毒在健康受试者和各种皮肤病患者中的感染状况，重点关注基因型。通过此，我们将研究新型皮肤病毒是否参与各种疾病的发生和发病机制，以及特定病毒基因型对疾病的影响。今年，我们重点关注库塔病毒作为一种新的亲皮肤病毒。库塔病毒是细小病毒的一种，于 2016 年在一名不明原因腹泻的儿童的粪便中发现。由于随后在皮肤 T 细胞淋巴瘤中检测到它，因此对其之间的关系进行了讨论，但细节仍不清楚。首先，我们利用实时定量 PCR 构建了库塔病毒 DNA 检测系统。接下来，在研究与疾病的关系之前，我们决定弄清楚健康人皮肤上的感染状况，因此我们收集了不同年龄段的健康日本人的皮肤拭子。从皮肤拭子中提取DNA，并通过实时定量PCR分析库塔病毒DNA的检测状况。结果显示，即使在健康人的皮肤拭子中也检测到了库塔病毒 DNA。特别是，研究表明，与60岁以下的年龄组相比，60岁及以上老年人的病毒DNA检出率和病毒DNA量显着更高。研究还发现，男性和女性的病毒 DNA 数量存在差异。