播種性血管内凝固の早期診断の確立：NETsに関連した臨床マーカーはどれか

建立弥散性血管内凝血的早期诊断：哪些临床标志物与 NET 相关？

基本信息

批准号：
22K05989
负责人：
岩永朋子
金额：
$ 2.66万
依托单位：
Tokyo University of Agriculture and Technology
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份：
2022
资助国家：
日本
起止时间：
2022-04-01 至 2025-03-31
项目状态：
未结题

来源：
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-22K05989/
关键词：
播種性血管内凝固（DIC）Nets 敗血症モデル血栓 TTAS

项目摘要

本研究は敗血症などのときに発生し，発症すると致死率が高い播種性血管内凝固（DIC）における早期診断マーカーを評価するとともに，モデル動物を用いて，その病態を探索することが目的である。DICに病態においては血栓形成が行われるが，その過程において好中球によるNETsがカギとされている。今年度はまずは低用量LPS投与による敗血症ウサギモデルを用いて，LPS投与前および投与後における血栓形成変化を観測し，NETsの中心である好中球の動向と血栓形成の関係，血栓マーカーや血管内皮細胞障害の評価を行った。・血栓形成変化：血栓形成観測システム（TTAS）による評価：全血を病的血管を模したトロンボプラスチンなどを塗布したマイクロダクトへ一定のシェアストレスで注入し，その血栓形成過程を観察するシステムである。LPS投与開始30分から45分後までは血液凝固は延長する傾向を示した。しかし，投与開始45分から60分後には再び血液凝固が亢進する傾向が認められた。・血液検査評価：完全血球計算（CBC）および血栓マーカーの動向：CBCでは白血球および血小板はLPS投与開始直後から有意に減少し続けていた。赤血球に有意な変化は認めなかった。血栓マーカーの一つであるD-ダイマーは有意な変化は認めなかった。・血管内皮障害変化：血中シンデカン1濃度測定：血管内皮障害マーカーであるシンデカン1の血中濃度を測定したところ，LPS投与後10分後から上昇する傾向が認められた。・血栓形成と好中球によるNETs形成の可視化：TTAS測定で使用したマイクロダクト内に形成された血栓の免疫染色を行い，フィブリン血栓および白血球の形態評価を行った。LPS投与10分後に一部NETsを形成していると思われる好中球が認められた。

本研究的目的是评估脓毒症期间发生且死亡率较高的弥散性血管内凝血（DIC）的早期诊断标志物，并利用模型动物探索其病理学。 DIC 的病理过程中会发生血栓形成，中性粒细胞的 NETs 被认为是这一过程的关键。今年，我们将首先使用低剂量LPS诱导的脓毒症兔模型来观察LPS给药前后血栓形成的变化，并评估内皮细胞损伤。 - 血栓形成变化：使用血栓形成观察系统（TTAS）进行评估：该系统将一定剪切应力下的全血注入涂有凝血活酶的微导管中，模拟病变血管，观察血栓形成的过程.开始给予LPS后30至45分钟，血液凝固趋于延长。然而，在开始给药后45至60分钟，凝血又出现增加的趋势。・血液检查评估：全血细胞计数（CBC）和血栓标志物的趋势：CBC显示，在开始给予LPS后，白细胞和血小板立即持续显着减少。红细胞没有观察到显着变化。血凝块标志物之一 D-二聚体没有观察到显着变化。・血管内皮损伤的变化：血中多聚糖1浓度的测定：测定血管内皮损伤标志物多聚糖1的血中浓度时，发现在给予LPS 10分钟后，其浓度有上升的趋势。・中性粒细胞形成的血栓和NETs形成的可视化：对TTAS测定中使用的微导管内形成的血栓进行免疫染色，评价纤维蛋白血栓和白细胞的形态。 LPS施用10分钟后，观察到一些似乎形成NET的中性粒细胞。