近代日本の植民地における日系商工業者の進出と領域的制度に関する歴史地理学的研究

日本商人和近代日本殖民地商人的扩张和领土制度的历史和地理研究

• 批准号: 22K01054
• 负责人: 網島 聖
• 金额: $ 1.91万
• 依托单位: Bukkyo University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
• 财政年份: 2022
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2022-04-01 至 2026-03-31
• 项目状态: 未结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-22K01054/
• 关键词: 産業化; 薬事制度; 満州; モダニティ; 領域的制度; 日系薬業者; 外地; 商工業者ネットワーク

本研究計画は近代日本のいわゆる外地への日系業者の進出を事例に、多様な地理的スケールに対応した特定の領域内で効果を発揮する制度の影響を検討することを目的とする。この目的に沿って以下４つの具体的課題を設定している。①明治から昭和初期の華北地方、満州、朝鮮半島における薬品取引制度とその再編の検証、②同時期の日系薬品業者による当該地域への進出状況と薬品取引制度の対応の検証、③現地（華北地域、満州、朝鮮半島）における在来の薬品取引制度とその変化の検証、④以上で得られた知見を西欧先進産業化国の事例と比較し、後発産業化国のモデルとしてグローバルな産業化の歴史に位置付け、成果を国際発信する。各課題に対する昨年度の実績は以下の通りである。①および③に関しては分析対象となる史資料の収集に努めた。具体的には『満州国薬局方』、「満州薬学会会報」、その他業界新聞の収集を行なった。その分析は今年度以降の課題となる。②については医薬品業界新聞の情報に注目した分析を行い、成果をまとめて学術誌に論文として公刊した。④については国際的な産業化・近代化に関わる歴史地理学の議論と接続することを目指し、「モダニティ」の地理学研究に関する研究動向を整理・展望する作業を行なった。その成果は『地理学事典』の記事として公刊した。

本研究项目的目的是，以近代日本企业向所谓的外国地区扩张的案例，探讨在不同地理尺度对应的特定区域内有效的制度的影响。根据这一目标，我们提出了以下四个具体问题。 ①考察明治时期至昭和初期的华北地区、满洲及朝鲜半岛的药品交易体系及其重组；②考察同期日本制药公司向该地区的扩张状况；毒品交易系统的应对，③韩国满洲里当地（华北）地区的检查考察半岛传统的毒品交易体系及其变化），④将上述获得的知识与西欧先进工业化国家的案例进行比较，将其定位在全球工业化史上，作为后工业化国家的典范，传播成果国际化。去年每期的结果如下。对于①和③，我们努力收集史料进行分析。具体来说，我们收集了《满洲国药典》、《满洲国药学会会报》等行业报纸。从今年开始，分析将是一个挑战。对于②，我们以医药行业报纸的信息为中心进行了分析，总结了结果，并在学术期刊上发表了论文。对于第四点，我们整理并审视了“现代性”地理学研究的相关研究动向，旨在将其与国际工业化、现代化相关的历史地理学的讨论联系起来。研究结果作为一篇文章发表在《地理百科全书》上。