清華家史料の特性の解明―西園寺家・洞院家旧蔵史料を中心に―

清化家史料的特征解析 - 以西园寺家和东院家所拥有的史料为中心 -

基本信息

批准号：
22K00862
负责人：
木村真美子
金额：
$ 2.16万
依托单位：
Gakushuin University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份：
2022
资助国家：
日本
起止时间：
2022-04-01 至 2025-03-31
项目状态：
未结题

来源：
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-22K00862/
关键词：
西園寺家洞院家公名公記清華家中世貴族社会

项目摘要

交付申請書に記載した「研究目的」「研究実施計画」に照らし、以下の進捗をみた。①史資料の収集：新型コロナ感染症の影響が不透明であることにかんがみ、実施が可能な機会に遠方への史料調査・収集を実施することを優先した。すなわち、京都御所東山御文庫・陽明文庫・京都国立博物館・奈良国立博物館・春日大社国宝殿等に赴き、西園寺家・洞院家旧蔵史料の調査および天皇家・摂関家・名家等周辺貴族関係の史料調査をおこなった。また、西園寺家の権勢の衰退が南北朝の分裂に起因したことに照らし、南朝関係史料の調査もおこなった。②牛車史料研究との関連：本研究に先行する「牛車の中世的展開に関する研究」（JSPS科研費18K00935。継続中）において石山寺所蔵『石山寺縁起絵巻』に注目したが、その際はもっぱら牛車の描かれ方のみを注視したに過ぎなかった。しかしながら、同絵巻は洞院家の製作にかかるものであり、洞院家において蓄積された史料群生成の様相を解明する手がかりになることに気づき、再度調査を実施した。③研究協力者との共同調査：東京大学史料編纂所において研究協力者（末柄豊東京大学史料編纂所教授）と打ち合わせを行い、陽明文庫等における調査に同行してもらった。公家史料の代表的な存在であり、多様な階層が作成した史料を含む同文庫所蔵史料について原本調査をおこなった。その成果の一部として、同文庫所蔵『小朝拝関白宣下条々問答』について『陽明文庫講座』図録４に解説を執筆した。研究協力者の末柄豊氏も同書に『天文七年飛鳥井家蹴鞠記』『近衛稙家書状案』の解説を執筆した。④すでに筆耕を終えた公名公記の原稿について、点検をおこなうとともに、注記の付加など入稿のための作業をおこなった。

根据资助申请表中注明的“研究目的”和“研究实施计划”，取得了以下进展。 ①史料收集：鉴于新型冠状病毒感染的影响的不确定性，我们尽可能优先进行远距离的史料研究和收集。也就是说，我们去了京都御所东山文库、阳明文库、京都国立博物馆、奈良国立博物馆、春日大社国宝馆等，研究了西园寺家、东院家曾经拥有的史料，以及我们对周围的皇室、摄政家族、名门望族等贵族的信息进行了历史研究。此外，鉴于南北朝分裂导致西园寺家族势力衰落，他还调查了与南朝有关的史料。 ②与牛车史料研究的关系：在本研究之前的“牛车的中世纪发展研究”（JSPS KAKENHI Grant No.18K00935，进行中）中，我们关注的是石山寺拥有的“石山寺演艺绘卷”，但那时我们只关注牛车，我只关注它是如何绘制的。但由于这幅画卷是东院家族制作的，他意识到这可以为东院家族积累的历史资料的创作提供线索，于是他又进行了调查。 ③ 与研究合作者的共同研究：我在东京大学史学研究所会见了研究合作者（东京大学史学研究所教授末原丰），并邀请他陪同我在阳明进行研究文库等地。我们对图书馆所藏史料进行了原创性研究，这些史料具有宫廷贵族史料的代表性，也包括各个阶层创作的史料。作为这项工作成果的一部分，他为同一图书馆的《阳明文库讲座》目录4中保存的《Kochohai Kanpaku Senge Joji Questions and Answers》撰写了解释。研究合作者末原裕也在同一本书中对《天文7年飞鸟海毛力》和《近卫谷江的信稿》进行了解释。 ④ 对已写好的公名正式记录稿件进行了检查，并进行了添加注释等工作，为提交做准备。