天文暦学・本草学的文化交流圏に着目した18世紀日本近世文学・思想史の研究

研究日本近代早期文学和18世纪思想史，重点研究天文历法和草药文化交流领域。

基本信息

批准号：
21K12918
负责人：
吉田宰
金额：
$ 2.75万
依托单位：
Onomichi City University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
财政年份：
2021
资助国家：
日本
起止时间：
2021-04-01 至 2025-03-31
项目状态：
未结题

项目摘要

本年度は、主に以下三つの研究を行った。一つ目は、西村遠里『居行子』『万国夢物語』を中心とした原本の悉皆調査である。具体的には次の１５の所蔵先に赴き、原本の書誌調査を行った。国立国会図書館、杏雨書屋、国立公文書館、早稲田大学中央図書館、東京都立中央図書館、東京大学総合図書館、東京国立博物館資料館、佐賀県立図書館、九州大学附属中央図書館、新潟大学附属中央図書館、酒田市立図書館、秋田県立図書館、弘前市立弘前図書館、東北大学附属図書館本館、福島県立図書館。書誌調査では基本的な書誌事項を確認したほか、とくに『居行子』については全丁の匡郭を採寸し、印刷面にみられる匡郭の傷跡や字形の比較なども行った。こうした調査により、覆刻版を含めた版種の区別を明確にすることができている。二つ目は、後藤梨春と書肆鶴本に関する考察である。２０２１年度に「後藤梨春と書肆鶴本の出版戦略」と題する口頭発表（第１３回おのみち文学三昧、２０２１年１２月１１日、オンライン）を行ったが、その際に得たコメントやその後の追加調査を踏まえて、「後藤梨春編著の出版物と書肆鶴本―『温泉名勝志』『草の蛍』『芭蕉翁行状記』を中心に―」と題する論文（『尾道市立大学日本文学論叢』第１８号、２０２２年１２月）を発表した。三つ目は、杉田玄白に関する考察である。玄白は後藤梨春や平賀源内らと同じ文化圏に属しており、また漢詩や和歌、俳諧や狂歌、さらには絵画など、多くの文芸にも携わった人物である。そうした玄白を「狂」という視点から捉え直し、「杉田玄白と「狂」」と題する口頭発表（２０２２年度九州大学国語国文学会、２０２２年６月５日、九州大学伊都キャンパス）を行った。なお、本発表の内容は一部修正を施した上で、論文（「杉田玄白の諧謔精神―『耄耋独語』を中心に―」、『語文研究』第１３５号、２０２３年６月発行予定）として掲載されることが決まっている。

今年，我们主要开展了以下三项研究。第一个是对原文的彻底调查，重点是西村桃李的《异行子》和《万国梦物语》。具体来说，我们走访了以下15个馆藏，并对原稿进行了文献研究。国立国会图书馆、教书屋、国立公文书馆、早稻田大学中央图书馆、都立中央图书馆、东京大学综合图书馆、东京国立博物馆资料馆、佐贺县立图书馆、九州大学中央图书馆、新泻大学中央图书馆、坂田市立图书馆、秋田县立图书馆、弘前市立弘前图书馆、东北大学图书馆本馆、福岛县立图书馆。除了确认书目调查中的基本书目信息外，我们还测量了所有页面的封框，特别是“Igyozi”，并比较了封框上的伤痕和印刷表面上看到的字体。通过这项研究，我们已经能够清楚地区分版本，包括重印版。第二个是对后藤里春和鹤本翔志的讨论。 2021年，我做了题为“后藤理春和鹤本祥志的出版策略”的口头报告（第13届尾道文学三昧，2021年12月11日，在线），以及当时收到的评论和随后的补充调查基于此，我将写一篇论文，题为《后藤利顺与鹤本商事书编辑的出版物：以《温泉名胜》、《草之萤火虫》和《芭蕉的行乘记》为中心》（《尾道市立大学日本文学丛书》第18期，2022年12月）。第三是杉田玄白的考虑。源白与后藤里春、平贺源内属于同一文化圈，也涉足多种文学艺术，包括诗歌、和歌、俳海、京画，甚至绘画。他从“疯狂”的角度重新思考原白，并发表了题为“杉田原白与“疯狂””的口头报告（2022年九州大学日本语言文学学会，2022年6月5日，九州大学伊东校区）。请注意，本演讲内容已部分修改，改编自论文（《杉田元白的幽默精神——聚焦‘语意德语’——》，语言学研究第135期，计划于2023年6月出版）。已决定将其出版为

项目成果

期刊论文数量（0）

专著数量（0）

科研奖励数量（0）

会议论文数量（0）

专利数量（0）

杉田玄白と「狂」

杉田元白与《疯狂》

DOI：
发表时间：
2022
期刊：
影响因子：
0
作者：
大沼由布;徳永聡子（編著）;天野聡一;川平敏文;川平敏文;吉田宰;高山大毅;山本嘉孝;合山林太郎;合山林太郎;天野聡一;川平敏文;吉田宰;山本嘉孝;吉田宰
通讯作者：
吉田宰

後藤梨春と書肆鶴本の出版戦略

后藤理顺和鹤本庄志的出版策略

DOI：
发表时间：
2021
期刊：
影响因子：
0
作者：
Hitomi Yoshio;Juliana Alzate Buritica; and Hitomi Yoshio;Hitomi Yoshio;Hitomi Yoshio;Hitomi Yoshio;Hitomi Yoshio;由尾瞳;Laura Lazzari and Beth Widmaier Capo (eds);Rebecca Copeland (ed);吉田宰;吉田宰;吉田宰;吉田宰
通讯作者：
吉田宰

西村遠里『居行子』の流布に関する書誌学的考察

西村桃李《异行子》传播的文献研究

DOI：
发表时间：
2021
期刊：
影响因子：
0
作者：
Hitomi Yoshio;Juliana Alzate Buritica; and Hitomi Yoshio;Hitomi Yoshio;Hitomi Yoshio;Hitomi Yoshio;Hitomi Yoshio;由尾瞳;Laura Lazzari and Beth Widmaier Capo (eds);Rebecca Copeland (ed);吉田宰;吉田宰;吉田宰
通讯作者：
吉田宰

後藤梨春編著の出版物と書肆鶴本―『温泉名勝志』『草の蛍』『芭蕉翁行状記』を中心に―

后藤里春、鹤本庄司主编的书籍：以《温泉名胜》、《草之萤火虫》、《芭蕉老人的行为记录》为中心——