変容する都市郊外空間における男性住民の地域「参加」－ジェンダー再構築に注目して

城市郊区空间变化中男性居民的区域“参与”：聚焦性别重建

基本信息

批准号：
21K12504
负责人：
関村オリエ
金额：
$ 2万
依托单位：
Tokyo Woman's Christian University (2022)Gunma Prefectural Women's University (2021)
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份：
2021
资助国家：
日本
起止时间：
2021-04-01 至 2024-03-31
项目状态：
已结题

来源：
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-21K12504/
关键词：
都市郊外ジェンダー地域「参加」人文地理学男性地域

项目摘要

本研究の目的は，社会的な性別役割やそこで生じる規範を問い直すジェンダー視点から，計画空間としての都市郊外の変容と，そこでの住民たちによる日常的実践を明らかにすることである．特に本研究では，これまで見過ごされることの多かった「男性たちのジェンダー」に着目することで，いわゆる社会進出を果たす女性たちに対し男性たちはいかに地域・家庭に進出しつつあるのか，そして従来とは異なる場における彼らの新たな実践が，都市空間にいかなる変化をもたらすのか，ということを検討したいと考えている．そして，こうした検討により，企業で働く父親たちや日本に暮らす外国人男性たちがもつ新たな「男性性」についても考察したいと考えている．高度経済成長期の日本では，職住分離の都市構造において，生産機能に特化した都心に対して，労働力の再生産に特化した郊外が形成された．このような都市構造は「稼ぎ手としての夫，それを専業主婦として支える妻」という近代家族のジェンダー役割分業によって強化されてきた．しかし，経済のグローバル化や日本型雇用慣行の崩壊により，都市構造とこれを下支えする家族は過渡期を迎え，郊外では新しい状況が生じている．こうした中で，郊外の住民たちが，職住分離の構造を支えてきた空間秩序に対して，従来とは異なる形での地域参加を果たすのか，ということが本研究の関心であった．2022年度は，転機を迎える都市郊外において，固定的役割を越える動きを見せる住民と，対照的に従来の役割・秩序に依存するような動きを見せる住民とが存在したことが確認できた．このことは，男性たちの立場性や地域的文脈によるものと説明されているが，なぜこのような男性間の差異が生じるのかについて具体的な検討を進めている．今後も，地域的文脈（背景）との関係性の中で，空間形成主体としての男性住民たちによる地域「参加」と，そこでのジェンダー再構築について考察したい．

这项研究的目的是阐明城市郊区作为计划空间的转变以及那里的居民的日常实践，从性别角度重新审查那里出现的社会性别角色和规范。特别是，这项研究的重点是男性的性别，直到现在一直被忽视，我们想考虑男人如何扩展到现在进入社会的妇女的社区和房屋，以及他们在不同地方的新实践将如何带来城市空间的变化。通过这些考虑，我们想考虑新的“男性气质”，即居住在日本的公司和外国男子工作的父亲。在日本，在经济增长高的时期，在建立求职分居的城市结构中，在专门从事生产职能的城市中心中形成了专门从事劳动力繁殖的郊区。这种城市结构通过现代家庭的性别角色（例如“作为全职家庭主妇支持他们的丈夫和妻子”）加强了这种城市结构。但是，由于经济的全球化以及日本风格的就业实践的崩溃，城市结构以及支持他们的家庭正在经历过渡，郊区正在出现新的情况。在这种情况下，这项研究对郊区居民是否会以支持职业住房分离结构的空间顺序以不同的方式参与。在2022年，人们确认在城市郊区，有些居民超越了固定角色，相反，有些居民正在继续前进，以至于他们依赖传统的角色和秩序。这被解释为是由于男性的位置和区域背景所致，但是我们现在正在考虑针对男人之间的这种差异的特定考虑。将来，我们希望继续将男性居民的当地“参与”视为空间形成主体，并在那里与区域环境有关（背景）。

项目成果

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科研奖励数量（0）

会议论文数量（0）

专利数量（0）

『フェミニスト・シティ』を読む（１）－女性の友情の視点から－

读《女权城市》（一）——从女性友谊的角度——

DOI：
发表时间：
2023
期刊：
影响因子：
0
作者：
千田有紀・菊池英明編;安藤丈将・アンジェロ・イシ・中西祐子・菊地英明・松井隆志・大橋史恵・りむよんみ;吉田伊武貴，倉田陽平;吉田伊武貴，倉田陽平;大貫挙学;藤田智子・大貫挙学;大貫挙学;大貫挙学;石塚伸一（編）・村井敏邦・畠山亮・瀬畑源・山泉進・太田宗志・福島至・塚原英治・大貫挙学・西本成文・古川原明子・玄守道・兒玉圭司・出口雄一・岡崎まゆみ・大岩川嫩・山田早紀・田中伸尚・金子武嗣・橋口直太・浜田寿美男;幸田亮一;幸田亮一;関村オリエ;関村オリエ;関村オリエ;関村オリエ・熊谷圭知・久木元美琴
通讯作者：
関村オリエ・熊谷圭知・久木元美琴

地理学事典

地理百科全书

DOI：
发表时间：
2023
期刊：
影响因子：
0
作者：
Kanno;H. and Matsuyama;H.;公益社団法人日本地理学会編（分担執筆：南雲直子）
通讯作者：
公益社団法人日本地理学会編（分担執筆：南雲直子）

縮小する国内蚕糸業と絹へ回帰する産業遺産－群馬県桐生市の事例－

国内养蚕业萎缩与丝绸产业遗产回归 - 群马县桐生市案例 -

DOI：
发表时间：
2022
期刊：
専修大学社会科学研究所月報
影响因子：
0
作者：
千田有紀・菊池英明編;安藤丈将・アンジェロ・イシ・中西祐子・菊地英明・松井隆志・大橋史恵・りむよんみ;吉田伊武貴，倉田陽平;吉田伊武貴，倉田陽平;大貫挙学;藤田智子・大貫挙学;大貫挙学;大貫挙学;石塚伸一（編）・村井敏邦・畠山亮・瀬畑源・山泉進・太田宗志・福島至・塚原英治・大貫挙学・西本成文・古川原明子・玄守道・兒玉圭司・出口雄一・岡崎まゆみ・大岩川嫩・山田早紀・田中伸尚・金子武嗣・橋口直太・浜田寿美男;幸田亮一;幸田亮一;関村オリエ;関村オリエ
通讯作者：
関村オリエ

「織物のまち」桐生の記憶と住民たちのいま

“纤维之乡”桐生的回忆和居民的现状

DOI：
发表时间：
2022
期刊：
影响因子：
0
作者：
千田有紀・菊池英明編;安藤丈将・アンジェロ・イシ・中西祐子・菊地英明・松井隆志・大橋史恵・りむよんみ;吉田伊武貴，倉田陽平;吉田伊武貴，倉田陽平;大貫挙学;藤田智子・大貫挙学;大貫挙学;大貫挙学;石塚伸一（編）・村井敏邦・畠山亮・瀬畑源・山泉進・太田宗志・福島至・塚原英治・大貫挙学・西本成文・古川原明子・玄守道・兒玉圭司・出口雄一・岡崎まゆみ・大岩川嫩・山田早紀・田中伸尚・金子武嗣・橋口直太・浜田寿美男;幸田亮一;幸田亮一;関村オリエ;関村オリエ;関村オリエ;関村オリエ・熊谷圭知・久木元美琴;関村オリエ;関村オリエ
通讯作者：
関村オリエ

The participation of fathers in the reproductive sphere in Japan: Focus on their masculinity in community activities.

日本父亲对生殖领域的参与：在社区活动中关注他们的男子气概。

DOI：
发表时间：
2021
期刊：
影响因子：
0
作者：
千田有紀・菊池英明編;安藤丈将・アンジェロ・イシ・中西祐子・菊地英明・松井隆志・大橋史恵・りむよんみ;吉田伊武貴，倉田陽平;吉田伊武貴，倉田陽平;大貫挙学;藤田智子・大貫挙学;大貫挙学;大貫挙学;石塚伸一（編）・村井敏邦・畠山亮・瀬畑源・山泉進・太田宗志・福島至・塚原英治・大貫挙学・西本成文・古川原明子・玄守道・兒玉圭司・出口雄一・岡崎まゆみ・大岩川嫩・山田早紀・田中伸尚・金子武嗣・橋口直太・浜田寿美男;幸田亮一;幸田亮一;関村オリエ;関村オリエ;関村オリエ;関村オリエ・熊谷圭知・久木元美琴;関村オリエ;関村オリエ;Orie Sekimura
通讯作者：
Orie Sekimura