Archaeological Studies of the Cultural Adaptation and Potential in the Small Islands

小岛屿文化适应和潜力的考古研究

• 批准号: 18H00740
• 负责人: 新里 貴之
• 金额: $ 10.98万
• 依托单位: Okinawa International University (2020-2022)Kagoshima University (2018-2019)
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
• 财政年份: 2018
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2018-04-01 至 2023-03-31
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-18H00740/
• 关键词: トカラ列島; 物質文化; 食性; 島嶼環境; 境界領域; 中之島; 宮水流遺跡; 縄文時代; 弥生時代; 平安時代; 貝塚文化の北限; 悪石島; 考古遺物; 環境; 土器・陶磁器比較調査; 臥蛇島分布調査; 口之島分布調査; 遺物整理作業; オルソ画像作成; 土壌試料分析; 小規模島嶼群; 臥蛇島; 宝島; 諏訪之瀬島; 縄文土器; フィリピン大学; 喜界島; 小規模島嶼; 文化的多様性; 潜在的持続性; 中之島調査; 軽石製品; 平島

コロナ禍によって先送りされていたトカラ列島中之島宮水流遺跡の発掘調査を実施した。３トレンチの拡張を行い、上層から平安時代の層、弥生時代の層、縄文時代の層を明確にすることができた。また、遺物量も増加し、それぞれの時代の遺物組成を明らかにすることができた。平安時代の遺物は、土師器甕・坏、須恵器壺、越州窯系青磁碗、磨石・敲石類、軽石製品が認められる。これらの状況は、九州南部の平安時代の遺物組成に類似するが、土師器坏の大量消費活動の欠落、軽石製品の存在など、トカラ列島の地域性も確認できる。弥生時代～古墳時代初頭の遺物は、九州北部・中部・南部、大隅諸島の弥生土器、奄美諸島の弥生系土器、磨製石鏃、磨石・敲石類、砥石などがある。これらのように多系統に渡る弥生土器が出土した場所は、南島ではほかになく、弥生時代の交易活動の要衝という位置づけが可能となる。また、磨製石鏃の未製品や石屑、砥石を多く含むため、磨製石鏃を現地で製作していたことが判明した。縄文時代の遺物は、奄美・沖縄の貝塚文化前２期末-前３期初頭の土器群が確認された。また、腰岳産黒曜石も確認され、九州地域との交流の証拠である貝塚文化における最も古い黒曜石出土例となった。以上のように、貝塚文化前２期の北限がトカラ列島北部まで及ぶこと、弥生時代には交易活動の要衝となっていたこと、平安時代には概ね九州南部の状況に連動しつつも地域性が確認できることなど、重要な成果を挙げることができた。

我们在吐噶喇群岛的中之岛宫洲遗址进行了发掘调查，该调查因冠状病毒大流行而被推迟。通过扩大三个沟渠，我们能够从顶部清楚地识别出平安时代层、弥生时代层和绳文时代层。文物的数量也有所增加，使得可以明确各个时代文物的构成。平安时代的遗物有哈地陶壶、壶、苏陶壶、越州窑青瓷碗、磨石、抛光石、浮石制品等。这些条件与九州南部平安时代遗迹的构成相似，但也可以确认吐噶喇群岛的地域特征，例如缺乏大量消费哈吉糸石和浮石产品的存在。弥生时代至古坟时代初期的遗物有九州北部、中部、南部、大隅诸岛的弥生陶器、奄美群岛的弥生陶器、磨石镞、磨石、磨石、磨石等。南岛没有其他地方出土过多个谱系的弥生陶器，因此可以将其定位为弥生时期贸易活动的战略中心。还发现抛光石箭头是在当地制造的，因为该地点含有大量未完成的抛光石箭头、石屑和磨刀石。绳文时代的遗迹包括奄美和冲绳的贝冢文化第二期末至第三期初期的陶器。越岳的黑曜石也得到证实，成为贝冢文化中出土的最古老的黑曜石实例，是与九州地区互动的证据。如上所述，贝冢文化前第二期的北界延伸至吐噶喇列岛北部，是弥生时代贸易活动的要地，而平安时代则与此有很大关系。我们能够取得重要成果，包括确认九州南部的局势，但具有区域特色。

项目成果

Early Metal Age interactions in Island Southeast Asia and Oceania- jar burials from Aru Manara, northern Moluccas.

东南亚岛屿和大洋洲早期金属时代的相互作用——摩鹿加群岛北部阿鲁马纳拉的罐式墓葬。

• DOI: 10.15184/aqy.2018.113
• 发表时间: 2018
• 期刊: Antiquity
• 影响因子: 1.8
• 作者: Ono;R.;A. Oktaviana;M. Ririmasse;M. Takenaka;C. Katagiri;and M. Yoneda
• 通讯作者: and M. Yoneda

Societal perceptions and lived experience: Infant feeding practices in premodern Japan.

• DOI: 10.1002/ajpa.23939
• 发表时间: 2019-12
• 期刊: American journal of physical anthropology
• 影响因子: 2.8
• 作者: Takumi Tsutaya;Kazuhiko Shimatani;M. Yoneda;M. Abe;T. Nagaoka

沖縄の獣肉食

冲绳肉类食品

• 发表时间: 2018
• 期刊: 季刊考古学
• 作者: Price;M. and Hongo;H;黒住耐二;樋泉岳二
• 通讯作者: 樋泉岳二

骨コラーゲンの炭素・窒素同位体比からみる古墳時代の食生活

从骨胶原碳氮同位素比看古坟时代的饮食习惯

• 发表时间: 2019
• 作者: Naomi Kawasumi;Hirotaka Sato;Shunpei Yamamoto;Keiji Yano;中條暁仁;鈴木康之;堀裕;小林和貴・佐々木由香・能城修一・鈴木三男・斉藤洋子;清水展;小泉 利恵・金子恵美子・印南洋・長沼 君主;砂川有里子;先山 徹;米田穣
• 通讯作者: 米田穣

Mitochondrial DNA analysis of the human skeletons excavated from the Shomyoji shell midden site, Kanagawa, Japan

对日本神奈川县称名寺贝丘遗址出土的人体骨骼进行线粒体 DNA 分析

• DOI: 10.1537/ase.190307
• 发表时间: 2019
• 期刊: Anthropological Science
• 影响因子: 0.7
• 作者: Ryohei Takahashi;Ryoko Koibuchi;Fumiko Saeki;Yasuo Hagihara;Minoru Yoneda;Noboru Adachi;Takashi Nara
• 通讯作者: Takashi Nara