A Comprehensive Research on Style of the Violin Playing in the First Half of the 20th Century

20世纪上半叶小提琴演奏风格综合研究

基本信息

批准号：
18H00636
负责人：
大角欣矢
金额：
$ 9.82万
依托单位：
Tokyo National University of Fine Arts and Music
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
财政年份：
2018
资助国家：
日本
起止时间：
2018-04-01 至 2024-03-31
项目状态：
已结题

项目摘要

本研究は、20世紀前半のヴァイオリン演奏様式の諸伝統の生成過程とその変遷の解明に向けた基礎研究である。主たる資料として、ヴァイオリンの歴史的音源を豊富に含む東京藝術大学附属図書館所蔵SPレコード集成「野澤コレクション」を用いる。演奏分析にはコンピューターによる音響分析を活用する。同時に、レコードやラジオといった新しいメディアの普及を始め、歴史的・社会的状況と演奏様式の形成や変化の間にどのような相互作用が働いたのかなど、文化史的観点からの考察を行う。今年度は、「野澤コレクション」ヴァイオリン音源のディスコグラフィーデータベース整備のための作業を継続するとともに、ヴァイオリン演奏研究のケーススタディとして、鈴木慎一とその音楽活動を巡る状況に光を当て、さまざまな観点から研究を行った。そして、これまで3回の研究会を開催し、各自の研究成果につき情報・意見の交換を行った。鈴木はベルリンで師事したクリングラーを通じて、ヨアヒムの流れを汲む「ドイツ風」演奏技法を基盤としてヴァイオリニストとしての自己形成を行う一方、実演及びレコードを通じて当時の主要なヴァイオリニストやカルテットからの影響も多大に受けている。例えば、鈴木によるフランクのソナタの録音（1928年）をティボーの録音（1924年）と比較すると、運弓法などではクリングラーの影響が窺われるものの、テンポの変化はティボーに酷似している。また、日本におけるフランク受容のあり方、特にレコード界におけるその状況、鈴木の演奏活動に対する反響、彼の生育環境や日本におけるヴァイオリン文化についても情報共有が行われた。さらに鈴木の「才能教育」への傾倒の背景として、当時の社会情勢を反映した児童・教育観、及びそこにおいて聴覚の果たす独特の役割、一種のブームとなった「天才少年・少女」を巡る状況にも光が当てられ、多岐にわたる論点について議論がなされた。

这项研究是一项基础研究，旨在阐明20世纪上半叶小提琴演奏风格传统的发电过程和变化。主要材料是Nozawa Collection，这是东京艺术图书馆保存的SP记录集，其中包含大量历史小提琴音响。计算机声学分析用于性能分析。同时，我们将考虑新媒体（例如记录和广播）的传播，以及历史和社交场合之间的互动以及绩效风格的形成和变化。今年，我们继续努力为Nozawa Collection小提琴音响源开发唱片数据库，作为小提琴绩效研究的案例研究，我们阐明了Suzuki Shinichi及其音乐活动，并从各种角度进行了研究。到目前为止，我们还举行了三次研究课程，并就我们的每个研究结果交换了信息和意见。通过在柏林学习的克林格勒，铃木以“德国风格”的表演技巧为基础，成为了遵循约阿希姆风格的“德国风格”的表演技巧，同时也受到了当时的主要小提琴家和当时的四重奏的影响。例如，当将铃木对弗兰克（Frank）的奏鸣曲（1928）的录音与蒂博（Thibaud）的录音（1924）进行比较时，尽管可以在射箭方法中看到克林格勒的影响力，但速度的变化与蒂博（Thibaud）的变化非常相似。还分享了有关日本弗兰克接受方式的信息，尤其是在唱片界，对铃木表演活动，他不断增长的环境和日本小提琴文化的反应。此外，作为铃木对“人才教育”的承诺的背景，儿童和教育的观点反映了当时的社会状况，以及在那里听到的独特作用，以及围绕“天才男孩和女孩的局势”，这成为了一种繁荣，这是一种广泛的问题。

项目成果

期刊论文数量（0）

专著数量（0）

科研奖励数量（0）

会议论文数量（0）

专利数量（0）

Joachim and Romani Musicians: Their Relationship and Common Features in Performance Practice

约阿希姆和罗姆音乐家：他们的关系和演奏实践中的共同特征

DOI：
发表时间：
2021
期刊：
The Creative Worlds of Joseph Joachim, edited by Valerie Woodring Goertzen & Robert Whitehouse Eshbach (Woodbridge, Suffolk: Boydell & Brewers)
影响因子：
0
作者：
丹治嘉彦;橋本学;辻上奈美江;神野真吾;神野真吾;辻上奈美江;椎原伸博;和崎聖日;和崎聖日;島津　京;和崎聖日;林　卓行;和崎聖日;住友文彦;和崎聖日;丹治嘉彦;上原潔;神野真吾;奈良雅史;NARA Masashi;丸山空大;丸山空大;椎原伸博;高尾賢一郎;神野真吾;高尾賢一郎;高尾賢一郎;島津　京;小柳敦史;椎原伸博;帯谷知可;椎原伸博;帯谷知可;神野真吾;辻上奈美江;椎原伸博;和崎聖日;島津京;和崎聖日;丹治嘉彦;和崎聖日;Nobuhiro SHIIHARA;奈良雅史;奈良雅史;椎原伸博;太田峰夫;奈良雅史;島津　京;奈良雅史;OTA Mineo
通讯作者：
OTA Mineo

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