ミオンボ林とアカシア林が混在する地域におけるキリンの子育て戦略に関する研究

米欧波林与金合欢林共存地区长颈鹿育儿策略研究

基本信息

批准号：
17J09785
负责人：
齋藤美保
金额：
$ 1.22万
依托单位：
Kyoto University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份：
2017
资助国家：
日本
起止时间：
2017-04-26 至 2019-03-31
项目状态：
已结题

项目摘要

本研究員は当該年度において、博士論文をまとめるため、一年のうちの大半を論文執筆に充てた。その結果、当該年度に短報２本を発表し、さらに原著論文２本も発表間近の段階までまとめつつある。これらの論文ではキリンの仔育て集団に着目し、その社会学的・生態学的重要性を明らかにした。今までにキリンが仔育て集団を形成することは広く知られていたが、1970年代以降彼らの仔育て集団に関する研究は行われてこなかった。そのような背景のもと、本研究員は欧米の研究者がほとんど実施することのなかった徒歩での個体追跡調査方法を取り入れ、これまでに調査が行われてこなかった、タンザニア南西部に広がるミオンボ林に生息するキリンの仔育て集団の機能を明らかにしようとした。キリン研究分野では新規の調査手法を取り入れ、また長期に渡る現地調査を行った結果、緻密な観察を行うことが可能となった。結果、仔育て集団の構成、社会関係、仔達を見守る保護者役の分担制度、さらにはキリンの個々の性格まで把握することに成功した。このような研究は現在までに行われたことがなく、それらを論文という形で社会に還元したことで、キリン社会における仔育て集団の意義を理解する上で重要な役割を果たすはずである。また、飼育下キリンの飼育環境向上にも役立つだろう。さらに、生態学的側面から得られた情報は、キリンやその生息環境の保全という喫緊の課題にも大きく貢献することは間違いない。論文執筆と並行して学会発表を積極的に行い、当該年度中にカナダで開催されたNACCB2018、およびアメリカで開催されたAnimal Behavior 2018に参加した。

这位研究员一年中的大部分时间都用来写他的博士论文。因此，我们今年发布了两篇简短报告，两篇原创论文也已接近发表阶段。这些论文重点关注长颈鹿饲养群体，并阐明了它们的社会学和生态重要性。尽管众所周知，长颈鹿形成育雏群体，但自 20 世纪 70 年代以来，尚未对其育雏群体进行研究。在此背景下，本研究人员采用了西方研究人员很少使用的徒步追踪个体的方法来调查在坦桑尼亚西南部蔓延的长颈鹿，试图阐明长颈鹿的功能。生活在森林中的饲养群体。在长颈鹿研究领域，我们采用了新的研究方法，进行了长期的实地调查，使得详细的观察成为可能。由此，他们能够了解幼崽饲养群体的组成、社会关系、幼崽的监护权划分，甚至长颈鹿的个性。此类研究以前从未进行过，通过以论文的形式向社会提供研究结果，应该对理解长颈鹿社会中育雏群体的意义发挥重要作用。这也将有助于改善圈养长颈鹿的繁殖环境。此外，毫无疑问，从生态方面获得的信息将极大地有助于保护长颈鹿及其栖息地这一紧迫问题。在撰写论文的同时，他积极在学术会议上发表演讲，并于年内参加了在加拿大举办的NACCB 2018和在美国举办的Animal Behaviour 2018。