エスニシティとセクシュアリティ：イスラエルのピンク・ウォッシングを事例に

种族与性取向：以色列的粉红清洗案例

• 批准号: 17J07426
• 负责人: 保井 啓志
• 金额: $ 1.98万
• 依托单位: The University of Tokyo
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for JSPS Fellows
• 财政年份: 2017
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2017-04-26 至 2020-03-31
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-17J07426/
• 关键词: 動物の権利; フェミニズム; シオニズム; ナショナリズム; イスラエル; パレスチナ; ジェンダー; セクシュアリティ; 性的少数者; パレスチナ問題; ヴィーガン

研究員は、令和元年度の研究テーマを『動物の権利運動のイスラエルにおける進展』と、『ジェンダーの視点から見たシオニズムの系譜の考察』の二つに設定し、主に年度前期を前者のテーマに、主に年度後期を後者のテーマに時間を割き、研究を進めてきた。以下にその概要を報告したい。1.前期5月12日に秋田大学で行われた中東学会第35回年次大会において、『イスラエルの動物の権利に関する運動・ヴィーガニズム：ナショナリズムとパレスチナ問題の関わりから』の報告を行い、昨年度からの継続した研究成果を発表した。また、7月16日より、イスラエル国に調査渡航した。現地では、テル・アヴィヴ及びイェルサレムに滞在し、現地での資料の収集と参与観察、対象としている動物の権利活動家やヴィ―ガンなどに複数のインタビューを行った。8月6日より、外部調査員としてヘブライ大学で行われた二か月間の語学講座（サマー・ウルパン）を受講し、ヘブライ語の語学向上に努めた。その結果、ヘブライ語の語学水準「ヘー（上級）」を修了した。2.後期引き続き、7月期から9月期の研究成果をまとめ、Settler Colonial Studiesのジャーナルに論文を投稿するために論文を執筆中である。また、これらと並行して、従来のイスラエル国内の運動を、シオニズムとの接続の文脈で考察し、統合するべく、Daniel Boyarinといった、シオニズムとジェンダー・セクシュアリティに関する先行研究の読解に着手した。さらに、これまでのセクシュアリティに関する研究について、12月にはイスラーム・ジェンダー科研シンポジウムにて、『イスラエルのゲイ・コミュニティにおける境界と排除――パレスチナ人ゲイの事例からの考察』の報告を行った。これらの研究成果をまとめ、2020年4月に博士論文構想届の提出、2020年7月に博士論文リサーチコロキアムの開催を予定している。

研究人员为2019年设定了两个研究主题：“以色列动物权利运动的进展”和“性别视角下的犹太复国主义谱系研究”，并将主要集中在上半年。学年下半年我主要把时间花在后一个主题上，以推进我的研究。我想报告如下摘要。 1、5月12日在秋田大学举行的中东学会第35届年会上，我做了题为《以色列的动物权利运动与纯素食主义：从民族主义与巴勒斯坦问题的关系看》的报告，自去年以来我们公布了我们持续研究的结果。另外，从7月16日起，我又前往以色列进行考察。在实地，我留在特拉维夫和耶路撒冷，实地收集材料，参与参与式观察，并对目标动物权利活动人士和素食主义者进行多次采访。从8月6日开始，我作为外部研究员参加了希伯来大学举办的为期两个月的语言课程（Summer Ulpan），努力提高我的希伯来语语言技能。结果，他完成了希伯来语级别“He（高级）”。 2. 进入第二学期，我目前正在写一篇论文，总结七月至九月的研究成果，并将其提交给《定居者殖民研究》杂志。与此同时，我开始阅读丹尼尔·博亚林（Daniel Boyarin）等人之前关于犹太复国主义、性别和性行为的研究，以便在以色列境内的传统运动与犹太复国主义的联系中审视和整合它们。此外，关于他迄今为止对性的研究，他于12月在伊斯兰性别研究所研讨会上发表了题为“以色列同性恋社区的边界和排斥：巴勒斯坦同性恋案例的思考”的报告。我们计划总结这些研究成果，于2020年4月提交博士论文概念通知，并于2020年7月召开博士论文研究研讨会。