経済的困窮と相対的剥奪感が格差是正態度に及ぼす影響

经济困难和相对贫困对减少不平等态度的影响

基本信息

批准号：
17J01448
负责人：
申在烈
金额：
$ 1.22万
依托单位：
Osaka University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份：
2017
资助国家：
日本
起止时间：
2017-04-26 至 2019-03-31
项目状态：
已结题

项目摘要

申請者の平成30年の研究実績は二つになる。１．一つはSocial Indicators Researchに掲載した「How Can we Achieve a Sustainable Redistributive Policy? Rethinking the Relationship Between Civic Engagement, Neighborhood Relationship and Labor Market Status 」である。この論文では申請者が院生メンバーとして参加したSSP調査のデータを利用した。この研究で申請者は再分配に対する支持が自己利益だけでなく、民主主義と共同体の復元という観点からも説明できることを明らかにした。２．二つは申請者の博士論文がある。この博士論文で申請者は再分配の歴史的な背景と研究動向を批判的に考察した後、主観的解釈と社会的関係という二つの柱を中心に再分配支持のメカニズムを説明した。研究分野に対する貢献は以下の二つである。第一に、再分配支持に関する研究のパラダイムが、自己利益の合理性から主観性と民主主義の原理に徐々に移行していることを確認できた。人々は経済的な自己利益を達成するために再分配を支持すると言い切れない。民主主義社会における共生という言葉を持って理解することも必要である。第二に、再分配の支持はジェンダーの問題でもあることを確認できた。これまでの研究では家族を福祉政策の基礎単位として扱ってきたが、家族内部のジェンダー不平等を考えると、家族を福祉の基礎単位として扱うことは慎重にするべきである。

申请人2018年的研究成果有两个。 1.其中一篇是《社会指标研究》发表的《我们如何实现可持续的再分配政策？重新思考公民参与、邻里关系和劳动力市场状况之间的关系》。本文使用申请人作为研究生成员参与的 SSP 调查的数据。在这项研究中，申请人表明，对再分配的支持不仅可以从自身利益的角度来解释，还可以从恢复民主和社区的角度来解释。 2.二是申请人的博士论文。在这篇博士论文中，申请人批判性地审视了再分配的历史背景和研究趋势，然后解释了再分配的支持机制，重点围绕主观解释和社会关系两大支柱。对研究领域的贡献如下。首先，我们可以确认，支持再分配的研究范式正在逐渐从利己理性转向主体性和民主原则。人们不能说他们支持再分配以实现经济自身利益。也有必要从民主社会共存的角度来理解这一点。其次，我们能够确认对再分配的支持也是一个性别问题。以往的研究都将家庭作为福利政策的基本单位，但考虑到家庭内部的性别不平等，我们对将家庭作为福利政策的基本单位应持谨慎态度。