アフリカにおけるスポーツハンティングの持続可能性と地域住民の生活実践に関する研究

非洲狩猎运动的可持续性和当地居民的日常生活实践研究

基本信息

批准号：
10J01367
负责人：
安田章人
金额：
$ 1.79万
依托单位：
The University of Tokyo
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份：
2010
资助国家：
日本
起止时间：
2010 至 2012
项目状态：
已结题

项目摘要

本研究は、カメルーン共和国・ベヌエ国立公園地域を主な調査地とし、「持続可能性」を基盤としたスポーツハンティングと地域住民の生活実践の両立および、「人と野生動物の共存関係の構築」に対する学問的貢献と具体的提言を探求することを研究目的とした。最終年度にあたる平成24年度は、以下の二点を大きな目標として研究活動を進めた。つまり、第一に補完的フィールドワークの実施、第二にこれまでの研究成果の具現化である。第一の補完的フィールドワークについて、科研費の使用状況および時間的拘束のため、アフリカ・カメルーンおよびタンザニアでのフィールドワークをおこなうことはできなかったが、比較調査地とした北海道・占冠村において、2013年2月の一ヶ月間、フィールドワークをおこなった。そこでは、猟区を基盤とした野生動物保全管理に揺れる地域社会の姿を把握することができた。アフリカの事例と比較し、今後、論文執筆および学会発表による研究成果の結実を目指す。第二に、研究成果について、これまでのアフリカでのフィールドワークおよび文献研究の成果として、国際学会での発表1件、国内学会・研究会での発表を3件おこなった。また、これまでの研究の一区切りとして、単著を勁草書房より刊行した。本書は、国内初のスポーツハンティングに関する著書として、関係学界にてすでに多くの注目を集めている。3年間にわたる本研究の総括として、まずフィールドワークについて、資金および時間的制約によりカメルーンおよびタンザニアでの十分な調査をおこなうことが難しかった点はあるものの、北海道での調査を開始し、比較事例のレベルにまで達することができた。つぎに、成果発表について、単著の刊行および国際学会誌の掲載が主な成果である。また、Society and Natural Resourcesやヒトと動物の関係学会などの国内外の学会で学術的交流を深めることができた。こうした研究活動をさらに進め、我が国における.学術研究および現実社会に寄与したいと考える.

这项研究主要针对喀麦隆共和国的贝努埃国家公园地区，旨在平衡基于“可持续性”的运动狩猎与当地居民的日常生活实践，并“建立人类与野生动物之间的共存关系”。这项研究的目的是探讨学术贡献和具体建议。 2012 财年，即该计划的最后一年，开展研究活动时牢记以下两个主要目标。换句话说，第一步是进行补充性的实地考察，第二步是将迄今为止的研究成果具体化。关于第一次补充实地考察，由于KAKENHI的使用情况和时间限制，我们无法在非洲喀麦隆和坦桑尼亚进行实地考察，2013年2月进行了一个月的实地考察。在那里，我能够了解以狩猎区为基础的野生动物保护和管理所动摇的当地社区的状况。未来，我们的目标是通过撰写论文并在学术会议上发表研究成果，并与非洲的案例进行比较。第二，关于研究成果，我通过在非洲的实地考察和文献研究，在国际学术会议上做了1次报告，在国内学术会议和研究组上做了3次报告。此外，作为我之前研究的突破，我出版了 Keiso Shobo 的一本书。作为日本第一本有关狩猎运动的书籍，该书早已引起了相关学术界的广泛关注。作为对这三年研究的总结，首先，关于实地考察，虽然由于资金和时间的限制，在喀麦隆和坦桑尼亚很难进行充分的研究，但我们已经在北海道开始了研究，并正在寻找比较例子。我能够达到那个水平。其次，在成果发表方面，主要成果是单一作者的发表和在国际学术期刊上的发表。此外，我还能够在Society and Natural Resources、Society for Human-Animal Relations等国内外学术会议上加深学术交流。我希望进一步推进这些研究活动，为日本的学术研究和现实社会做出贡献。