地域社会における生存基盤に関する実証的研究

当地社区生存基础的实证研究

基本信息

  • 批准号:
    16J05401
  • 负责人:
  • 金额:
    $ 1.22万
  • 依托单位:
  • 依托单位国家:
    日本
  • 项目类别:
    Grant-in-Aid for JSPS Fellows
  • 财政年份:
    2016
  • 资助国家:
    日本
  • 起止时间:
    2016-04-22 至 2018-03-31
  • 项目状态:
    已结题

项目摘要

2017年度は、研究2に関する調査を中心に進めた。生を支える活動の持続性を考察する上で、それらが地域社会に住まう(関わる)人々によって共同で営まれていく過程を明らかにする必要がある。そのため、生きがい仕事づくりなどの復興支援活動を引き継いだ亘理町吉田東部地区で活動するNPO法人Bと同地区の地縁型組織に焦点をあて、それぞれの集団の動向についてヒアリング、参与観察を実施した(A団体関係者15名、町内住民4名)。また吉田東部地区の地縁型組織の性格を考察するために集落形成の歴史に関する調査を行った(亘理町郷土史研究会関係者へのヒアリング、資料収集)。調査から、①集落成立の歴史、②地縁型組織の性格と震災後抱えている課題、③新たな共同基盤の成立過程と地縁型組織との関係性が明らかとなった。震災前まで生活基盤であった地縁型組織は、震災後の住民移転や高齢化により弱体化し、従来の共同性に限界が見られた。一方、住民が抱える課題には、地域資源管理や環境整備など農村地域特有の復興課題があり、「行政の対応を待つのみでは解決が難しい」と考えられていた。こうした状況に対し、吉田東部地区では外部とつながりをもつ集団が地域社会の復興を担っていった。新たな共同関係が形成された要因には、集落形成過程で住民の流出入が続き外部者を受け入れる土壌があった点、地域づくりのための新たな手法や集団形成を促した外部者の存在、地域と外部の「つなぎ」となった住民の存在があった。ここから研究3に繋がる点として、共同性をめぐる今日の状況という課題がある。従来、地域社会の危機に対しては、町内会のような地縁型組織や、親族関係や生産の共同によるムラが対応を試みたが、現代では定住を前提とする集団の機能不全が課題に挙がっている。これらから、地域社会における危機に対し、どのような共同解決のかたちがありうるのかという論点を深めていきたい。
2017年,我们重点开展了研究2相关的研究。在考虑支持生命的活动的可持续性时,有必要明确由当地社区生活(参与)的人们共同开展这些活动的过程。因此,我们以在渡町东部吉田地区活跃的、承担了创造有意义的就业机会等重建支援活动的NPO B以及同地区的地区组织为中心,进行了采访和参与观察。各组的动向((A组相关15人,城镇居民4人)。此外,为了调查吉田东部地区的乡土组织的性质,我们还进行了村庄形成历史的调查(与渡町乡土历史研究会的相关人员进行听证会并收集资料)。调查揭示了(1)村庄建立的历史,(2)社区组织的性质及其在地震后面临的挑战,以及(3)建立新的公共基础设施的过程与社区之间的关系为基础的组织。震前作为生活基础的社区组织,因震后居民搬迁和人口老龄化而被削弱,传统的社区性受到限制。另一方面,居民面临着农村地区特有的恢复问题,如当地资源管理和环境改善,这些问题被认为很难通过简单地等待政府回应来解决。针对这种情况,与外界有联系的团体承担起了重建吉田东部地区社区的责任。导致新型合作关系形成的因素包括村庄形成过程中,居民不断进出,有接纳外来者的基础,以及社区发展的新方式和社区的存在。外来者鼓励形成团体,有些居民充当当地与外界之间的“纽带”。引出研究3的一点是当今围绕社区的状况问题。过去曾尝试通过居委会等地方性组织、基于血缘关系、共同生产的不平衡性来应对地方社区的危机,但在现代,以常住为前提的群体功能失调已经成为常态。成为一个问题。基于这些观点,我想深入讨论如何共同解决当地社区的危机。

项目成果

期刊论文数量(0)
专著数量(0)
科研奖励数量(0)
会议论文数量(0)
专利数量(0)
東日本大震災後の被災高齢者の生活変化―宮城県亘理郡亘理町「健康農業亘 理いちご畑」の参加者から―
东日本大地震后老年受灾者生活的变化 - 来自宫城县渡町渡町“健康农业渡草莓农场”的参与者 -
  • DOI:
  • 发表时间:
    2016
  • 期刊:
  • 影响因子:
    0
  • 作者:
    Takatsu H;Takayama M;Naito T;Takada N;Tsumagari K;Ishihama Y;Nakayama K;Shin HW.;内藤朋樹;Tomoki Naito;内藤朋樹;望月美希;望月美希;望月美希;望月美希;望月美希;望月美希
  • 通讯作者:
    望月美希
震災復興過程における<共同性>の立ち上がりー宮城県亘理郡亘理町における市民活動の事例からー
地震恢复过程中社区性的兴起:以宫城县渡地区渡町的公民活动为例
  • DOI:
  • 发表时间:
    2017
  • 期刊:
  • 影响因子:
    0
  • 作者:
    Takatsu H;Takayama M;Naito T;Takada N;Tsumagari K;Ishihama Y;Nakayama K;Shin HW.;内藤朋樹;Tomoki Naito;内藤朋樹;望月美希;望月美希;望月美希;望月美希;望月美希
  • 通讯作者:
    望月美希
「被災地域で始まった健康農業活動」、藤原佳典・小池高史編『何歳まで働くべきか? (ジェロントロジー・ライブラリー―高齢期の就業と健康)』
“在受灾地区开展健康农业活动”,藤原义典和小池隆(主编)“我们应该工作到什么年龄?(老年学图书馆——老年就业与健康)”
  • DOI:
  • 发表时间:
    2016
  • 期刊:
  • 影响因子:
    0
  • 作者:
    Takatsu H;Takayama M;Naito T;Takada N;Tsumagari K;Ishihama Y;Nakayama K;Shin HW.;内藤朋樹;Tomoki Naito;内藤朋樹;望月美希;望月美希;望月美希;望月美希;望月美希;望月美希;望月美希;望月美希;望月美希
  • 通讯作者:
    望月美希
高齢社会における『生きがい』としての小規模農業に関す る研究―東日本大震災により被災した農村地域を対象として―
将小规模农业作为老龄化社会“生活目的”的研究 - 以受东日本大地震影响的农村地区为对象 -
  • DOI:
  • 发表时间:
    2016
  • 期刊:
  • 影响因子:
    0
  • 作者:
    Takatsu H;Takayama M;Naito T;Takada N;Tsumagari K;Ishihama Y;Nakayama K;Shin HW.;内藤朋樹;Tomoki Naito;内藤朋樹;望月美希;望月美希;望月美希;望月美希;望月美希;望月美希;望月美希
  • 通讯作者:
    望月美希
高齢社会における農的活動の意味に関する研究 : 東日本大震災で被災した農村地域の高齢者を対象として
老龄化社会中农业活动的意义研究:以受东日本大地震影响的农村地区老年人为对象
  • DOI:
  • 发表时间:
    2016
  • 期刊:
  • 影响因子:
    0
  • 作者:
    Takatsu H;Takayama M;Naito T;Takada N;Tsumagari K;Ishihama Y;Nakayama K;Shin HW.;内藤朋樹;Tomoki Naito;内藤朋樹;望月美希;望月美希;望月美希
  • 通讯作者:
    望月美希
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  • 期刊:
  • 影响因子:
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  • 作者:
    Tanihara Tsukasa;Yamaguchi Shinichi;本間まり子;望月 美希
  • 通讯作者:
    望月 美希

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    $ 1.22万
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