明治期青年知識人たちの文学変革

明治时期青年知识分子的文学革命

• 批准号: 09J02136
• 负责人: 木村 洋
• 金额: $ 1.28万
• 依托单位: Kobe University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for JSPS Fellows
• 财政年份: 2009
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2009 至 2010
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-09J02136/
• 关键词: 正宗白鳥; 自然主義; 高山樗牛; 内村鑑三; 国木田独歩; 丁酉倫理会

本年度の成果は主に次の3点である。(1)論文「自然主義と道徳--正宗白鳥の初期作品をめぐって」(『国文論叢』44号、2011年3月)を発表した。この論文は、初期の正宗白鳥の作品に着目しつつ、なぜ日露戦争後の数年間において自然主義文学が内面の表現をめぐって緊迫した展開を生み出したかを検討したものである。「何処へ」をはじめとした白鳥の作品は、臨場感にみちた内面の描き出しにおいて注目されており、白鳥自身もその表現にきわめて自覚的だった。こうした白鳥の表現は、日露戦争以前から騒々しい情勢を作りあげていく教育家および教育行政の動向を強く意識しつつ生み出されたものだった。本論は、同時代の多様な資料を用いつつこの点を明らかにした。(2)前年度に引き続き、高山樗牛の1900年代初めの評論活動に関する調査を行った。『太陽』『中央公論』『時代思潮』などの評論雑誌、『小天地』『文芸界』などの文学雑誌、『新声』『文庫』などの青年投稿雑誌を調査・検討した。この成果について遠からず論文にまとめたいと考えている。(3)明治中期の内村鑑三の著作活動に関する調査を行った。1890年代から1900年代にかけての複数の評論雑誌を調査し、多様な論者たちが内村について発言していたこと、さらに、『新声』『文庫』『校友会雑誌』など青年向けの雑誌のなかで内村への景慕を語る記事が多く存在することを確認した。こうした資料について分析をすすめ、近いうちに論文にまとめる予定である。

今年的成绩主要有以下三点。 (1) 发表论文《自然主义与道德：关于白鸟正宗的早期作品》（国分论刊第44期，2011年3月）。本文以白鸟正宗的早期作品为研究对象，探讨自然主义文学在日俄战争后的岁月中为何在内心表达上呈现紧张的发展态势。白鸟的作品，包括《去哪儿》，因其对内心生活的现实描绘而受到关注，而白鸟本人也非常注重自己的表达。这种天鹅的表情是在日俄战争之前就已经造成动荡局势的教育者和教育管理者对动向的强烈认识而创造出来的。本文利用同时期的多种材料阐明了这一点。 (2) 继去年之后，我们对1900年代初高山超牛的评论活动进行了调查。我们对《太阳》、《中央公论》、《时代志长》等批评杂志，《高天地》《文艺会》等文学杂志，《新生》《文库》等年轻人投稿的杂志进行了研究和审查。我希望很快能在一篇论文中总结这个结果。 (3)对明治中期内村鉴三的写作活动进行研究。我们对1890年代到1900年代的多本评论杂志进行了研究，发现各种各样的评论家都对内村发表过评论，在《新星》、《文库》、《新世纪》、《文库》等年轻人杂志上也发表过评论。 《校友会杂志》已经证实，有很多文章谈论影本对内村的崇拜。我们计划在不久的将来分析这些材料并将其汇编成一篇论文。

项目成果

明治後期文壇における「告白」―梁川熱から自然主義へ

明治末期文坛的“告白”：从柳川热到自然主义

• 发表时间: 2009
• 作者: 木村洋

自然主義と道徳-正宗白鳥の初期作品をめぐって

自然主义与道德——论白鸟正宗的早期作品

• 发表时间: 2011
• 作者: 木村洋

時代に煩悶あり―『独歩集』『運命』論

我们这个时代有一种痛苦：“独步集”和“命运”理论

• 发表时间: 2009
• 作者: 木村洋