ハマキガの産卵がチャの誘導を引き起こし天敵を呼ぶ3者相互作用系の研究

黄腹蛾产卵诱导茶叶吸引天敌三向交互系统研究

基本信息

批准号：
09F09321
负责人：
戒能洋一
金额：
$ 0.77万
依托单位：
University of Tsukuba
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份：
2009
资助国家：
日本
起止时间：
2009 至 2010
项目状态：
已结题

项目摘要

卵寄生蜂が寄主発見において誘導性の揮発性物質(HIPVs)を利用することが知られている。卵-幼虫寄生蜂であるハマキコウラコマユバチAscogaster reticulata(ハチ目:コマユバチ科)は寄主チャノコカクモンハマキ(チョウ目:ハマキガ科)の天敵として知られ、寄主卵塊を発見し産卵・寄生する。そこで我々は、寄主による茶葉への産卵が誘導を引き起こし、その葉に対し雌蜂が反応するかどうかを行動学的手法で調べた。直径14cmのプラスチックシャーレに2枚の茶葉を並べた。その一方は寄主卵塊を葉裏に産ませ、他方はパラフィン紙に産ませた卵塊を葉とシャーレとの隙間に置いた。雌蜂をシャーレ内に放しその行動を記録した結果、産卵された葉上でより長い時間探索行動を行った。しかし、産卵されてから6日以上経過し卵塊が孵化直前になると葉の活性はなくなり、長い時間探索行動をしなくなった。また、雌ガの腹部生殖器官を含む内容物をすりつぶし葉裏に処理すると、産卵によるものと同様の活性を生じることがわかった。これらの結果から、腹部生殖器官に含まれる物質すなわちエリシターの存在が示唆された。これらの結果から、寄主による産卵がエリシターの存在により茶葉に作用し、何らかの化学変化を起こさせ、葉表面の変化が雌蜂の探索行動を刺激していると推察された。

众所周知，卵寄生蜂利用诱导挥发性物质（HIPV）来发现宿主。卵幼虫寄生蜂Ascogaster reticulata（膜翅目：Ascogasteridae）被称为寄主Ascogaster reticulata（鳞翅目：Ascogasteridae）的天敌，它发现宿主卵团并产卵并寄生。因此，我们使用行为方法来研究宿主在茶叶上产卵是否诱导诱导，以及雌性蜜蜂是否对茶叶做出反应。将两片茶叶放入直径为 14 厘米的塑料培养皿中。在一种情况下，将宿主卵块放置在叶子的下侧，而在另一种情况下，将卵块放置在石蜡纸上并放置在叶子和培养皿之间的间隙中。当雌性蜜蜂被释放到培养皿中并记录它们的行为时，它们会花更长的时间在产卵的叶子上寻找。但产卵6天多后，卵团即将孵化，叶子变得不太活跃，长时间停止探索。此外，还发现，当将包括雌蛾腹部生殖器官在内的内容物磨碎并涂在叶子的下面时，会产生类似于产卵产生的活性。这些结果表明腹部生殖器官中存在一种物质，即激发子。从这些结果推断，由于激发子的存在，宿主产卵作用于茶叶，引起一些化学变化，而叶表面的变化刺激了雌蜂的探索行为。