温暖化による環境変動が河川及び陸域分解系に与える影響の評価

评估全球变暖导致的环境变化对河流和陆地分解系统的影响

基本信息

批准号：
08J11475
负责人：
知花香織 (河内香織)
金额：
$ 1.25万
依托单位：
Saitama University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份：
2008
资助国家：
日本
起止时间：
2008 至 2010
项目状态：
已结题

项目摘要

大気中の二酸化炭素濃度は特にここ数十年上昇を続けており、二酸化炭素濃度の上昇に伴う温暖化によって、さまざまな生態系への影響が懸念されている。温暖化の影響は、陸上だけではなく、湖沼や河川、海洋など、水中にも及ぶと考えられている。河川では水面に周囲の渓畔林から落葉や落枝などの陸上由来の有機物が流入することにより河川生態系に取り込まれ、河川に生息する底生生物や魚類などの生息場所や食物資源を提供している。このように、河川生態系は陸上生態系と密接につながっており、温暖化が河川生態系に与える影響を考えるうえで、直接的な温度上昇だけではなく化学的反応や陸域生態系を介した影響など、さまざまな要素について検討する必要がある。申請者は、22年度は、河川生態系における知見の整理を中心として研究を行った。その一環として、22年3月に開催された日本生態学会東京大会で申請者が企画した「河川上流・中流・沿岸における粒状有機物の移動と水生生物による利用-各場の特性と流域スケールでの理解に向けて」をもとにした特集号のとりまとめと執筆を行った。粒状有機物の移動や、生物特に底生動物による粒状有機物の利用について、それぞれの場の特性と共通点を理解し、そこから河川全体を捉える概念にフィードバックすることをめざし、河川上流域から沿岸海域までを対象とする申請者を含む研究者が自身の研究を紹介しつつ国内外の研究のレビューを行った。これらの論文は日本生態学会誌61巻1号に掲載されている。

大气中的二氧化碳浓度持续上升，特别是近几十年来，人们担心与二氧化碳浓度上升相关的全球变暖将对各种生态系统产生影响。人们认为全球变暖的影响不仅影响土地，还影响水，包括湖泊、河流和海洋。在河流中，周围河岸森林的落叶、落枝等陆源有机物流入河流水面，融入河流生态系统，为河流中的底栖生物和鱼类提供栖息地和食物资源。是。这样，河流生态系统与陆地生态系统紧密相连，在考虑全球变暖对河流生态系统的影响时，不仅要考虑直接的气温升高，还需要考虑化学反应和陆地生态系统的各种因素，包括影响申请人于 2012 年进行了研究，重点是组织有关河流生态系统的知识。作为该项目的一部分，申请人在 2022 年 3 月举行的日本生态学会东京会议上组织了一个项目，题为“河流上游、中游和沿海地区颗粒有机物的运输及其水生生物的利用 -各站点的特征和流域规模”。我根据《走向理解》编撰了一期特刊。我们的目标是了解每个地点关于颗粒有机物的运动以及生物体（尤其是底栖动物）对颗粒有机物的利用的特征和共性，并从那里反馈到理解整个河流的概念，包括研究人员。申请研究的人员介绍了自己的研究并回顾了国内外的研究。这些论文发表在《日本生态学会杂志》第 61 卷第 1 期上。