米国美術大学で学ぶアジア人留学生のアイデンティティと社会的影響

在美国艺术学院学习的亚洲学生的身份和社会影响力

• 批准号: 08J10915
• 负责人: 荒木 慎也
• 金额: $ 0.64万
• 依托单位: The University of Tokyo
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for JSPS Fellows
• 财政年份: 2008
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2008 至 2010
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-08J10915/
• 关键词: 美術教育; 東京藝術大学; 留学生; 石膏像; 東京大学; アメリカ

本年度は、東京芸術大学、東京大学、日本大学、女子美術大学で一次資料の調査を行った。また、東京文化財研究所において明治時代後半から第二次世界大戦までに発行された美術関係雑誌を包括的に閲覧し、美術教育にかかわる記事を渉猟した。東京芸術大学では、大学美術館の熊澤弘助教の協力を得、美術館所蔵の東京美術学校物品台帳(いわゆる「旧台帳」)のうち、石膏像の購入および棄損に関する情報が掲載されている部分(190頁分)を撮影した。これにより、東京美術学校を中心とした西洋美術摂取の過程が極めて詳細に分析できるようになった。また、本資料は保存状態が極めて悪く、閲覧が厳しく制限されてきた貴重資料であり、今回のデジタル化により後続の研究者による調査が容易になった。また、同美術館の古田亮准教授の協力を得、東京芸術大学資料室所蔵資料を調査し、現存する石膏像の保存状況や使用状況も明らかになった。東京大学では、工学部建築学科の藤井恵介教授の協力を得、石膏像コレクションの調査を行った。今回の調査では、東京大学所蔵の石膏像が製作された海外の工房の特定、その制作方法、日本での使用状況、今日の保管状況等の様々なデータが得られた。日本大学芸術学部と女子美術大学では、本学所蔵の石膏像および石膏像の購入・棄損台帳の調査を行なった。東京文化財研究所所蔵のデータベースを活用し、19世紀末から20世紀前半までに日本で刊行された美術関係雑誌15誌を創刊号から廃刊まで閲覧し、美術教育や美術留学に関する記事を渉猟する作業を行った。明治時代からの日本から欧米への美術留学生の実態と、留学生が日本に持ち込んだ西洋の美術教育制度や美学概念の変遷がつまびらかになった。この調査は、研究課題である戦後の米国への美術留学生の動機と、その背後にある欧米諸国とアジア諸国の美術ヒエラルキーに歴史的なパースペクティブを与え、分析する過程で極めて有効であった。

今年，我们在东京艺术大学、东京大学、日本大学和女子美术大学进行了原始资料研究。另外，我还全面浏览了东京文化财产研究所从明治末期到二战期间出版的艺术相关杂志，并搜索了与艺术教育相关的文章。在东京艺术大学，在大学美术馆助理教授Hiroshi Kumazawa的合作下，我们制作了一个部分（190（页）拍照）。这使得详细分析以东京美术学校为中心的西方艺术获取过程成为可能。另外，这种材料是一种珍贵的材料，保存状况极差，观赏受到严格限制，所以最近的数字化使后续研究人员更容易对其进行调查。此外，在该博物馆的古田亮副教授的协助下，我们对东京艺术大学档案馆保存的资料进行了调查，也揭示了现有石膏像的保存和使​​用状况。在东京大学，我们与工学院建筑系藤井圭介教授合作，对石膏雕像收藏进行了调查。这次调查获得了各种数据，包括确定东京大学收藏的石膏雕像的海外制作工场、其制作方法、它们在日本的使用方式以及它们今天的储存状况。日本大学艺术学院和女子美术大学对各自大学收藏的石膏像以及购买和销毁石膏像的记录进行了调查。我们利用东京文化财产综合研究所的数据库，浏览了从19世纪末到20世纪上半叶，从创刊到停刊的15本日本出版的艺术相关杂志，并进行了检索。关于艺术教育和出国艺术学习的文章我做了。明治时代以来日本美术生赴欧美的实际情况，以及这些学生给日本带来的西方美术教育体系和审美观念的变化，已经清晰可见。这项研究非常有效地提供了历史视角，分析了战后艺术学生在美国学习的动机，以及他们背后的西方和亚洲国家的艺术等级制度。

项目成果

パジャント胸像とは何者なのか

帕占特半身像是谁？

• 发表时间: 2008
• 作者: 荒木慎也

多文化主義と留学生のアイデンティティ形成-ロードアイランド美術大学における韓国人留学

多元文化主义与国际学生身份形成 - 罗德岛艺术学院韩国留学

• 发表时间: 2009
• 作者: 荒木慎也

近代日本のデッサン教育言説について

论现代日本绘画教育话语

• 发表时间: 2010
• 作者: 荒木慎也

美術教育における留学生のアイデンティティ形成について

论艺术教育中留学生的身份认同形成

• 发表时间: 2009
• 作者: 荒木慎也