流通チャネル間競争の経済分析:垂直的取引関係および過剰参入問題を中心に

分销渠道竞争的经济分析：关注垂直业务关系和过度进入问题

• 批准号: 07J01408
• 负责人: 長谷川 誠
• 金额: $ 0.64万
• 依托单位: Kyoto University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for JSPS Fellows
• 财政年份: 2007
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2007 至 无数据
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-07J01408/
• 关键词: 流通チャネル間競争; 垂直的取引関係; 過剰参入定理

本年度は、昨年度作成した修士論文「チャネル間競争下の過剰参入」の改訂作業に従事した。まず修士論文を海外学術誌に投稿するため、論文を英語に翻訳した。2007年8月時点ではまだ英文校正を行っていないため論文を投稿する段階には至っていないが、近日中に英語版の論文を完成させて投稿する予定である。また、英語への翻訳作業と並行して、修士論文のモデルをより一般化した拡張モデルを考案した。その具体的な内容としては、修士論文ではモデル分析において、生産者が小売業者に財を出荷する際に二部料金設定(非線形価格設定)が可能であると仮定していた。すなわち、生産者が出荷価格のみならず、固定的なフランチャイズ料を小売業者から徴収できる状況を想定していた。そこで、生産者がそのような二部料金設定を行わない状況についてもモデル分析を試みた。さらに、修士論文では社会的に最適な企業数の定義としては次善(second-best)の解のみに限定して、市場均衡(自由参入均衡)の参入企業数との比較を行った。すなわち、政府は参入する生産者の数のみを操作すると仮定した。しかしながら、政府の規制のあり方として、生産者の数のみならず、各生産者が設立する小売業者の数も政府が制限するということも考えられる。あるいは、生産者の参入行動は市場に委ねつつ、政府は彼らが設立する小売業者数のみを規制するという状況も現実にはありうるだろう。そこで修士論文のモデルをもとにして、以上のような政府の規制政策のもとでの生産者と小売業者の行動をモデル化し、自由参入均衡における企業数と、社会的に最適な企業数を比較することを試みた。2007年8月時点ではMathematicaなどの計算ソフトも用いてモデル分析を行っている最中で、論文として分析結果をまとめる段階には至っていないが、なるべく早く論文を作成して学会や研究会で発表したいと考えている。

今年，我对去年准备的硕士论文《渠道竞争下的过度进入》进行了修改。首先，我将硕士论文翻译成英文，以便提交给海外学术期刊。截至2007年8月，论文英文版尚未校对，论文尚未提交，但我们计划在不久的将来完成并提交论文英文版。此外，在将工作翻译成英文的同时，我们设计了一个扩展模型，它是硕士论文模型的更通用版本。具体来说，在我的硕士论文的模型分析中，我假设当生产商将货物运送给零售商时，两部分定价（非线性定价）是可能的。换句话说，假设生产商不仅能够收取运费，还能够向零售商收取固定的特许经营费。因此，我们也尝试对生产商不设定这种两部分定价的情况进行模型分析。此外，在我的硕士论文中，我将社会最优企业数量的定义限制为次佳解决方案，并将其与进入市场均衡（自由进入均衡）的企业数量进行比较。也就是说，我们假设政府仅操纵进入市场的生产者数量。然而，可以想象，政府不仅会限制生产商的数量，还会限制每个生产商可以建立的零售商的数量。或者，现实中可能存在这样一种情况：生产者的进入行动由市场决定，而政府只监管他们建立的零售商的数量。因此，我根据硕士论文中的模型，对上述政府监管政策下生产者和零售商的行为进行了建模，并计算了自由进入均衡下的企业数量和我试图比较的社会最优企业数量。 。截至2007年8月，我们正在使用Mathematica等计算软件对模型进行分析，尚未达到将分析结果汇编成论文的阶段，但我们计划尽快写一篇论文并提出我正在考虑在学术会议或研究小组中进行。