古本州島における稜柱系細石刃石器群の形成過程の研究

旧本州岛脊形细刃石器形成过程研究

基本信息

批准号：
12J09992
负责人：
夏木大吾
金额：
$ 1.73万
依托单位：
The University of Tokyo
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份：
2012
资助国家：
日本
起止时间：
2012-04-01 至 2015-03-31
项目状态：
已结题

项目摘要

本年度の調査は、古本州島における稜柱系細石刃石器群の形成過程を比較研究の視座から明らかにすべく、北海道における細石刃石器群の技術的多様性の把握、それらの石器群を有する集団の居住形態の解明を目的とした研究を重点的にすすめてきた。平成26年度博士学位申請論文として東京大学大学院人文社会系研究科に提出した「北海道北見市吉井沢遺跡の形成過程と空間的組織の研究」では、遺跡内の活動と遺跡形成過程の関係性を検討し、晩氷期における居住形態の実態に迫る研究をおこなった。同論文では、吉井沢遺跡が、度重なる回帰的利用によって残された地域の中心的な遺跡であり、一回の居住期間は季節的かさらに短い期間であることを指摘した。また、この時期の石器群の様相は遺跡やその中の地点レベルで空間的な変異が大きいことが知られているが、吉井沢遺跡の分析から、この時期の多様な地点的行動のあり方は、屋内居住空間とそれに付設された複数の機能的な屋外作業空間に対応することが明らかになった。従来の遺跡研究法である遺跡内構造分析では、度重なる場の利用と重複堆積物（パリンプセスト）との関係を捉えることができず、遺跡の回帰的利用と場の機能的維持に言及することが難しかったが、同論文はそのためのアプローチ法を提示することができた。これらの結果から、北海道の晩氷期人類は、以前に比べると長距離におよぶ居住地の移動を頻繁におこなうことはなくなったが、地域内を巡回的かつ頻繁に移動していたことを、具体的に示すことができた。このような広域巡回的な生業戦略と居住形態が、本州での細石刃技術の衰退・消滅以後も、北海道において細石刃技術が使われ続けていたことに深く関係することが明らかになった。

今年的调查重点是旨在了解北海道中石刀石工具的技术多样性，并用这些石刀片石工具阐明了团体的栖息地，以阐明从比较的角度来阐明前洪斯岛上山脊岩石的过程。在“关于北海道基塔米市吉泽城遗址的形成过程和空间组织的研究”中，该研究是在2014年提交给东京大学作为博士申请论文的人文和社会研究研究生院的，我们在2014年作为博士学位申请文件，我们检查了废墟中的活动与创建废墟的过程中的活动之间的关系，并探讨了一个经常的研究，并在现实中进行了探索。该论文指出，吉泽废墟是反复回归使用留下的区域的中心地点，一个时期的居住期为季节性甚至更短。此外，尽管众所周知，在此期间的石材外观很大程度上是由于该地点及其内部位置的空间变化很大，但对Yoshiizawa遗址的分析表明，此期间中的各种位置行为对应于室内生活空间和附属于它们的多个功能性的户外工作空间。建筑内结构分析是一种研究考古站点的传统方法，无法掌握反复使用站点与重叠沉积物（Palimpsest）之间的关系，因此很难提及对网站的回归使用和站点的功能维护，但本文能够提出一种方法。这些结果表明，尽管北海道的晚期冰川人不再比以前更频繁地在定居点中走很长时间，但他们在该地区的旅行频率更高。据透露，即使在据Honshu的Stone Blade Technology的下降和消失之后，这种广阔的地区的生计策略和生活方式与继续在北海道的继续使用Stone Blade Technology密切相关。

项目成果

期刊论文数量（0）

专著数量（0）

科研奖励数量（0）

会议论文数量（0）

专利数量（0）

北海道湧別市川遺跡の発掘調査

北海道涌别市川遗址发掘调查

DOI：
发表时间：
期刊：
影响因子：
0
作者：
Inoue;H.;Saito;H.;Sugihara;S.;Hirota;S.;Kameda;T.;福田正宏・佐藤宏之・國木田大・役重みゆき・夏木大吾・垣内彰悟・久我谷渓太・西村広経・髙鹿哲大・熊木俊朗・辻誠一郎・森先一貴
通讯作者：
福田正宏・佐藤宏之・國木田大・役重みゆき・夏木大吾・垣内彰悟・久我谷渓太・西村広経・髙鹿哲大・熊木俊朗・辻誠一郎・森先一貴

Spatial Organization and Human Behavior at Yoshiizawa Site

吉泽遗址的空间组织和人类行为