アラスカの氷河上微生物群集に対する大気降下物の影響評価

评估大气沉降物对阿拉斯加冰上微生物群落的影响

• 批准号: 12J03897
• 负责人: 永塚 尚子
• 金额: $ 1.15万
• 依托单位: National Institute of Polar Research (2013)Chiba University (2012)
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for JSPS Fellows
• 财政年份: 2012
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2012 至 2013
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-12J03897/
• 关键词: クリオコナイト; グリーンランド; Sr-Nd同位体比; 氷河上微生物; 大気降下物; 栄養塩

2012年と2013年にグリーンランド北西部, および南西部沿岸域に位置する複数の氷河上で採取されたクリオコナイト(鉱物粒子と主に氷河上微生物で構成される有機物の集合体)に含まれるSr(ストロンチウム)とNd(ネオジム)の同位体比を分析した結果, 同位体比は氷河上の裸氷域と積雪域とで大きく異なる値を示した. これは, 氷河上に供給される鉱物粒子の供給源が氷河の積雪域と裸氷域とで異なることを示唆している. 積雪域の同位体はその年に氷河上に飛来した鉱物粒子の起源の値を反映していると考えられることから, この同位体比の違いは2012年に氷帽上に飛来した鉱物粒子の供給源の値を反映していると考えられる. また, 鉱物成分の同位体比は氷河の地理的位置によっても大きく異なり, その値はそれぞれの氷河周辺の堆積するモレーンや土壌に比較的近い値を示した. また, 先行研究において供給の可能性が示唆されているアジア乾燥域の砂漠とは著しく異なる低いSr比を示した. このことから, 各氷河のクリオコナイトに含まれるケイ酸塩鉱物は, 遠方の砂漠から供給された風成塵ではなく, 主にそれぞれの氷河周辺から供給されたものであることがわかった. 有機物成分のSr同位体比も地域によって大きく異なる値を示した. 各鉱物成分の値と比較した結果, ほとんどの氷河の有機物の値が塩類鉱物と炭酸塩鉱物に近い低い値を取ったのに対し, 北部の2つの氷河では塩類・炭酸塩とリン酸塩鉱物との中間の値を示した. この同位体比の違いは, 各氷河の雪氷微生物群集によるCa源の違いについて反映していると考えられることから, グリーンランドの氷河では微生物は主に塩類鉱物と炭酸塩鉱物に由来するCaを吸収しているのに対し, 北部の氷河ではそれに加えてさらにリン酸塩鉱物に由来するCaも利用していると考えられる. 本研究の成果によって, まだその詳細がほとんどわかっていない氷河上微生物の生態や, 微生物の活動が氷河変動に与える影響への理解が進むと考えられ, その社会的意義は大きい.

在2012年和2012年和2013年的西北沿海地区和西南沿海地区所收集的多个冰川上，在2012年和2013年沿海地区和西南沿海地区收集的多个冰川上，在2012年和西南沿海地区收集的多个冰川上，在气候颗粒和冰川微生物中包含的SR（畸形）和ND（neododymium）的同位素比（主要由矿物质颗粒和冰川微生物组成）以及相同的冰层和冰原的距离，并且在冰上差异很大。这表明，在冰川区域和冰川上裸露的冰区域之间，供食冰川上的矿物颗粒的来源不同。由于人们认为同位素反映当年矿物质颗粒的起源的价值，因此，这种同位素比的差异被认为反映了2012年在冰盖上馈入冰盖的矿物颗粒的价值。矿物质成分的同位素比率也涉及每个矿物质的矿物质比率在每个景点及其价值范围内都在很大程度上不同。此外，SR比与Arid亚洲地区的沙漠显着不同，这在先前的研究中被认为提供了。这表明，每个冰川的冷冻岩中包含的硅酸盐矿物主要是由每个冰川周围的环境提供的，而不是从遥远的沙漠中提供的鳗鱼。有机物成分的SR同位素比在区域之间也有很大差异。比较每个矿物成分的值，大多数冰川的有机物值几乎低至盐和碳酸盐矿物质，而北部的两个冰川显示出盐和碳酸盐和碳酸盐和磷酸盐矿物质之间的中间值。同位素比的差异是因为它被认为反映了每个冰川中的雪和冰微生物群落引起的CA来源的差异，并且人们认为微生物主要吸收了来自盐矿物质和碳酸盐矿物质的Ca，而北部的冰川也使用CA在北部使用CA衍生而成。这项研究的结果将提高人们对冰川微生物的生态学的理解，而微生物几乎没有理解细节，以及微生物活动对冰川波动的影响，具有非常重要的社会意义。

项目成果

グリーンランドの氷河上クリオコナイトのSr-Nd同位体比

格陵兰冰上冰石的 Sr-Nd 同位素比

• 发表时间: 2013
• 作者: 永塚尚子;中野孝教;竹内望
• 通讯作者: 竹内望

キルギス天山山脈グリゴレア氷帽アイスコアに含まれるダストのSr,Nd同位体比を使った供給源の推定

利用吉尔吉斯天山格里戈雷冰盖冰芯中尘埃的 Sr 和 Nd 同位素比估算供应源

• 发表时间: 2012
• 作者: 永塚尚子;竹内望;中野孝教;世良峻太郎;藤田耕史;岡本祥子;直木和弘;Vladimir Aizen
• 通讯作者: Vladimir Aizen

Variations in Sr and Nd isotopic ratios of cryoconite on glaciers in Asia, Alaska, and Greenland

亚洲、阿拉斯加和格陵兰冰川上冰石的 Sr 和 Nd 同位素比变化

• 发表时间: 2013
• 作者: Naoko Nagatsuka;Nozomu Takeuchi;Takanori Nakano
• 通讯作者: Takanori Nakano

Geographical variations in Sr and Nd isotopic ratios of cryoconite on Asian glaciers

• DOI: 10.1088/1748-9326/9/4/045007
• 发表时间: 2014-04
• 期刊: Environmental Research Letters
• 影响因子: 6.7
• 作者: Naoko Nagatsuka;N. Takeuchi;T. Nakano;K. Shin;Emi Kokado

Mineralogical and elemental compositions and Sr and Nd isotopic ratios of surface dust on a mountain glacier in Alaska

阿拉斯加山冰川表面灰尘的矿物学和元素组成以及 Sr 和 Nd 同位素比

• 发表时间: 2013
• 作者: Naoko Nagatsuka;Nozomu Takeuchi;Takanori Nakano
• 通讯作者: Takanori Nakano