地震波干渉法による地殻不均質構造と内陸地震の関係に関する研究

利用地震干涉技术研究地壳非均质结构与内陆地震的关系

基本信息

批准号：
11J03229
负责人：
髙木涼太 (2013)
金额：
$ 1.22万
依托单位：
Tohoku University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份：
2011
资助国家：
日本
起止时间：
2011 至 2013
项目状态：
已结题

来源：
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-11J03229/
关键词：
地震波干渉法地震波速度変化常時微動アレイ観測微動探査地殻不均質構造相互相関テンソル 2011年東北地方太平洋沖地震相似地震相互相関解析 2008年岩手・宮城内陸地震地震波速度の時間変化偏向異方性強震動

项目摘要

2011年東北地方太平洋沖地震に伴う地震波速度変化を詳細に調べるために, 東北大学が岩手県遠野に設置した広帯域地震計アレイ(遠野アレイ)で観測された常時微動データを用いた. 地震波速度変化の深さ分布の推定のために重要な速度変化の周波数依存性を, 広帯域・高周波数分解能で明らかにした. また, 常時微動の非等方性を考慮することで, 常時微動源の時間変化による見かけの地震波速度変化を軽減でき, 地震波干渉法による地下構造モニタリング精度の向上にも貢献した.また, 2観測点間の相互相関テンソルの鉛直・動径成分と動径・鉛直成分の和と差を用いて, レイリー波とP波を分離する新手法を開発し, 遠野アレイのデータ解析からその有用性を実証した. この手法は, ロバストな常時微動探査手法の提案, 実体波と表面波を用いた地下構造推定の分解能向上, 常時微動の構成成分の理解に貢献すると考えられ, 本研究により三成分連続観測記録の有効な使用法を示した.地震波干渉法で得られた解析結果を正しく解釈するには, 常時微動そのものの理解を深める必要がある. そこで, 遠野アレイを用いて, 常時微動の構成成分を推定した. その結果, 1 Hz以下では常時微動は主に表面波で構成されるが, 1 Hz以上では実体波成分が卓越することが明らかになった. また, 常時微動の各構成成分は海洋波浪に対応した1週間程度の短期的な時間変化と長期的な年周変化を示すものの, その構成成分比は時間に依らずほぼ一定であり, 常時微動の励起メカニズムは時間的に安定であることを明らかにした. 本研究の結果は, 地震波干渉法で得られた解析結果の解釈に重要な基礎情報を与える.本研究による地震波干渉法の高度化と常時微動の構成成分の理解は, 地震波干渉法を用いて地殻不均質構造の時空間変化をより詳細に推定し, 内陸地震発生との関係を明らかにするための重要な成果である.

为了详细调查2011年Tohoku Pacific Eastquake引起的地震波速度的变化，我们使用了由Tono University在Iwate Preftone的Tono University安装的宽带地震计阵列（TONO阵列）上观察到的恒定微型移动数据。我们已经阐明了速度变化的频率依赖性，这对于通过宽带和高频分辨率估算地震波速度变化的深度分布很重要。此外，通过考虑恒定微晶状体的各向异性，由于恒定微型人体的时间变化而导致的明显地震波速度变化，并有助于提高使用地震干涉仪进行地下结构监测的准确性。我们还开发了一种新方法，使用两个观测点之间的互相关张量的垂直和径向分量的总和和差异来从雷利波和p波分离，并从TONO阵列的数据分析中证明了其有用性。该方法是该研究表明一种稳健的恒定微型探测方法，改善了使用人体波和表面波对地下结构估计的分辨率，并有助于理解恒定微型变形的组成部分。这项研究表明，有效地使用了三组分的连续观察记录。为了正确解释通过地震干涉法获得的分析结果，有必要加深对恒定微晶体本身的理解。因此，我们使用TONO阵列估算了恒定微型成分的成分。结果，据揭示了虽然正常的微晶状体主要由1 Hz的表面波组成，但体波成分在1 Hz或更高时较高。此外，尽管恒定微晶状体的每个组成部分都表现出短期时间变化和海浪长期变化约一周，但无论时间如何，组件比几乎是恒定的，并且恒定微生物的激发机制在时间上稳定。这项研究的结果提供了重要的基本信息，以解释通过地震干涉法获得的分析结果。地震干涉法和理解恒定微晶状体的成分的进步是使用地震干涉法估算地壳异质结构中更详细的时空变化的重要结果，并阐明了内陆地震之间的关系。