マカッサル海峡島嶼部地域におけるインドネシア地方分権下の生活世界

印度尼西亚权力下放下望加锡海峡群岛地区的生活世界

• 批准号: 17710200
• 负责人: 浜元 聡子
• 金额: $ 2.18万
• 依托单位: Kyoto University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
• 财政年份: 2005
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2005 至 2007
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-17710200/
• 关键词: インドネシア; 地方分権; マカッサル海峡; 生活世界; 社会経済的生活; 社会経済変容; 自然資源管理; 東南アジア島嶼部; スラウェシ島; 人の移動

本研究の目的は、地方分権下のマカッサル海峡島嶼部地域における社会経済的変化をぶんせきすることである。この研究が始められた2005年当時、インドネシア国内における地方分権は、安定した速度で着実に進行していた。なにかが具体的に変化しているというよりは、地方分権という言葉が遠隔の島嶼部にも届き、住民が生計活動上の変化をこの言葉に期待していたといえる。2007年前半ごろから次第にこの状況が悪化しはじめた。要因の第一は、マカッサル海峡地域における自然資源利用が深刻な資源枯渇に直面しているという認識を、末端の零細漁民でさえもつようになったことである。第二に、石油燃料価格の上昇により、より漁獲の多い漁場を求めて海を移動することができなくなった。海を生活世界の基盤としてきた人々の様相が、このふたつの要因により大きく変化し始めた。2005年ごろから、零細漁民やその妻たちを対象とするマイクロクレジットが島嶼部地域に浸透していたが、ここから融資を受ける世帯が急増した。融資を受ける対象にすらなれない世帯は、条件に適する世帯に代理申請を頼むようなこともある。マイクロクレジットそのものは、沿岸部における品行世帯を救済するために。海洋漁業省が主導してきたプログラムである。漁労活動による収入を増加させるための融資は、教育費や生活費に回されるようになった。零細商業を営んでいた人は運転資金が減少し。貧富の差が拡大した。2008年にはもう一度、石油燃料価格の値上げが予定されている。収入が激減し、生活苦が重く圧し掛かる島嶼部の暮らしに、地方分権という言葉に期待されていた社会経済生活の好転は、現実のものとはならなかった。

本研究的目的是调查权力下放下望加锡海峡群岛地区的社会经济变化。当这项研究于 2005 年开始时，印度尼西亚境内的权力下放正在稳步推进。可以说，权力下放这个词并没有发生具体的变化，而是传到了遥远的岛屿上，居民们期待着他们的生活活动发生变化。从2007年上半年左右开始，这种情况开始逐渐恶化。第一个因素是，即使是望加锡海峡地区边缘的小规模渔民也开始认识到，望加锡海峡地区自然资源的利用正面临严重的资源枯竭。其次，石油燃料价格上涨使鱼类难以跨越海洋寻找生产力更高的渔场。由于这两个因素，以海洋为生存世界基础的人们的面貌开始发生巨大的变化。 2005年前后，针对小规模渔民及其妻子的小额信贷在海岛地区广泛普及，获得贷款的家庭数量迅速增加。连贷款资格都没有的家庭，可以请符合条件的家庭代为申请。小额信贷本身旨在为沿海地区行为不端的家庭提供救济。这是一个由海洋事务和渔业部领导的计划。旨在增加渔业活动收入的贷款现在被用来支付教育和生活费用。那些经营小企业的人的营运资金较少。贫富差距扩大了。 2008 年计划再次上调石油燃料价格。分权口中所希望的社会经济生活改善，对于岛上人民来说并没有实现，他们的收入大幅下降，生活承受着巨大压力。