有用生理活性物質の回収を取り入れた2段階式バイオマス水熱変換システムの開発

开发结合有用生理活性物质回收的两阶段生物质水热转化系统

基本信息

批准号：
16750132
负责人：
石田康行
金额：
$ 2.43万
依托单位：
Nagoya University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份：
2004
资助国家：
日本
起止时间：
2004 至 2005
项目状态：
已结题

项目摘要

まず、反応熱分解ガスクロマトグラフィー(反応熱分GC)やマトリックス支援レーザー脱離イオン化質量分析法(MALDI-MS)などの分析手法を応用して、各種バイオマス中に存在する有価物質の種類や量を直接計測する新規分析法の開発を試みた。その結果、以下に記す一連の成分を、煩雑な試料前処理を行うことなく、迅速かつ簡便に解析する分析手法を確立することが出来た。1)樹皮廃材中に含まれる代表的な有用生理活性物質であるポリフェノール類2)微生物中に含まれ、バイオディーゼルとしての利用が期待される一連の脂質成分3)バクテリアが産生する生分解性プラスチック成分さらに、水熱プロセスの高効率化のための検討として、バイオマスの詳細なガス化機構を明らかにすることも試みた。ここでは、バイオマス水熱ガス化によって生じる水素をその生成経路を区別したうえで定量することを試みた。具体的には、まず、各種バイオマスの水熱プロセスを、超臨界状態の重水(D_2O)を反応楊に用いて行うことにより、水に由来する水素ガスを同位体ラベル化しながら試料のガス化反応を実施した。こうして生じた水素同位体の混合ガスを極低温ガスクロマトグラフィー(GC)により分析することを通じて、水素ガスの定量をその起源を区別して行い、さらには水素の生成機構を解明することを試みた。その結果、今回用いた分解条件下では、水を起源とする水素が主に生成し、その主な生成径路は水性ガスシフト反応(CO+D_2O→D_2+CO_2)であることが示唆された。

首先，通过应用反应热解气相色谱（反应热解气相色谱）和基质辅助激光解吸电离质谱（MALDI-MS）等分析技术，我们尝试分析各种生物质中存在的有价值物质的类型和含量。开发一种新的分析方法来直接测量。结果，我们能够建立一种分析方法，无需进行复杂的样品前处理，即可快速、轻松地分析下述一系列成分。 1）多酚，是树皮废物中含有的典型有用的生理活性物质，2）微生物中含有的一系列脂质成分，有望用作生物柴油，3）细菌产生的可生物降解塑料此外，我们还试图澄清。生物质气化的详细机理，以提高水热过程的效率。在这里，我们试图通过区分其生产路线来量化生物质水热气化产生的氢气。具体而言，首先，使用超临界状态的重水(D_2O)作为反应介质对各种生物质进行水热处理，同时对源自水的氢气进行同位素标记，从而进行样品的气化反应。。通过使用低温气相色谱（GC）分析以此方式产生的氢同位素混合物，我们试图通过区分氢气的来源来量化氢气，并进一步阐明氢气的产生机制。结果表明，在本次分解条件下，主要生成来自于水的氢气，主要生成途径为水煤气变换反应(CO+D_2O→D_2+CO_2)。

项目成果

期刊论文数量（13）

专著数量（0）

科研奖励数量（0）

会议论文数量（0）

专利数量（0）

Direct analysis of an oligomeric hindered amine light stabilizer in polypropylene materials by MALDI-MS using a solid sampling technique to study its photostabilizing action.

使用固体采样技术通过 MALDI-MS 直接分析聚丙烯材料中的低聚受阻胺光稳定剂，以研究其光稳定作用。

DOI：
10.1021/ac030270a
发表时间：
2004-02-01
期刊：
Analytical chemistry
影响因子：
7.4
作者：
Y. Taguchi;Y. Ishida;H. Ohtani;H. Matsubara
通讯作者：
H. Matsubara

Structural change of a polymeric hindered amine light stabilizer in polypropylene during UV-irradiation studied by reactive thermal desorption-gas chromatography

反应热脱附-气相色谱法研究聚丙烯中聚合受阻胺光稳定剂在紫外照射过程中的结构变化

DOI：
10.1016/s0141-3910(03)00264-7
发表时间：
2004-02-01
期刊：
Polymer Degradation and Stability
影响因子：
5.9
作者：
Y. Taguchi;Y. Ishida;S. Tsuge;H. Ohtani;Keiichiro Kimura;T. Yoshikawa;H. Matsubara
通讯作者：
H. Matsubara