社会行動確立にオキシトシン/オキシトシン受容体システムが果たす役割の解析

催产素/催产素受体系统在建立社会行为中的作用分析

基本信息

批准号：
05J05041
负责人：
吉田匡秀
金额：
$ 1.73万
依托单位：
Tohoku University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份：
2005
资助国家：
日本
起止时间：
2005 至 2007
项目状态：
已结题

来源：
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-05J05041/
关键词：
オキシトシン社会行動 Gタンパク質共役型受容体

项目摘要

オキシトシン(OXT)は脳下垂体後葉性ペプチドホルモンであり、その受容体であるオキシトシン受容体(OXTR)は、脳を中心に発現するGタンパク質共役型受容体である。最近の研究によってOXT/OXTRは社会行動、情動行動などの脳高次機能に関わることが報告され、従来考えられていた以上に興味深い機能を持つことが明らかとなってきた。我々はOXTおよびOXTR遺伝子欠損マウス(Oxt-/-,Oxtr-/-)の作製を世界に先駆けて成功した。研究代表者らの解析からOxtr-/-は攻撃行動異常、母性行動異常、社会記憶の低下、仔マウスにおける活動量の増大、超音波発声の発声頻度の低下が観察された。この研究成果(Takayanagi, Y. Yoshida, M., et. al., PNAS. 102)はPNAS officeからPress発表され、国内外に報道された。研究代表者はOXT/OXTRと社会行動、情動行動との関連についてより詳細な解析を行うため、Oxtr遺伝子に蛍光タンパク質であるVenusのcDNAをknock-inすることにより、OXTR発現細胞でVenusを発現するOxtr-Venus knock-inマウスを作製した。このマウスを用いた解析から縫線核のセロトニンニューロンの約50%がOXTR発現細胞である事を見出した。また縫線核にOXTを局所投与するとセロトニンの放出が促進され、室傍核、分界条床核のOXTニューロンが縫線核に投射している事も明らかとなった。OXTを脳室内に投与すると不安行動が抑制され、この効果はセロトニン2A/2C受容体のアンタゴニストによってブロックされた事から、OXT-セロトニン経路の生理的な機能を明らかとした。

催产素（OXT）是一种垂体后肽激素，其受体催产素受体（OXTR）是一种主要在大脑中表达的G蛋白偶联受体。最近的研究报道称，OXT/OXTR参与了社会行为和情绪行为等高级大脑功能，并且已经明确OXT/OXTR具有比之前想象的更有趣的功能。我们是世界上第一个成功培育出OXT和OXTR基因缺陷小鼠（Oxt-/-,Oxtr-/-）的人。研究人员的分析显示，Oxtr-/-具有异常的攻击行为、异常的母性行为、社交记忆下降、幼鼠活动增加以及超声波发声频率降低。这项研究的结果（Takayanagi, Y. Yoshida, M., et. al., PNAS. 102）由 PNAS 办公室在出版社发表，并在国内外进行报道。为了对OXT/OXTR与社交和情绪行为之间的关系进行更详细的分析，主要研究人员将荧光蛋白Venus的cDNA敲入Oxtr基因中，以在表达OXTR的细胞中表达Venus。 Oxtr-Venus 敲入小鼠。使用该小鼠进行的分析表明，中缝核中大约 50% 的血清素神经元是表达 OXTR 的细胞。此外，对中缝核局部给予OXT可促进血清素释放，并且还发现室旁核和纹状体核中的OXT神经元投射到中缝核。脑室内给予OXT可抑制焦虑行为，并且这种作用被5-羟色胺2A/2C受体拮抗剂阻断，揭示了OXT-5-羟色胺通路的生理功能。