タイとマレーシアにおけるマクロ経済政策の決定と「民主主義」の関係

泰国和马来西亚宏观经济政策决策与“民主”的关系

• 批准号: 03J10866
• 负责人: 鷲田 任邦
• 金额: $ 1.15万
• 依托单位: The University of Tokyo
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for JSPS Fellows
• 财政年份: 2003
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2003 至 2005
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-03J10866/
• 关键词: マレーシア; 財政; 補助金; 選挙; 政党; タイ:マレーシア; 政治的財政循環; ポークバレル

現段階での焦点はマレーシアの財政政策と選挙政治の関係にある。本研究では、独立期から常に政権を担いつづけている与党連合が、柔軟に選挙結果に対応してきたことが、(1969年総選挙を例外として)安定多数を維持することができた要因のひとつであると考え、選挙政治と財政政策の関連を分析してきた。まず、連邦レベルのマレーシアの財政政策に関する既存研究では、強権的側面やレントシーキングの側面にのみ焦点が当てられてきた。それに対して、昨年度は、主にマレーシアの機能別・省庁別の財政支出を分析することで、政治的財政循環のパターンを明らかにすると同時に、制度的・歴史的背景を明らかにした。本年度は、政治的財政循環の、より詳細な事業別分析を進め、選挙前後に増減する大規模な支出項目を特定した。道路や橋などの票買収のためのものに加え、公企業の株購入などといった選挙資金獲得という2つの類型の支出がみられた。また、中央レベルだけでなく、財政資源の地域別配分に関する研究として、州レベル(さらに試論的に選挙区レベル)の財政データの収集と分析を行ってきた。州レベルデータは、各州に足を運ぶことで、これまでの研究では困難だった包括的なデータセットの作成が可能となった。既存研究では不完全なデータと印象論に基づき、首相の強い影響に加えて、野党支持者への財政資源からの懲罰的疎外という「賞罰」の側面にのみが強調される傾向にあった。それに対し本研究は、既存研究がしてこなかった体系的なデータ収集と統計分析というアプローチによって、これまで既存研究で言われてきたことに加え、選挙競争が激しい地域への「選挙的投資」を行っていることを新たに明らかにした。

当前的焦点是马来西亚财政政策与选举政治之间的关系。在本研究中，自独立时期以来一直执政的执政联盟之所以能够保持稳定多数（除1969年大选外）的原因之一是其对选举的灵活反应结果我分析了选举政治和财政政策之间的关系。首先，现有对马来西亚联邦层面财政政策的研究仅集中在强制和寻租方面。相比之下，去年我们主要通过按职能和部门分析马来西亚的财政支出，厘清了政治财政周期的格局以及制度和历史背景。本财年，我们对各企业的政治财政周期进行了更详细的分析，确定了选举前后增减的大型支出项目。支出有两种类型：除了购买道路和桥梁等选票外，还包括购买公营公司股票等竞选资金。此外，我们不仅收集并分析了中央层面的金融数据，还收集了州层面（暂定选区层面）的金融数据，以研究金融资源的地区分布情况。通过访问每个州，州级数据使得创建全面的数据集成为可能，这在以前的研究中是困难的。现有的研究基于不完整的数据和印象理论，往往只强调反对党的“奖惩”方面，例如首相的强大影响力和惩罚性地排除反对党支持者的财政资源。相比之下，本研究采用了现有研究未曾做过的系统数据收集和统计分析的方法，并且除了现有研究中所说的之外，我们的目标是在选举竞争激烈的地区进行“选举投资”。据最新透露，该公司正在进行

项目成果

鷲田 任邦: "マレーシアにおける政治的景気循環と経済投票:アジア危機への対応の歴史的背景"国際関係論研究研究会第149回定例会(発表会)(2003年4月12日).

Ninkuni Washida：“马来西亚的政治商业周期和经济投票：应对亚洲危机的历史背景”，国际关系研究小组第149次例会（报告）（2003年4月12日）。