学校における教師と他専門職の役割分担の実際―教師の専門性と専門職間の協働の考察

学校中教师和其他专业人员之间的实际角色划分：考虑教师的专业知识和专业人员之间的协作

基本信息

批准号：
10J40145
负责人：
保田直美
金额：
$ 2.37万
依托单位：
Waseda University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份：
2010
资助国家：
日本
起止时间：
2010 至 2012
项目状态：
已结题

项目摘要

本研究の目的は、学校現場における教師と他専門職(スクールカウンセラー(SC)とスクールソーシャルワーカー(SSW))の役割分担の実際を明らかにし、その上で、他専門職の参入による教師の専門性の変化を考察し、複数の専門職間の協働のあり方について政策的な提言を行うことである。最終年度である今年度は上の目的の達成を目指した。まず、大阪府A市・B市で収集したデータをもとに論文「新しい専門職の配置と教師役割」を作成し、日本教育学会の『教育学研究』に投稿、掲載された。論文では、教師が他専門職との関係の中で、新しく生徒指導上の問題に関するゲートキーパーとしての役割を担っていることを指摘し、協働を行う上での留意点についても述べている。9月の日本教育社会学会大会の報告では、学校において教師とSC・SSWが形成する職業的境界の、他の領域(医療領域)に比しての独自性について、自身の調査結果と先行研究から検討した。ここまでの研究でしてきた議論をさらに深めるために、8月以降、追加の調査も行った。異なる自治体での状況を知るために、福岡県や神奈川県の教育委員会やSC・SSWなどにインタビューを行った。その成果は今後論文に展開していく予定である。12月からは、これまでの研究と並行して、学校における専門的知識や技術の広がりの様子およびその効果を把握することを目的に、特別活動に焦点を絞り、検討していく作業も開始した。調査では、心理的な技術(心理テストやグループエンカウンターなど)の使用が行われているかなども含めた特別活動の実際および現在の大学での適応状況について尋ね、高校での特別活動の経験が初年次教育で獲得が期待される能力の育成に及ぼす影響を検討した。成果の一部は「初年次教育と高校における特別活動」として『関西大学高等教育研究』に3月に掲載された(関西大学保田時男氏と共著)。

本研究的目的是澄清学校环境中教师和其他专业人员（学校辅导员（SC）和学校社会工作者（SSW））之间的实际角色分工，并调查研究的目的是考虑性别变化并制定政策关于多个专业之间合作性质的建议。今年是最后一年，我们旨在实现上述目标。首先，我根据大阪府A市和B市收集的数据，撰写了一篇题为《新的职业定位和教师角色》的论文，并提交并发表在日本教育学会的《教育学研究》上。该文件指出，教师在与其他专业人士的关系中，在学生教学相关问题上扮演着新的看门人角色，并讨论了合作时应记住的要点。在日本教育社会学学会9月会议的报告中，我们根据自己的调查结果和之前的研究，讨论了与其他领域（医学领域）相比，教师和SC/SSW在学校中形成的专业边界的独特性我们考虑从。为了进一步深化迄今为止的研究讨论，我们从8月份开始进行了额外的研究。为了了解不同地方政府的情况，我们对福冈县和神奈川县的教育委员会、SC和SSW进行了采访。研究结果将在未来以论文形式发表。从 12 月开始，与迄今为止的研究同时进行，工作开始关注和审查特殊活动，目的是了解专业知识和技术在学校的传播及其效果。调查询问了大学特殊活动的实际和当前适应状况，包括是否使用心理技术（如心理测试和小组遭遇），并询问了高中特殊活动的经历对影响。预期在第一年教育中获得的能力的发展。部分成果于3月份在《关西大学高等教育研究》上发表为“高中一年级教育和特别活动”（与关西大学安田时夫先生合着）。