宗教の社会貢献活動に関する社会関係論的研究―社会関係資本論と運動論を中心に―

宗教社会贡献活动的社会关系理论研究——聚焦社会资本理论和运动理论——

基本信息

批准号：
10J01577
负责人：
寺沢重法
金额：
$ 0.51万
依托单位：
Hokkaido University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份：
2010
资助国家：
日本
起止时间：
2010 至 2011
项目状态：
已结题

项目摘要

前年度に引き続き、以下の3つの研究を行った。1)本研究の意義・方法論的特色の位置づけをより明確化するために、宗教と社会活動に関する研究の最前線であるアメリカの実証的先行研究を対象に、その理論と方法論を検討し、限界と課題を検討した。論文の抽出と内容の鳥瞰は前年度で終えていたため、本年度は、コーディング作業とその結果のまとめを行った。2)前年度に引き続き全国規模のサンプリングデータの計量分析を行った。本年度で使用したデータは、JGSS,世界価値観調査(第2回、第4回)である。おおよその知見としては、現代日本でも宗教団体所属者や宗教的価値観の保持者は社会活動参加・集団所属の傾向があること、特に伝統仏教にも関連が見られること、欧米の宗教研究で支持されている「宗教ネットワーク効果」が日本においても見出される可能性があることなどが明らかになった。3)これまでに行ってきた宗教者・宗教施設の社会活動の研究を再検討し、上記1)の実証分析と。特に、宗教施設を通じての信者・檀家の社会活動への動員プロセス、宗教施設が社会活動を行う前提として不可欠な地域社会との関係性に焦点を当てながら、社会活動への参加を促す場としての宗教施設の役割を検討した。研究成果の公表としては、査読付論文(印刷中も含む)が4本(そのうち国際学会誌が1本、英語論文(共著)が1本)、査読無論文が1本、著書が1本(近刊)、合計6本の論文を公表した。学会発表は、国際学会が2回(そのうち1つは査読付)、国内学会が1回、合計3回の学会発表を行った(いずれも口頭発表)。そして以上の成果をまとめて、博士論文を提出し、無事受理された。

继去年之后，我们又进行了以下三项研究。 1）为了明确本研究的意义和方法论特征，我们将审视处于宗教与社会活动研究前沿的美国以往实证研究的理论和方法，并找出其局限性和方法论。考虑了这些问题。由于去年我们已经完成了论文的提取和内容的鸟瞰，所以今年我们进行了编码工作并总结了结果。 2）延续上年，对全国抽样数据进行了定量分析。今年使用的数据是JGSS世界价值观调查（第二次和第四次）。众所周知，即使在现代日本，宗教组织的成员和持有宗教价值观的人也倾向于参与社会活动并归属于团体，这与传统佛教之间的关系尤其明显。备受支持的“宗教网络效应”也可能在日本被发现。 3）重新考虑对宗教人士社会活动和宗教设施进行的研究，并进行上述1）的实证分析。特别是，我们将重点关注通过宗教设施动员信徒和舞者参与社会活动的过程，以及作为宗教设施开展社会活动的前提条件所必需的与当地社区的关系，并考虑宗教设施的作用。。发表的研究成果包括4篇同行评审论文（包括正在印刷的论文）（其中国际学术期刊1篇，英文论文1篇（合着）），非同行评审论文1篇， 1 是一本书（（即将出版），共发表六篇论文。总共有3次会议报告，其中2次在国际会议上（其中1次经过同行评审），1次在国内会议上（均为口头报告）。总结以上结果，我提交了博士论文，顺利被接受。

项目成果

期刊论文数量（0）

专著数量（0）

科研奖励数量（0）

会议论文数量（0）

专利数量（0）

Religion and Social Capital in Modern Japan from the Analysis of World Values Survey.

从世界价值观调查分析看现代日本的宗教和社会资本。

DOI：
发表时间：
2010
期刊：
影响因子：
0
作者：
米田京平;福井仁之;Terazawa Shigenori
通讯作者：
Terazawa Shigenori

Faith and Publicness in Contemporary Japan : from the analysis of JGSS-2000-2003

当代日本的信仰与公共性：来自JGSS-2000-2003的分析

DOI：
发表时间：
2011
期刊：
影响因子：
0
作者：
徳竹健太郎;渡辺多恵子;伊藤澄雄;篠原亮次;杉澤悠圭;澤田優子;石井享子;童連;田中笑子;安梅勅江;寺沢重法
通讯作者：
寺沢重法

宗教団体への所属と「地位橋渡し型ソーシャル・キャピタル-JGSS-2003の分析から」

属于宗教组织和“桥接社会资本的地位 - 来自 JGSS-2003 的分析”

DOI：
发表时间：
2010
期刊：
北海道大学大学院文学研究科研究論集
影响因子：
0
作者：
田中笑子;冨崎悦子;篠原亮次;杉澤悠圭;童連;平野真紀;恩田陽子;渡辺多恵子;望月由紀子;川島悠里;森田健太郎;Amarsanaa Gan-Yadam;徳竹健太郎;難波麻由美;矢藤優子;山川紀子;安梅勅江;寺沢重法
通讯作者：
寺沢重法

Is Religion Social Capital in Japan?

日本的宗教是社会资本吗？