水酸化カルシウムの変化と症例別における根管内での特性

氢氧化钙的变化及根管内的特征（按病例）

• 批准号: 13771140
• 负责人: 山下 右文
• 金额: $ 1.54万
• 依托单位: Showa University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
• 财政年份: 2001
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2001 至 2002
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-13771140/
• 关键词: 根貼薬剤; 水酸化カルシウム製剤; 溢出; pH; アルカリ性; 根尖部歯周組織; 水酸化カルシウム; 透過像; pH変化; 抜去歯; 感染根管; 貼薬剤; アンチンモン電極; 根管拡大

水酸化カルシウム製剤は、覆髄剤,生活断髄剤、根管充填剤,根未完成歯の治療に応用され,又根組織を形成,誘発する薬剤として高い評価を受けている。一般には精製水で練和するペーストが有望視され,臨床では約30年前より広く利用され根管貼薬剤として定着している。しかし有効性の確認はあるが、その薬理作用には未解決な部分もあり,使用法次第では水酸化カルシウムの特徴であるその高アルカリ性により周囲組織にも大きな影響を与える事も推測される。そこで今回の研究では実験動物としてイヌを使用し根管貼薬剤としての水酸化カルシウムペーストが根尖孔外に溢出してさいにどのような反応が根尖部歯槽骨内で生じるか、周囲組織にどのような影響を及ぼすかについて検討した。まずイヌの歯に人為的な感染根管の状態を作り,そこに貼薬剤として,水酸化カルシウムのペーストを根管内に貼薬した。その際,ペーストは意図的にアピカルシートを穿通,根尖へ溢出させ、ユージノールにて封鎖した。この貼薬を3本ずつ行い直後,4週後,8週後に分類した。2ヶ月後被験歯を摘出し,固定後H-E染色を行いプレパラート作製しその推移を観察した。根尖部においては4〜8週後においても,ペーストと接した部位に線維化した肉芽組織が多く確認され,確実に炎症は退縮傾向を示していた。今回は意図的に根尖に貼薬剤を溢出させたわけであるが、その部位においても,肉芽組織と癒痕化がみられ大きな炎症の波及には到っていない事が確認された。ただし一部において壊死した組織も確認された.以上の事より,水酸化カルシウムは非常に有効的である事が判明した。しかしその一方で,幾度にもわたる多量の根尖孔外へのペースト供給はその強アルカリによる為害性を考慮した場合溢出は最小限に留める必要があるといえる。

氢氧化钙制剂用作盖髓剂、切髓剂、根管充填剂、牙根不全的治疗剂，作为根组织形成剂和诱导剂而受到高度评价。一般来说，与纯净水混合的糊剂被认为是有前途的，并且已经在临床上广泛使用了大约30年，并已成为根管粘合剂。然而，尽管其有效性已得到证实，但其药理作用的某些方面仍未得到解决，并且根据其使用方式，氢氧化钙特有的高碱性可能会对周围组织产生显着影响。因此，在本研究中，我们以狗为实验动物，研究当用作根管补片的氢氧化钙糊剂溢出根尖孔外时，根尖牙槽骨内会发生什么样的反应，并对周围组织进行研究。它将产生的影响首先，在狗的牙齿上建立人工感染的根管，并将氢氧化钙糊剂涂在根管上。此时，糊剂故意渗透根尖片，溢出至根尖，并用丁香酚密封。施用了其中三个贴剂，并立即、4周后和8周后对它们进行分类。两个月后，将测试牙拔出、固定并用H-E染色，制备载玻片并观察其进展情况。即使在根尖4至8周后，在与糊剂接触的区域仍观察到许多纤维化肉芽组织，并且炎症确实显示出消退的趋势。在这种情况下，故意让补片溢出到根尖，但在该区域观察到肉芽组织和疤痕，并确认没有严重的炎症扩散。然而，在某些区域也观察到坏死组织。 由此可见，氢氧化钙非常有效。然而，另一方面，考虑到反复向根尖孔外侧供应大量糊剂可能引起强碱的有害影响，有必要将溢出保持在最低限度。